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226 雲取山3 2003年3月21日(金) 奥多摩 管理人の記録
コースタイム お祭→2:30→青岩谷出合→0:30→三条ノ湯→2:00→
三条ダルミ→0:30→雲取山→0:20→雲取山荘
合計歩行時間 5:50   1泊2日の山
往路時刻 池袋5:10→代々木5:21 5:23→立川6:03 6:39→
奥多摩7:46 8:30→お祭9:10
復路時刻 鴨沢(土休) 9:58 10:48 11:42 14:10 14:38 
15:20休日運行 17:08 以下略 西東京バス
名 山 日本百名山 関東百名山 日本千名山
交通費 合計3,450円  池袋⇒奥多摩1,050円 奥多摩⇒お祭740円
鴨沢⇒奥多摩610円 奥多摩⇒池袋1,050円
ガイドブック なし


奥多摩駅の丹波行きバス乗場で、バスを待っていると、車が一台通過していく。
車内でHgさんが手を振っていた。今日は笠取に行くそうだ。
話をしていると、「かずさ〜ん」という聞きなれた声。ハイカーさんだった。
ハイカーさんは一杯水避難小屋に泊まり、明日川苔山から鳩ノ巣へ出るそうだ。
そろそろ出発で、ハイカーさんと別れ、Hgさんの友人の方に「はじめまして」とあいさつする。
車に乗り込むと、HgさんのHPで良く見かけていたudoさんだった。
3人ものネットの人と出会えたのはすごい偶然だ。嬉しく、そして驚いた。
お祭のバス停付近で降ろしてもらい、Hgさんから「来週大菩薩どう?」と山の誘いを受けた。
udoさんは僕のザックを背負い、「重くないね、でもこんなの何年も持ってないよ」と苦笑い。
お礼を述べて、別れる。丹波方面に歩くと後山林道の入口があり歩いていく。

[ハイカーさん]           [お祭バス停]            [後山林道入口]
今日はいい天気だが、林道歩きなので、早く山に登りたい気持ちを抑えながら歩く。
都心では桜の開花予想が発表されているが、所々雪があり、日陰ではアイスバーンとなっていた。

[奥後山]              [後山林道起点]          [後山川を渡る]
林道は後山川に沿ってグネグネ曲がりながら付けられている。
車は早いだろうが歩くとなると、かなり長くなりそうだ。
林道歩きに飽きた頃、一台の車が横で止まる。窓がスーっと開いて、女性が顔を出してきた。
「乗っていきませんか?」 うっ乗りたい。でもこの林道を歩いてみたい。
まだ元気があったので、すぐに結論を出した。「いいえ、大丈夫です。ありがとうございます」
車はスピードを上げて、見えなくなってしまった。
やっぱり乗せてもらえば良かったかな?と少し後悔したが、駐車場が見えてきて、歩いて良かったと思った。駐車場は満杯で、大阪や京都など、遠地からの車が多い。

[塩沢橋]              [三条ノ湯方面]          [後山林道駐車場]
林道あるきが長かったが、早く山に登りたいという気持ちが高まり、指揮は最高だった。
後山林道終点は雪に埋まっていたので、アイゼンを付けることにした。
ついでに、ラーメンも食べることにして、お湯を沸かしている間にアイゼンを付ける。
一人の男性が話し掛けてきて、「雲取山は雪ありますか」「ええまだけっこうあるみたいですよ」
5月に来る時の下見で今日来たそうだ。

[三ツ山]              [後山林道終点]
身支度を整え歩き始める。青岩谷橋を渡ると、南斜面で、あまり雪は無かった。
カツラなどの原生林が広がり、なかなか雰囲気のいい道だ。春の日差しがここちよい。
秋には紅葉がきれいだろうなと想像した。

[青岩谷橋]             [三条ノ湯への道]        [カツラなどの原生林]
雪があったりなかったりで、雰囲気が川苔谷に似ているが、こっちのほうが明るく開放的だ。
青空にカメラを向けて撮ったりして、気持ち良く歩く。

[三条ノ湯への道]
樹木には樹名板が付いているので、樹木の名前を一つ一つ確認しながら歩く。
すると、谷の一段高いところに三条ノ湯が見えて来た。秘湯中の秘湯という雰囲気が漂い、山の中に突然出てきた要塞に唖然とする。
河原には、学生のだろうか、大きなテントが張られていた。三条ノ湯はテントでなく宿に泊まりたいなあと思った。
橋を渡って、飛竜山分岐に着くと、三条ノ湯は崖にへばりついているように見えた。
よくこんなところに温泉作ったなあと関心した。

[三条ノ湯テン場]         [三条ノ湯]
三条ノ湯の正面は檜原村の民家を思わせる造りで、温泉を沸かすための薪が山のように積んである。こんな宿で一宿して、朝食で生卵を食べたあと、雲取山へ出かけるのもいいなあと思う。
三条沢へ一旦下り水無尾根へ取り付くと鎖が出てきて、ビビるが転落防止用のようだ。

