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325 天狗岳2
硫黄岳2
2004年11月6日(土) 八ヶ岳 管理人の記録
コースタイム 山頂駅→0:25→雨池峠→0:40→縞枯山→0:30→茶臼山→1:10→
麦草峠→0:50→丸山→0:15→高見石小屋→1:15→
中山峠→0:05→黒百合ヒュッテ
合計歩行時間 5:30  1泊2日の山
往路時刻 池袋7:14→新宿7:20 7:30→茅野9:52 10:00→
ピラタスロープウェイ10:52
復路時刻 美濃戸口(土休)7:02 9:29 10:20 11:19 13:09 14:47 16:37
4/17〜12/3運行 諏訪バス 0266-72-7455
名 山 甲信越百名山 日本二百名山 日本千名山
交通費 合計13,720円  池袋⇒茅野3,260円 特急2,100円
茅野⇒ピラタスロープウェイ1,200円 山麓駅〜山頂駅900円
美濃戸口⇒茅野900円 茅野⇒池袋3,260円 特急2,100円
ガイドブック なし



天気予報は長野が土日とも晴れだけマークなので、朝日岳に行く予定を中止にして、どこへ行こうか悩み始めた。
テントがくしゃくしゃのまま置いてあり、山の準備ができていなかったので北アルプス方面は消えた。
南アルプス方面は広河原行きバスの運行が終わっていてこれも消えた。
美ガ原へ行こうとバスの時刻表を見たがこれも11/3で終わっていた。
残るは冬でもバスが運行されている八ヶ岳だった。
赤岳は去年登ったし、蓼科は日帰りできる山だし、天狗岳でも久しぶりに歩いてみようか。
ロープウェイで上がってオーレン小屋は無理でも、黒百合ヒュッテまでは行けそうだ

4時に起床して納豆を食べて家を出た。
冬山装備の100Lザックが重い。
電車を乗り継ぎのんびり各駅停車で茅野駅に到着。
家を出るときは雲っていたが、長野に入ると予報通り晴れた。
2番乗り場から10時のピラタスロープウェイ行きバスに乗る。
紅葉のきれいな国道を通り終点下車。
乗り換え時間がわずかなのでダッシュする。
ロープウェイは歩けば2時間半もかかる道をわずか7分で登ってしまう。
駅を出ると冷たい秋風が吹き、「すごい荷物だね〜」と観光客の声援を受けながら坪庭を通って縞枯山荘へ向かう。
ピラタス横岳ロープウェイ 坪庭に入る
坪庭から縞枯山 坪庭から雨池山
う〜ん、なつかすぃ〜。
数年前に泊まったときには無かった風力発電のプロペラがクルクル回転している。
青空に雨池山が見えていい天気だ〜。
縞枯山荘への道 縞枯山荘
雨池峠から本格的な登山道になるので、ストックを出して軽く準備体操。
雨池峠 雨池山
樹林の中、岩のゴロゴロする急坂を登る。
縞枯現象の立ち枯れ目立つ縞枯山山頂で左に90度曲がる。
しばらく樹林の中を歩くと、正面に茶臼山と南八ヶ岳の山々が見え、左の展望台への道に入る。
縞枯現象 展望台
岩が折り重なるような場所に着くと、蓼科山などの展望がいい。
ここでカレーうどんを作るが、今回からkuroさんのマネをして、卵を入れることにした。
…う、うま〜い!
卵を持ってくるのは大正解だった。
カラは潰せばたいしたゴミにもならない。
なによりも足りない栄養が補えるのが嬉しい。
展望台からの縞枯山と北横岳 南八ヶ岳と茶臼山
縦走路に戻って、樹林の中を下って登ると茶臼山だ。
山頂は樹林に囲まれているが、右に展望台があるので行ってみる。
樹林を抜けると八ヶ岳の裾野がブワ〜っと広がり、北八ヶ岳随一の展望が広がっていた。
茶臼山展望台から
蓼科山、北横岳、縞枯山の縞枯現象
茶臼山展望台から南八ヶ岳
道は再び岩のゴロゴロする樹林の中の急な下りとなる。
すれ違う人には「重そうですね〜」「泊まりですか?」と何度も聞かれる。
僕はそのたんびに頭をカリカリしながら「ええ、テントなんで〜」と恥ずかしそうに答えた。
ロープウェイで来られる北八ヶ岳をこんな重装備で歩く奇特な人は少ない。

