250 瑞牆山3 2003年6月21日(土) 奥秩父 管理人の記録
コースタイム 瑞牆山荘→0:50→富士見平→0:25→天鳥川源頭→1:30→
瑞牆山→0:50→不動ノ滝→0:50→小川山林道→1:30→
黒森→1:30→塩川
合計歩行時間 7:25   7時間以上8時間未満の山
往路時刻 池袋5:10→代々木5:21 5:23→八王子6:15 6:34→
韮崎8:29 8:50→瑞牆山荘10:02
復路時刻 塩川(土休) 7:26 9:11 11:01 12:26 14:41 16:51 17:41
名 山 日本百名山 甲信越百名山 山梨百名山 日本千名山
交通費 合計8,080円  池袋⇒韮崎2,520円 韮崎⇒瑞牆山荘2,000円
塩川⇒韮崎1,040円 韮崎⇒池袋2,520円
ガイドブック

奥秩父で日帰りできる山は〜?と探すが意外と少ない。
梅雨の中休みで晴れの予報が出たので、瑞牆山へ行くことにした。
往復ではおもしろくないので、3回目の登頂は黒森へ抜けることにした。
韮崎駅を出て右に瑞牆山荘へ行く、マイクロバスが出ているのだ。
運転手さんが「瑞牆山荘へ行きますか?」と聞いてきたので
「はい」と答えてバスに乗り込んだ。
発車時間が近づくと、席はすべてうまった。
バスは太陽館やフラワーセンターに寄って、瑞牆山荘へと着く。
登山口はたくさんの人が出発の準備をしていた。車で来た人たちだろうか。
僕は準備体操もせずに歩き出す。

[バス乗り場]            [瑞牆山荘登山口]        [瑞牆山への道]
林道に出ると、僕は瑞牆山の展望台へ歩き出した。
普通の人は知らずにそのまま、登ってしまうので、穴場スポットだ。

[ウマノアシガタ]         [今日は天気がいい]       [林道を横切る]
やっぱり今日はいい天気なので、瑞牆山が大きく見える。
あれだけ人がいたのに誰も見に来ないのだからもったいない。

[瑞牆山]
僕は大満足で歩き出した。ヤマツツジを見て登っていくと、
尾根に乗りここから瑞牆山が樹林越しに見える。

[瑞牆山]              [ヤマツツジ]           [尾根に乗る]
富士見平では、テントを撤収している人がいて、のんびり眺めたくなる。
僕はここのテン場が一番好きで、東京から近いし、金峰山と瑞牆山に登れるし、瑞牆山荘から50分しかかからないというのが最大の魅力だ。
富士見平小屋にはレンゲツツジが咲き、明るい雰囲気になっていた。

[富士見平小屋]         [レンゲツツジ]           [シロバナノヘビイチゴ]
確か瑞牆山が見える場所があったはず…。と上を見ながら歩いていくと、あったあった。
大ヤスリ岩が見える瑞牆山を撮る。

[瑞牆山への道]         [瑞牆山]
ヤナギ坂で小川山への道を分ける。看板には小川山と書かれているので、いつか行きたいなあと思う。滑りやすい急坂を下ると、天鳥川源頭へ出る。
ベンチが置いてあり、休むのにちょうどいい場所だ。
二つに割れた桃太郎岩の下にはつっかえ棒がたくさん差してあった。
前はこんなのあったかなあ?

[ヤナギ坂]             [天鳥川源頭]           [桃太郎岩]
ここからかなり険しい道が始まる。
梯子やロープの場所が何箇所かあり、かなりの急登だ。
僕が最初に登ったときは、「もう二度とこない」と叫んだほどだ。
でも今回で3回目、今では楽しい山登りになってしまった。
家族連れを発見!子供達に負けられないぞ〜と思う。
お母さんがバテたみたいで道を譲ってもらう。

[瑞牆山への道]         [家族連れも登る]
道の脇には黄色い花のキバナノコマノツメがあちこちに咲いていて疲れを癒してくれる。

[瑞牆山への道]         [キバナノコマノツメ]
岩と倒木の間を登って行き、キバナノコマノツメの群落を発見して写真を撮っていると、「この花なんですか?」と下ってきた女性に聞かれる。「この花はキバナノコマノツメと言って、スミレの仲間なんですけど、スミレって名が付かないんですよ」
僕は得意げに説明したが、すべてHgさんの受け売りだった。
飛竜山で苦労したのが無駄にならなかったわけだ。
大ヤスリ岩が見えてくればあともう少し。
いつかあの大岩に登りたいなあ。

[瑞牆山への道]         [キバナノコマノツメ]       [大ヤスリ岩]
しかしここからがさらに険しい道になる。
ストックの先が取れてしまい、探すがどこにもない。あきらめて歩き出す。
岩をつかみながら登ると、黒森分岐で、「ふうもうすぐだな」

[瑞牆山への道]         [キバナノコマノツメの群落]
丸太のでっぱりにつかまりながら登ると、シャクナゲが咲いていた。
「ええ〜まだ咲いてるの?」とびっくりした。
「シャクナゲ咲いてますよ」と見ず知らずの人に教えたりして興奮した。

[丸太を登る]           [シャクナゲ]
むむむ…これで4週連続でシャクナゲだ〜。
黄色い梯子を登れば山頂だ。
ここまで1時間半で登ってしまったから、だいたいコースタイムの半分で登れたな。
山頂はかなりの大賑わいで、写真を撮っている人に記念写真をお願いした。

[シャクナゲ]                               [瑞牆山々頂]
人の少ない左側に行くと、金峰山がど〜んと見えた。
やった〜今日は天気いいぞ〜。
五丈岩まではっきり見える。