[三条ノ湯]             [三条沢を渡る]          [鎖がある]
水無尾根を乗り越すと青岩鍾乳洞分岐で、南斜面になり雪はほとんどない道を上がる。
ゆっくり歩くテント山行と思われる一団を抜かす。
雲取山の姿が見えないので、かなり長い道だということを実感。

[青岩鍾乳洞分岐]        [テントの一団]           [笹を撮ってみた]
小さな尾根を何回か越すと、展望のいい場所に出た。
そこには、林道で、声を掛けてくれた人たちが休んでいた。向こうも気がついて「早いわねー」
「やっと追いついた」
彼らは今日雲取山に登り、三条ノ湯に泊まるそうだ。
もうだいぶ来たろうと思い地図を広げると、まだ半分しか来ていなかった。
今日は厳しそうだ。

[三条ダルミへの道]        [中間地点]            [三ツ山]
ここは水無尾根で一番展望のいい場所で、飛竜山、三ツ山、小雲取山が確認できた。
目指す雲取山は残念ながら樹木の中だった。

[飛竜山]               [小雲取山]            [三ツ山]
登ったり下りたり、なかなか三条ダルミに着く気配がしない。樹木の間から雲取山が見えて感激するが、そこまではまだまだ歩かなければいけないようだった。
南側から見た雲取山は左が三条ダルミへ落ちて、右に石尾根がスーっと伸びているおもしろいものだった。

[三条ダルミへの道]       [雲取山]               [三条ダルミへの道]
山頂から戻ってくる登山者に会って、山頂の様子を聞くと、それなりに展望は良さそう。
僕は少しスピードを上げた。

[三条ダルミへの道]        [ヨモギ尾根]           [三条ダルミへの道]
後ろに大菩薩嶺が見えて、雲取山が間近になると、やっと三条ダルミ。
途中で抜かした人たちを迎え入れると「山頂まであと何分や」「あと20分ですよがんばりましょう」
「お兄さんはそれで上がるかもわからんけど、わしらはどうかな」
僕はコースタイムを信じて登り始める。

[雲取山]              [三条ダルミ]            [大菩薩嶺]
すぐに左に雲取山荘への巻道を分けるが雪に埋もれ通行止めになっていた。
もう雲取山に登るしか道はない。しかしかなりの急斜面ですぐに息が切れる。
足場がすぐに崩れて、体力を消耗する。シリセードで下る人に、足場を全部崩されて、立往生してしまった。しかたなくキックステップで足場を作りながら登る。
「ハアハア…なんでこんなに苦しいんだ?」後ろを振り向くと飛竜山が見えた。
下る人は「右に曲がったらすぐ着きますよ」という。
ところがその右に曲がる場所がなかなか見えてこない。

[急斜面]              [飛竜山]
やっと右に曲がると前の人が「山頂見えたぞー」という。
気持ちが楽になったが、信じられなかった。
僕にも山頂が見えたが、なかなか近づかない。

[急斜面]                                   [三ツドッケ方面]
やっと山頂に着くと、とりあえず三ツドッケを探す。ハイカーさんいないかな?
見えるわけがなかった。たぶんお酒飲んでるだろうと勝手に想像した。
Hgさんとudoさんの笠取山は飛竜山の向こうだった。

[展望]



[雲取山頂]                                 [飛竜山]
苦労して登っただけに、山頂からの展望は素晴らしいものに思えた。

[奥秩父]              [国師ガ岳、唐松尾山、甲武信ガ岳][雲取山頂]
前に和名倉山に登ったことがあったが、雲取山から確認したことがないので、探してみると、以外に近くにあった。
雲取山荘への道は北斜面で雪が深く、4本爪では心許無かった。
慎重に下ると雲取山荘が見えて来た。小雲取山と三条ダルミへの道は深い雪に埋もれていて、びっくりした。山荘もかなりの雪をかぶっている。

[和名倉山]             [小雲取山巻道]         [雲取山荘]
山荘でテントの手続きをして水はどうするのか尋ねたら、親切に水筒に水を入れてくれて、靴を脱がなくてすんだ。テーブルが椅子になるほど雪が積もっていて、悪いと思いながらもテーブルに腰掛けて、ラーメンを食べた。

[雲取山荘]             [昼飯の用意]           [かなりの雪だ]
去年来た時より雪が積もっているので、テントを張る場所には苦労した。
山荘でスコップを貸し出していたが、デコボコになりそうなので、テントの中に入りお尻で平にすると、快適な空間が作れた。

[テント場]
眠いのでウトウトしてると、夕日が終わっていた。僕はあきらめてまた眠ってしまった。

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