樹林を抜けると中小場という小さな見晴らしのいい丘に到着。
振り返ると茶臼山が大きい。
中小場からの茶臼山  中小場
大石峠で五辻からの道を合わせると木道を歩くようになり、茶水池を過ぎて国道の通る麦草峠に出る。
木道を歩く 茶水池
オートバイが爆音を響かせているので興ざめするが、麦草ヒュッテを過ぎ笹原の中に建つ東屋で休むとホッとする。
冬は雪原になっているが、無雪期の笹原もなかなか良い。
左に白駒池への道を分け、正面の山の樹林の中の道に突入する。
ここから丸山まで冬は雪に閉ざされ歩く人もいない。
麦草峠の麦草ヒュッテと茶臼山 左:白駒池 右:丸山
小ピークを越えると、緑の苔の絨毯が敷き詰められたような鬱蒼としたシラビソ林となる。
観光客がおいそれと立ち入れないような深い森の雰囲気だ。
苔むしたシラビソの森を歩く
道はやがてジグザグの急登となり、明るくなると丸山に着いた。
中山がなだらかな山容で見え、その向こうに少しだけ顔を覗かせているのは天狗岳だろうか?
前に渋ノ湯から入ったときは丸山〜麦草峠間の道が深い雪で進めず悔しがりながら引き返した思い出がある。

道を下って行くと、白駒池、渋ノ湯の分岐を過ぎて、高見石小屋に着く。
ベンチにザックを置いて大きな石の転がる高見石へ向かう。
丸山から見た中山 高見石小屋
高見石からは雨池が見えたが天狗岳は中山が邪魔で見えなかった。
あれだけ著名な山なのに、その姿はかなり近くまで行かないと見ることができないようだ。
高見石 高見石からの白駒池
高見石からの蓼科山、茶臼山 高見石からの中山
高見石小屋に戻ると、テント一人500円の看板を見つける。
前に来たときは無かったので、最近できるようになったのだろう。
テント派の僕にはありがたい。
中山への道は分かりにくく、間違えて白駒池のほうに下ってしまい慌てて戻る。
丸山のほうへ行くと指導標があった。
丸山から来ると右へ戻る感じだ。

道は樹林の中のゆるやかな登り。
前に来たときは雪道で歩きやすかったが、今は岩がゴロゴロしていて歩きにくい。
日が暮れかかっているので結構寒い。
休もうと岩の上に座ると、ヒヤッとして飛び跳ねた。
展望台に着けば中山は近いのだがそこになかなか着かない。
単調な樹林の中の登りで飽きてくる。
山頂駅から5時間以上歩いているので、ちょうど疲れが出てくる頃だ。
それに追い討ちをかけるようにお腹がグーっと鳴った。
僕はグミ2粒を食べてなんとかごまかす。

ようやく展望台に着くと太陽が目の高さにあり眩しい。
再び樹林の中に入って抜けると双耳峰の天狗岳がやっと見えた。
苦労して拝めた山はなんともありがい。
中山はいつの間にか通り過ぎていた。ま、いっか。
縞枯現象 左奥に蓼科山、縞枯現象
この先にもう一箇所天狗岳のビューポイントがあるのだが、そこに着く前に太陽は沈んでしまった。
なんだよ〜あともう少しがんばってくれればなあ…太陽さん…。
それでも天狗岳と硫黄岳のシルエットは大迫力。
天狗岳 日没
足元が暗くなり始めていたので明日またここに来ることを約束し、中山峠から木道を下った。
黒百合平に到着したのは17時を過ぎた頃だった。
体力はあったが暗くなってはもう歩けない。
黒百合ヒュッテの中はあたたかく羨ましい。
思わず小屋に泊まりたくなってしまう。
幕営料が1,000円と尾瀬より高くてびっくり。
これなら高見石小屋に幕営したほうが良かったかな。
高いのは環境保全のためだそうだ。
手頃な大きさの板の上にテントを張り、小屋脇の水場へ向かう。
小さな湧き水が水場で、蓋を開けて柄杓で水筒へ水を入れた。
月が明るくなり、辺りはもう真っ暗。
急いで寝床を作り、カレーうどんを食べて寝た。
あまりの寒さで夜中に目が覚めてトイレに行くと星がきれいだった。