337 生藤山4 2005年1月29日(土) 高尾・道志
中央線沿線
管理人の記録
コースタイム 石楯尾神社→1:00→佐野川峠→0:15→甘草水→0:20→
三国山→0:05→生藤山→0:30→連行峰→1:00→
山ノ神の祠→0:40→柏木野
合計歩行時間 3:50
往路時刻 池袋6:49→新宿6:54 6:58→高尾7:59 8:01→
上野原8:26 8:28→石楯尾神社8:48
復路時刻 柏木野(土)6:28 7:25 7:57 9:11 10:38 13:42 14:51 16:05
17:29 17:54 19:38 20:09
(休)7:29 8:34 10:27 11:53 13:51 15:38 16:23 17:50
19:16 20:10
西東京バス 042-596-1611
名 山 関東百名山 日本千名山
交通費 合計2,870円  池袋⇒上野原1,110円 上野原⇒石楯尾神社410円
柏木野⇒武蔵五日市570円 武蔵五日市⇒池袋780円
ガイドブック



中央沿線シリーズ、次は陣馬山の先の生藤山へ登ることにした。
生藤山から和田峠までは以前歩いたことがあるので、三国峠みちを下山路として使うことにした。
上野原から井戸行きバスに乗り石楯尾神社で下車する。
降りたのは僕だけだった。
集落の中の車道を歩いて行き、生藤山の指導標のところで左の林道へ入る。
道端にはみかんがいくつも転がっている。
上を見上げてみるが蜜柑の木は無い。
きっと猿がどこかからもぎ取って、ここで食い散らかしたに違いない。
社のあるところから登山道が始まるので、ここで4本爪アイゼンを付けた。
左折 登山道入口にある社
最初は薄氷が張る程度だったが、林道を横切る手前から雪が深くなってきた。
踏まれた雪は表面がツルツルで滑りやすい。
植林のなかをジグザグに登っていく。
尾根の上の明るい部分が近付いてくると佐野川峠に着いた。
ガイドブックには100m右に行ったところから陣馬山が見えると書いてあったが、どこまで行っても見えずに引き返した。
佐野川峠 ひっそりと佇む道祖神
雪道をゆるやかに登っていくと、甘草水分岐で2人のハイカーが食事の準備をしていた。
うまそうなラーメンの匂いが漂ってくる。
甘草水までほんの2,3分なので寄ってみる。
甘草水はチョロチョロだったが、冬でも凍らないのには驚いた。
甘草水分岐 甘草水
分岐に戻り、扇山のほうを見ると早くも鉛色の雲が接近し始めていた。
今日の予報は晴れのち曇りで、夜になって雨か雪が降るということである。
井戸へ下る道は踏み跡がなく、歩かれた形跡がない。
僕は三国峠みちはどうなのかと心配になってきた。
三国山手前には巻道があるのだが、その巻道も歩かれていなかった。
僕は雪に覆われた、三国山山頂のベンチでお弁当を食べる。
巻道分岐 三国山山頂
分厚い雲の下に扇山と権現山が見えた。
ここの上空は薄曇りだった。
やがてあの雲がここにやってくることは間違いない。
浅間峠へはしっかり踏まれた道があって安心した。
扇山と権現山 連行峰
去年、仲間のHgさんと三頭山から歩いたことを思い出す。
特に生藤山の登りがきつかったことは忘れられない。
あの時の苦しさに比べれば、今日はなんともない。
生藤山 茅丸
生藤山から痩せた尾根を少し歩き、急坂を下る。
再び急坂を登れば今日の最高峰の茅丸山頂だ。
倒木が狭い山頂をよりいっそう狭くして、荒れた雰囲気だ。
茅丸への道 茅丸山頂
茅丸から連行峰はこの辺でもっとも好きな場所だ。
なだらかな尾根と雑木林で気持がいい。
連行峰に着いて、ドキドキしながら、三国峠みちを少しだけ下ってみる。
先週ついたものと思われる僅かな踏み跡が確認できた。
「よ〜し、いっちょう行ってみるか」
雪の上に足を置くと、ズブリと沈むので、歩きにくい。
時々道を見失いながらも、尾根の上を歩けば迷わなかった。
柏木野から来たというハイカーとすれ違い、以後はその踏み跡を頼りに下っていく。
僕は緊張の糸が切れて安心した。
道は右に大きくそれたが、また左に曲がって元の尾根に戻った。
上り坂になり、いつの間にか踏み跡が消えると927mのピークに着いた。
そこには、指導標があり作業道通行止と書いてあり、その下には黄色いテープの上にマジックでゆばノ尾根と書いてあった。
歩く人がいるんだろうな。
連行峰山頂 ゆばノ尾根分岐
ここが万六ノ頭かと思ったが、後で違っていたことに気がつく。
左に曲がって、雪深い道を下っていく。
左から、巻道が合わさると、また踏み跡の上を歩くようになりホっと一安心。
しばらく下っていたが、カラマツ林の辺りから登り始める。
雪深い道を下る カラマツ林
おかしいなあ。なんで登るんだ?
分岐で間違えて、僕は左の巻道へ進んでしまう。
急斜面に付けられた巻道なので、滑ったらおしまいだ。
巻道が終わり、地図を出してみると万六ノ頭が過ぎていたことに気がつく。
「なんだよ〜、地図で確認しながら歩かなきゃだめだろ〜」
僕は先ほどの分岐まで戻ることにした。
ロスした時間はおよそ30分。
分岐から踏み跡のまったくない尾根を登って行く。
万六ノ頭は樹林に囲まれた山頂だったが、私製の看板があり嬉しくなる。
左:巻道 右:万六ノ頭へ 万六ノ頭山頂
下りは膝下まで埋まる深い雪の中を下っていく。
急坂なので一歩一歩慎重に下った。
もし転倒したら、転落死すると思った。
深い雪なので中々前に進まなかったが、巻道に合流して安心した。
植林の中をジグザグに下りだすと、大きな杉の木の横に祠があった。
昔からの峠道の証だ。
膝まで埋まる下り坂 大きな杉の木と祠
薄暗い植林の中を下って行くと雪がなくなり、僕はアイゼンをはずした。
小沢の脇に出て、僕は汚れた靴やストックをそこで洗った。
靴の中は、とけた雪でビショビショになっていた。
南秋川を渡り車道に出て右折すると柏木野バス停があった。
バスを待っていると、隣の女性に声を掛けられ、しばらく喋った。
春にはきれいな桜の花が咲きそうな木が待合所の屋根を突き抜けていた。
南秋川を渡る 柏木野バス停