ページ 1 第一日 2 七ツ石山の花
258 七ツ石山3
鷹ノ巣山4
2003年8月30日(土) 奥多摩 管理人の記録
コースタイム 奥→2:00→鷹ノ巣避難小屋→1:40→千本ツツジ→0:30→
七ツ石山→1:20→鷹ノ巣避難小屋→0:35→鷹ノ巣山→0:25→
巻道分岐→0:35→鷹ノ巣避難小屋→1:40→奥
合計歩行時間 8:45
往路時刻
復路時刻
名 山 日本千名山
交通費 合計1,200円  高井戸⇒八王子600円 八王子⇒高井戸600円
ガイドブック なし

最近遠征が続いているので、中休みをすることにした。
久しぶりに奥多摩へ。そしてHgさんと一緒だ。
車で峰谷バス停を過ぎて、林道を登って行くと奥集落を見渡せる登山口に着いた。
空はどんより低い雲が立ち込めている。
Hgさんによると、マルバダケブキが満開というので、気を取り直して歩き始める。

[奥集落]                    [登山口]
シューシュー音がする木があり、Hgさんに尋ねると、
「ネットの掲示板で良く話題になる奴だよ」と教えてくれた。
「ああ〜これがそうなのか」
僕はハイカーさんの掲示板で以前話題になっていたことを思い出した。
指導標に従い右折すると、浅間神社がありここから浅間尾根が始まる。
前に下ったことがあるが、登るのは初めてである。
気持ちのいい林の中を登っていくと、水場がありHgさんは何かを探し始める。
「あったあった」と言うので、僕も見てみると小さな珍しい花が咲いていた。
ここだけは鹿に食われずに残っているそうだ。
でも遠くて小さいので、カメラに収めることはできなかった。
少し登ると鷹ノ巣避難小屋に到着。休憩することにする。
マルバダケブキが咲いていて、華やかな雰囲気だ。

[鷹ノ巣避難小屋へ登る]           [鷹ノ巣避難小屋]
ここから石尾根縦走路を分かれ、草深い道に入って行く。
草深いといっても、マルバダケブキが咲いていて、楽しみながら歩ける。

[マルバダケブキ]               [日陰名栗峰への道]
日陰名栗峰手前の峰はけっこう急で、ゼイゼイ言いながら登る。
Hgさんは息も乱さず、快調なペースで登る。僕はスロースターター内蔵なのだ。
苦しい登りだがマルバダケブキは群落を作っている。
僕もHgさんもシャッターを切る。
日陰名栗峰は以前木彫りの山名標があったそうだが、今はなくなっている。
境界標がありかろうじて山頂と分かる。

[日陰名栗峰の登り]              [日陰名栗峰山頂]
一旦下って、縦走路が近づくとまた登りになる。
展望の良さそうな場所を通過するが、この天気では何も見えない。
「晴れてくれればマルバダケブキが映えるのになあ」と僕とHgさんは地団駄を踏んだ。
ほんとに悔しい。
高丸山も山名標がなく、Hgさんがいなければ知らずに通り過ぎてしまいそうだった。
高丸山を下ると、また縦走路が近づいてきて、千本ツツジの登りになる。

[高丸山々頂]                 [石尾根縦走路分岐]
蕨の新芽が出ていて、摘み取りながら登ると、Hgさんがコウリンカを発見する。
鹿に食われて石尾根で絶滅したはずの花が復活していたのである。
「すごいね〜」と感心していると、周りはコウリンカの群生地となっていた。
僕とHgさんは興奮しながら写真を撮った。
ウメバチソウもいくつか見つけ、大自然の力強さをまざまざと見せつけられた。
「ああ〜これで天気が良かったらなあ」とますます二人で悔しがった。
千本ツツジは春にツツジの名所として有名だが、今は咲いていない。
ここも山名標がなく、本当に千本ツツジなのか不安になる。

[コウリンカの咲く道]             [千本ツツジ山頂]
ここからはマルバダケブキを掻き分けるように進む。
しかし縦走路に合流して、林の中に入ると、マルバダケブキはなくなってしまった。
この花は日当たりの良い場所に生えるようだ。

[七ツ石山への道]
七ツ石山に着くが、雲取山は見えない。しかし、マルバダケブキが群生していた。
雲取山にはもっと咲いているそうだ。いつか行ってみたい。
ここでお昼を食べて、霧が晴れるのを待つことにした。
僕らは霧が晴れた一瞬を狙って、写真を撮った。

[斧手石]                    [七ツ石山々頂]
鷹ノ巣山へ下ろうとすると、Hgさんがリョウブの花を見つける。
今の時期に咲いているのは珍しいそうだ。僕はリョウブの花を始めて見た。
先ほど下ってきた道に入らず、縦走路を歩いていく。
林を抜けて、左の薄い踏み跡を登っていくと千本ツツジに着いた。
「こんなに近かったのか」と驚いた。展望が良さそうだし、
今度石尾根に来たときはここに寄らないとだめだなあと思った。

[左:千本ツツジ、右:縦走路]        [左:千本ツツジ、右:縦走路]
またまたマルバダケブキを掻き分けるように進み、
縦走路が近づくと、右に折れてそれに入った。
縦走路は尾根道に比べると面白味に欠けたが、鷹ノ巣山へは早そうだ。
避難小屋を過ぎると鷹ノ巣山の急登が始まる。
二人の女性とすれ違い、ハアハア言いながら登ると、鷹ノ巣山に着いた。
一面霧で何も見えない。
いつもはハイカー達の笑い声や話し声が絶えない山頂なのだが誰もいない。
鷹ノ巣山がこんなに静かなのは珍しい。Hgさんにとっても珍しいことだそうだ。

[千本ツツジ付近]               [鷹ノ巣山々頂]
水根山のほうへ下ると、再びコウリンカをいくつか見つけた。
巻道の分岐で右に曲がり、Uターンするように、巻道を鷹ノ巣避難小屋へ向かう。

[水根山方面へ下る]             [鷹ノ巣避難小屋への道]
避難小屋で休むと、Hgさんが「先に行っていいよ」というので、
「よーし今日は下まで追いつかれないように行くぞ〜」と思いながら走った。
割りとなだらかな道で走りやすい。鷹ノ巣山の登りですれ違った女性を抜かしてしまう。
植林地帯は急坂なので、ペースを落とす。ここで転んだら何にもならない。
「まあこれだけ走ったら、いくらHgさんでも追いつけないだろう」
僕はゆっくりと足の疲れをほぐしながら歩いた。
ところが浅間神社でHgさんの足音が後ろでする。
「ま、まさか!?もう来たのか?」
僕はあわてて、走り出す。後ろを振り返るとHgさんの姿が見えた。
指導標のところを左折すると、前に他のハイカーが歩いている。
「Hgさんが来るわけないし誰だ?」と思ったら「速いねえ」とHgさんが振り向いた。
Hgさんは秘密の近道を使い、いつの間にか僕を抜かしていたのだ!
今日こそ勝てると思ったのにまた負けてしまった。
Hgさんはなかなか僕に追いつかないので今日は下に着くまで、
追いつけないと思っていたそうだ。
二人ともまだまだ歩き足りないということが分かった。

[奥集落が見えてくる]             [登山口の指導標]
峰谷橋付近で車を止めるとアオコが大発生していた。
緑の絵の具をたらしたような模様ができていて気持ち悪かった。

[奥多摩湖はアオコ大発生]

家に帰りタイムを計算すると、鷹ノ巣避難小屋から奥まで30分で下っていた。
七ツ石山の花

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