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259 苗場山 2003年9月6日(土) 谷川・苗場 管理人の記録
コースタイム 小赤沢→0:30→登山道入口→1:00→三合目→0:40→
水場→1:10→和山入口→0:40→苗場山
合計歩行時間 4:00  1泊2日の山
往路時刻 池袋5:12→赤羽5:22 5:24→高崎6:54 7:09→
水上→8:10 8:21→越後湯沢8:56 9:30→
津南10:17 10:23→小赤沢12:21
復路時刻 元橋 7:01 9:26 10:16 11:16 12:41 13:56 15:51
17:01 18:51 19:31 南越後観光バス
名 山 日本百名山 甲信越百名山 日本千名山
交通費 合計8,440円  池袋⇒越後湯沢3,260円
越後湯沢⇒津南750円 津南⇒小赤沢600円
元橋⇒越後湯沢570円 越後湯沢⇒池袋3,260円
ガイドブック

各駅停車を乗り継いで越後湯沢へ。水上から越後湯沢の間は列車本数が少ないので乗り遅れたら大変だ。バス乗り場でバスを待っていると雨が降ってきた。

[上越線]                     [越後湯沢駅]
バスに乗った客は僕を含めて5人、運賃表が紙の古いバスだ。
人気の無い山の中を走ると清津峡入口というバス停に止まった。
ここでほとんど降りてしまった。ここには温泉があるようだ。
大きな街に入ると津南バス停に着いた。
和山温泉行きのバス停を探すが見当たらない。
道路の反対側に行ってみると、和山温泉の文字を見つける。
洋品店の前のベンチに座り、そばを作って食べる。
店の前なので、コソコソと食べた。

[バス乗り場]                  [津南バス停]
発車時刻が迫ると、どこからかおじいさんやおばあさんが集まってきた。
バスは病院でUターンして役場前を2回通って国道405号を走り始めた。
役場前で乗ったほうが運賃が安かったかもしれない。
国道とはいっても山道なのでどんどん道が細くなってくる。
小赤沢バス停では僕だけ下車した。付近は温泉地になっているので、旅館が何軒かある。
降り続いていた雨はやんでいたので、すぐに歩き出す。
小赤沢川を渡り、すぐに左折して車道を登っていく。

[小赤沢バス停]                [左折する]
上で工事をしているらしく、ミキサー車がうるさいが、一合目の標柱を見つける。
大ゼンの滝が近くにあるようなので行ってみることにした。

[一合目]                     [左:大ゼンの滝 右:三合目]
大ゼンの滝までの道は荒れ気味だったが、みごとな滝だった。
一合目に戻り何度かカーブしながら登っていくと、工事現場が出てきて、登山道入口の標識を見つける。藪っぽくて不安になるが、車道を歩きたくないので、この道に入ることにした。

[大ゼンの滝]                  [一合五勺の登山道入口]
意外と良く踏まれた道で、沢を二本渡ると、ブナ林となり、緩やかにジグザグ登っていく。

[沢を渡る]                    [カイデ沢]
山肌が近づくと三合目駐車場に出た。車は数台しか止まっていない。
午前中に降った雨が原因だろう。
駐車場の奥が登山口になっており、登山届もそこで出すようになっている。
さきほどの道よりだいぶ道が良くなる。

[三合目駐車場]                [恐竜の足?]
木の根っこを掴みながら登ると四合目で、右に下れば水場がある。

[わずかに展望がある]            [四合目]
ここから道が悪くなり、ぬかるみが多くなって歩きにくくなる。
ひどい場所は、木の輪切りが埋めてあるが、あっという間に泥だらけになってしまう。

[水場]                      [笹と石の道]
水場のあたりから右にトラバースするようになるが、急登が続き苦しい。
車で来た人とすれ違うがお尻まで泥だらけだ。
笹の背丈が低くなり、空が見えるようになると木道が現れる。
「やった〜もうすぐだぞ」
小屋には16時までに入るように言われていたが、もう15時半であと30分しかない。
間に合うだろうか?少し小走り進む。

[水場]                      [木道の始まり]
天気が悪かったが湿原と池塘が点在して、なかなか早く歩けない。

[和山入口分岐]                [池塘が点在する]
時々樹林の中に入りながら進むが山頂に着く気配がしない。
ほとんど平坦な道で、距離の感覚をつかむのが難しい。

[静かな木道]                  [池塘]

[草原が広がる]                [池塘]
苗場山頂ヒュッテが見えて山頂がもうすぐだということが分かった。
山頂はどこだ?と探すと遊仙閣へ着いてしまった。
遊仙閣の周りを回ると山頂を示す標柱が立っていた。
「え?ここが山頂?」小屋の裏が山頂でびっくりした。
とにかく16時まであと2分しかないので、記念写真を撮って遊仙閣へ飛び込む。

[赤倉山分岐]                 [苗場山々頂]
「すいませ〜ん」と言って入ると、小屋番さんが優しく迎えてくれた。
時間のことは特に気にしていなかった。
意外と小さな小屋で、い〜っぱい人がいたらやだなあと思ったが今日の客は僕以外に6人とのことで安心する。

[今夜の宿、遊仙閣]              [食堂]
布団を敷いたり、本を読んだりして暇を潰すと食事の時間となった。
シチューとご飯はおかわり自由なので両方とも3杯食べてしまった。
久しぶりの山小屋、久しぶりの夕食はうまかった。
「あ〜テントのラーメンには戻れないなあ」

[二階寝室]                   [夕食はシチュー]
食事が終わると小屋番の高波氏によるビデオ上映会が始まる。
今日は曇りでほとんど何も見えなかったので、嬉しい。
四季の花や景色について解説されたビデオだった。
上映会が終わると、高波氏が新潟の銘酒「いいちこ」を持って参上した。
酒盛りタイムが始まり、高波氏にお酒をご馳走になる。
僕はコップを持っていなかったので、コッフェルで飲むと「山らしくていいねえ〜」と高波氏。
笑いが起きる。
高波氏は月山と鳥海山に行ってきたばかりだそうで、その山の話を聞く。
道の管理や荷揚げ、苗場山頂ヒュッテから電気を引いているので、エンジン音がないという話も聞く。みんな酔ってくると、花の話が始まり楽しい。
苗場山頂ヒュッテから苦情がきそうなくらいみんな大声で笑う。
こんなに笑ったのも久しぶりだ。山小屋っていいなあ。
僕が「景鶴山に登りたいけど登れないんですよねえ」というと「5月に案内するグループがいるから一緒に来る?」と高波氏から誘いを受け、「よろしくお願いします」と答えた。
標高が2004mなのでぜひとも来年登りたい山だ。

[小屋番の高波氏からお酒をご馳走になる]
「みんなとこうやっておしゃべりするのが一番楽しい」という高波氏。
「遊仙閣へ行けばタダ酒が飲めるってネットでばらしちゃうぞ〜」というと
「困ったな〜」といいながらもなぜか嬉しそう。
そろそろ消灯の時間が迫り、記念写真を撮ることにした。
いつもは一人でテントの中だが、こういうアットホームな山小屋は実に楽しい。
高波氏と徹夜で喋りたい気持ちを抑えて、床に入った。

[みんなで記念写真:高波氏は一番左:本文を読んだ人は僕が分かるでしょ?]
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