[金峰山]

[金峰山]              [瑞牆山々頂]           [小川山]
僕は稲荷寿司を食べて、大ヤスリ岩のほうへ行ってみると、かなりの人が占領していた。

[?1]                                   [大ヤスリ岩]
南側は切れ落ちているのにみんな怖くないのかなあ?
シャクナゲの咲く道を下っていくと、登りで追い越した人たちが続々と上がってきた。
がんばってね〜。
丸太は下りだとかなり怖い。
ロープだと左右に振られるので、でっぱりだけを頼りに慎重に下りた。

[山頂で休む人々]        [もうすぐ山頂だよ]        [下りは怖い]
黒森分岐では間違えて、黒森へ下ってしまった人がいたので、道を教えてあげた。
指導標を良く確認しましょう。
あわてんぼうさんはそのまま真っ直ぐに下ってしまうのかもしれない。
ほとんどの人が、往路を戻っていくが、僕は黒森へ向けて歩き出した。
すぐに分岐があり、左の赤テープには大ヤスリ岩と書いてある。
それだと戻ってしまうので、右に曲がる。
道が細く、あまり踏まれていない感じの道で、少しビビる。
僕は深呼吸して手袋をして覚悟を決めて下り始めた。
誰にも会わないだろうなあと思っていたら、な、なんと下から女性が上がってくる。
「ふえ〜すごいなあ」
「山頂までどれくらいですか?」
「ガンバレ10分って看板がありましたよ」
なぜかそれを聞いて、みんな大笑い。
「かなり荒れてるから気をつけてね」
やっぱり荒れてるのか〜。やめようかな。でもここまで来たんだし。
下れるとこまで下ってみよう。

[黒森分岐]            [右の道へ入る]          [女性3人組]
右や左に道が続き、岩や木につかまりながら下るので、手袋が大活躍。
ず〜っと森の中かな〜と思っていたら、展望台もあり楽しくなってくる。

[弁天岩]              [小川山]              [巨岩が多い]
巨岩の脇を通り、沢音が近づくと、歩きやすい道になる。
「左下山道、右危険」という指導標を発見。
右ってどっちから見て右だろうと一瞬迷ったが、右の道は沢に下っていて、左の道は山腹をからんで下っている。経験上沢の道は荒れていることが多く、左の道を選んだ。
「ししくい坂、頑張って」という看板を見つける。
「励まされてもしょうがないんだけどなあ」
その坂はほんとに頑張らないときつい急坂だった。
巨岩が二つ並んだ夫婦岩を過ぎると、沢を渡る。

[沢道は危険]           [ししくい坂は急]          [夫婦岩]
突然眼前に見たことのない風景が広がる。
どのようにしてできたのか、おもしろい形の滝だった。
僕はプールによくあるウォータースライダーを想像してしまったが、上から滑ったら死にそうだ。
僕はこの滝を発見できて、とても嬉しかった。
「なかなかいいコースじゃん」

[沢を渡る]             [不動ノ滝]
ここら辺は人があまり入らないせいか、自然がよく残されていて、好きになってしまった。

[不動ノ滝]             [ギンリョウソウ]          [きれいな沢]
また沢を渡るのだが、丸太が腐っていて、歩きにくい。

[沢を渡る]             [?2]
黄色い花が咲いていて「なんだ?」と思ったら、誰かがここに捨てたらしい。
ゆりの花だから誰かここで遭難したのだろうか?
沢を離れて、ぐるっと左に回り込み、道幅が広くなると、小川山林道に出た。
ここまで車で入ってキャンプする人もいる。

[沢沿いを歩く]          [小川山林道]           [アヤメ]
ちょっと単調な林道歩きなので、ザックの紐をきつくして、走り出した。
あっという間に黒森に着くと、瑞牆山がでかく見えた。
黒森の人たちは毎日瑞牆山を見て生活してるので羨ましい。
僕もここに住みたいなあ。
のどかな山村風景なので、塩川まで歩くことにした。
村営バスが乗って行きなよ〜と言わんばかりに、通過していく。
長い車道歩きに飽きた頃、トンネルをくぐると、みずがき湖が見えてきた。
やったーもう少しだ〜。
鹿鳴峡大橋を渡っていると、一台のワゴン車が目の前で止まる。
「お兄さんどこまで行くの?乗っけてくよ〜」
「塩川までだからすぐそこです」
「すぐそこか〜」
またしてもバッドタイミングで声をかけられてしまった。
塩川で声をかけてくれれば喜んで飛び乗ったが、今日の終点は塩川と決めてしまったので、歩くことにした。ダムの上を歩き、トンネルをくぐって、交番のあるT字路を右折すると、塩川バス停に着いた。「ふう〜疲れたなあ、バスは?」
僕はバスの時刻表を見て唖然とした、次のバスは1時間半後なのだ。
「ああ〜ちきしょう、さっきの車に乗っておけばよかった〜」
しかたなく自販機でイチゴミルクを買うと甘酒が出てきてしまった。
ちくしょ〜、自販機までバカにしやがって〜。

[黒森から見た瑞牆山]     [みずがき湖]            [塩川バス停]
僕は暇つぶしに近くのビジターセンターへ行った。
お土産屋、食堂、観光案内所、民族資料室があり、ベンチに腰を下ろす。

[ビジターセンター]
バスが来て乗ってみると、お客は僕だけだった。「赤字路線だな」
お客が珍しいのか、運転手さんが話しかけてくる。
「今日は暑かったですな〜」
「この道路の下には発泡スチロールが入ってて軽くなってるんだよ」
などと、豆知識を授けてくれた。

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