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川乗山4
2003年2月8日(土) 奥多摩 管理人の記録
コースタイム 東日原→2:30→一杯水避難小屋→1:20→蕎麦粒山→1:00→
日向沢ノ峰南峰→0:20→踊平→0:55→川乗山→1:30→
足毛岩経由百尋ノ滝→1:20→川乗橋
合計歩行時間 8:55   8時間以上9時間未満の山
往路時刻 池袋5:10→代々木5:21 5:23→立川6:03 6:39→
奥多摩7:46 8:30→東日原8:58
復路時刻 川乗橋(土)○6:41 ◎7:06 ○7:43 ◎8:08 9:11 10:21
11:46 13:41 15:01 16:28 17:33 19:06
○=土曜日のみ運行 ◎=休日のみ運行
西東京バス0428-83-2126
名 山 関東百名山 日本千名山
交通費 合計2,800円  池袋⇒奥多摩1,050円 奥多摩⇒東日原450円
川乗橋⇒奥多摩250円 奥多摩⇒池袋1,050円
ガイドブック なし



Hgさんと久しぶりに山へ行くことになった。今年は初めて会う。楽しみ〜。
7:46に奥多摩駅に到着、トイレに行き、2回目の朝飯を食べる。
8:23に電車が到着。改札の前のベンチに座っていると、亀足さんらしき人とお子さんが通り過ぎる。
「あれ?似てるなあ。でもお子さんは2人だったはず、他人の空似。
奇跡のような偶然はそう簡単に起きないさ。
東日原行きのバスが到着したので、「さあそろそろ行くか」と歩き出す。
並んでいると、「かずさん」と声がした。振り向くとHgさんだった。
僕は川乗橋で落ち合うのかと勘違いしていたらしく、Hgさんの車に乗った。
川乗橋バス停の手前に車を駐車して、バス停へ歩き出す。
Hgさんは靴擦れがするらしく、靴を脱いで、絆創膏を張る。
するとバスが来てしまって、Hgさんは少し慌てていた。
川乗橋から東日原へ向う人は珍しいらしく、車掌さんに「乗るの」と聞かれた。
座席に着くと、「かずさん」と声が聞こえた。な、な、なんと、前の座席に亀足さんが、あ〜びっくりした。
すごい偶然だ。
聞けば今日は一杯水避難小屋に泊まるとのこと、一杯水まで同じコースだったことにもびっくり。
そしてHgさんと亀足さんは初対面だった。このお二人が顔を合わせるなんて、すごい!
僕はちょっと感動してしまった。
東日原のバス停で記念写真を撮ることになった。亀足さんがカメラを構える。
ふと見回すとHgさんがいない。どこだ?と右を見るとバスの陰に隠れていた。
「Hgさん写らないの?」
Hgさんは「後ろ向きで撮ろう」言い出した。これにはみんな大爆笑してしまった。
ネット上で秘密にしておきたいそうだ。でも最後には記念写真だから前を向いてくれた。
僕もついでに貴重な写真を撮らせてもらった。
僕とHgさんは出発。「お先に〜」と声を掛ける。
亀足さんは「うちら亀足だからゆっくり行きま〜す」と言って見送ってくれた。
亀足隊のみなさん 記念写真:東日原 鷹ノ巣山北斜面
山道が始まるあたりで振返ると、鷹ノ巣山の斜面が白くなっていた。
50センチ以上は積もっているそうだ。
ところどころ凍っていて、歩きづらい、雪がないところもあるので、アイゼンを着けるわけにもいかない。
Hgさんは慣れていて、スルスルと登ってしまう。
僕は先週転んで痛い目にあっているので、慎重に登る。
雪と氷のミックス状態となったので、6本爪を着ける。
アイゼンを着ければ、水を得た魚状態だ。
どんどんペースをあげて、先に行ってもらっていたHgさんに追いつく。
ところが雪がなくなってしまって、歩きづらくなってしまった。
一杯水への道
滝入ノ峰を巻くところで休憩。あと半分くらいだ。
一杯水への道
左に雲取山や富士山が見えるようになる。
天祖山 一杯水への道 三ツドッケ
一杯水への道 蕎麦粒山 石尾根
しかし富士山は、樹木が邪魔して、なかなかカメラに収めることができない。
撮影ポイントを探すうちに一杯水避難小屋に着いてしまった。
Hgさんは富士山を撮りに酉谷山方面へ出かけた。
僕は慣れない氷の道で疲れたので、待つことにした。
一杯水避難小屋は休まず通過すると言っていたので、ラッキーだった。
今のうちにいっぱい休んでおく。
そろそろ出発しようかなと思うとHgさんはまだ帰ってきていなかった。
Hgさんが帰ってきて、うまく撮れました?と聞くと、12倍で撮った富士山を見せてくれた。
かなり鮮明ででかい。僕もHgさんのカメラが欲しくなってしまった。
Hgさんはスパッツを着ける。僕はいらないと思ってスパッツを持って来なかった。
僕も持ってくれば良かったかなあ。
一杯水は雪に埋もれて、水が出ていなかった。「亀足さん達は水どうすんですかね?」
「雪を溶かすんだよ」
ゴミが入っていそうで、僕は飲みたくなかった。でもHgさんによれば、掘って溶かせばきれいだそうだ。
一杯水避難小屋 一杯水 蕎麦粒山への道
左側に伊豆ガ岳が見えるようになると、遠くの山が見える。
「あれは那須岳だね」
「じゃああれは妙高かな?」
「いや武尊山でしょう」
「ああ独立峰だからね」
「あれが谷川じゃないかなあ」
「えー谷川まで見えるんですか?」
「違ったかな?」
と山座同定を楽しむ。まさか奥多摩で谷川が見えるとは思わなかったので少し興奮した。
伊豆ガ岳 仙元峠のピーク 蕎麦粒山への道
鹿の糞が大量に出てくるようになる。
鹿も平らなところのほうが用をたしやすいみたいだ。
キーッと鹿の声がして前を鹿が横切る。
もう来ないだろうと思うと、次から次に鹿が出てくる。
僕もHgさんもカメラを構えるが、木が邪魔してうまく写せなかった。
Hgさんでもあれだけの鹿の大群を見るのは初めてだという。20頭はいただろうか。
急坂を登ると蕎麦粒山々頂に着いた。川乗山方面の眺めが良く、棒ノ折山まで見えた。
予想通り富士山は木に遮られて、見えなかった。
巻道分岐 日向沢ノ峰 曲ガ谷北峰と川乗山
ここで軽い食事をして出発しようとすると、ハイカーが一人上がってきた。
Hgさんがどちらから?と聞くと、東日原から来たそうだ。我々と同じコース。
僕は(たぶんHgさんも)この速さに追いつける者はいないだろうと思って歩いていたので、びっくりた。
Hgさんは早いですねと言っていたので、やっぱりHgさんもびっくりしていたと思う。
蕎麦粒山山頂 曲ガ谷北峰と川乗山
雪のない急斜面を下る。
僕はアイゼンを着けているので歩きづらい。
どんどんHgさんが小さくなる。
登りになると、雪が深くなり足が重くなる。
Hgさんによると、長沢背稜で一番積雪があるところだそうだ。
僕の写真のためにHgさんは無理して踏み跡のないところを歩いてくれる。
かなり大変そうだ。Hgさんの膝上まで雪に埋まる。さすがのHgさんもきつそうだった。
急坂を下る 防火帯の道 雪が深くなる
深雪に苦戦 防火帯の道
棒ノ折山の分岐から登ると、日向沢ノ峰南峰に着いた。蕎麦粒山や川乗山が良く見える。
雲取山 富士山 日向沢ノ峰南峰山頂
踊平、横ガ谷平を過ぎると最後の難関にさしかかる。
蕎麦粒山 踊平への道
三ツドッケと蕎麦粒山 曲ガ谷北峰と川乗山
踊平 横ガ谷平 丸山
曲ガ谷北峰への道
僕は雪道でかなり体力を消耗していたので、Hgさんに先に行ってもらう。
「くそー体力落ちたかなー?」と思いながら頑張ると、後ろに日向沢ノ峰や蕎麦粒山が見えた。
曲ガ谷北峰への道 三ツドッケ、蕎麦粒山
Hgさんの掲示板で良く見かける川乗山の撮影ポイント確認!ちょっと嬉しい。
武甲山、有間山 曲ガ谷北峰山頂 川乗山
川乗山山頂は混んでるかな?と思ったが、3組しかいなかった。
三ツドッケと蕎麦粒山 川乗山の肩 川乗山山頂
Hgさんが富士山見えるよと言うので、見てみるがわからない。
注意して目を凝らすと、うっすらと見えた。あともう少しで完全に見えなくなりそうだった。
高所恐怖症の僕にはちょっと怖い足毛岩への急坂を下る。
道がなだらかになって歩きやすくなると、「足毛岩で待ってる」と言ってHgさんはあっという間に見えなくなった。よーし追いついてやると思って僕もテンポ良く駆け下りる。
足毛岩の肩でちょうどHgさんが足毛岩から戻ってきた。
足毛岩は樹木に覆われていて展望がないそうだ。
Hgさんは花が咲いているか確認しに行ったらしいがまだだったようだ。
右に曲がってトラバース道を下る。
雲取山、天祖山、芋ノ木ドッケ 足毛岩への道 足毛岩の肩
沢のところでHgさんが「10分遊んでくるから待ってて」と言って沢を登って行ってしまった。
僕はさっきのダッシュで疲れたので、休むことにした。
「かずさん」と呼ばれたので行って見ると、Hgさんが沢を下ってきていた。
僕も行こうとしたが、アイゼンが岩の上で滑って、行けなかった。
百尋ノ滝への道 沢を渡る
Hgさんによると沢の奥に凍結したみごとな滝があるそうだ。
僕は行けなかったので、後日HPで見せてもらうことにした。
川乗山からの道と合流すると岩の上を歩くところがあるので、アイゼンをはずすことにした。
岩と氷と階段があり歩くのが難しかった。Hgさんは浮石を安全な場所に移しながら歩く。
下が登山道になっていて危ないそうだ。
奥に凍結した滝がある 川乗山からの道と合流 階段を下りる
百尋ノ滝は半分凍結していた。最近は完全に凍結しないらしい。温暖化のせいだろう。
Hgさんが写真を撮る間、4本爪のアイゼンを着ける。
奥多摩はこれが一番歩きやすいみたいだ。
百尋ノ滝の滝壷は雪がたくさん積もったようになっていた。
水しぶきが凍って、雪のように降り積もったのだろう。
滝壷が凍結しているので、普段は行けないところに行ってみた。
滝の近くまで行けたので、迫力があってきれいな写真が撮れた。
急斜面を下る 橋を何回も渡る 渓谷美
雪があったりなかったりの道を歩いて細倉橋へ出た。アイゼンを外して歩き始める。
小沢が凍っていた 細倉橋への道 細倉橋
疲れているせいか、林道が長く感じられた。
川乗橋バス停
3月にまた行きましょうと約束して奥多摩駅でHgさんと別れた。