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300 御前山5 2004年4月25日(日) 奥多摩 管理人の記録
コースタイム 奥多摩湖→2:10→水窪山→0:05→小河内峠→0:50→
惣岳山→0:20→御前山→1:40→境橋→0:40→奥多摩
合計歩行時間 5:45
往路時刻 池袋5:10→代々木5:21 5:23→立川6:03 6:39→
奥多摩7:46 8:30→奥多摩湖8:45
復路時刻 奥多摩(土休)13:25 13:49 14:17 14:39 15:06 ※15:26 15:36
16:03 ※16:23 16:29 ※16:53 17:15 17:39 18:04 18:33
18:55 19:25 以下略 ※=ホリデー快速
名 山 関東百名山 日本千名山
交通費 合計2,440円  池袋⇒奥多摩1,050円 奥多摩⇒奥多摩湖340円
奥多摩⇒池袋1,050円
ガイドブック なし

reiさんと御前山のカタクリ見に行こう!と約束してたらHgさんからお誘いを受けて、僕を含めて7人(Hgさん、TAKASKEさん、reiさん、三千子さん、MACKEYさん、moguさん)の大人数での山行となった。
男女7人夏物語だね…。今は春か…。
奥多摩に8時半までに着けばいいんだから、5時半に起きれば余裕で着くな。
丸洗いして湿った布団を庭に干して家を出る。
ちょっと油断しすぎて家を出るのが遅くなってしまった。
立川発7:05の電車にギリギリで乗ることが出来た。
車内はハイカー達で満員だった。
奥多摩駅で降りるとすごい人波で、精算してたらかなり時間がかかってしまった。
改札を抜けてバス乗り場に行くと、みんなが笑顔で迎えてくれた。
よ〜し楽しくなりそうだぞ!
ところが一人足りない。moguさんが遅れて到着。大事なものをなくしたらしい。
大丈夫かな〜?と心配しながら奥多摩湖行き臨時バスでしゅっぱ〜つ!
臨時バスに乗るのは初めてだな。バスの中で会話を楽しみながら奥多摩湖に到着。
奥多摩駅でトイレに行けなかった僕はトイレを見つけると急いでトイレへ駆け込んだ。
帰ってくるとみんなはストレッチをしていたので、僕も一応しておく。
今日はいい天気で久々にのんびり楽しく歩けそうだ。
隊長のHgさんを先頭に、僕は殿(シンガリ)役で歩く。
のんびりダムサイトを歩くと、さっそく第一の花を発見する。
おお〜いきなり花が咲いてるよ〜これは期待できそうだ。
門を開けて湖岸周遊道路へ入る。
ここを通るのは今回で3回目だが湖岸の新緑が美しく気持がいい。
奥多摩湖はきれいなブルーで、夏に発生していたアオコは無くなったみたい。

[門を開けて入る]         [湖岸周遊道路]          [奥多摩湖]
いよいよ山道が始まる場所には以前材木がたくさん置いてあって歩きにくかったが撤去されたようだ。橋を渡ってすぐに直登コースが始まる。
巻道を使って登ったことがあるが直登コースは初めてなので楽しみ〜。
きついのかな〜?

[ここから山道]           [元気に登り出す]        [直登コースは初めてだ]
最初は沢沿いを歩き、沢から離れるといよいよ急登が始まる。
ジグザグに登って行くが、わりときつい。
前方から「よいしょ、よいしょ…」という掛け声が聞こえてくる。
僕はまだ若者のつもりなのでこの掛け声だけは出さないぞ!
と誓うがついついつられて「よいしょ」と言ってしまい、それをTAKASKEさんに発見される。
なんだか力が抜けるよ〜。
苦戦しながらもようやく尾根の上に出てホッと一息。

[沢沿いを歩く]           [よいしょ、よいしょ…]      [尾根の防火帯に出る]
丸太の上で5分ほど休憩してさあ出発。
と思いきやHgさんがフデリンドウを見つけて地面に寝そべる。
青くて小さなかわいい花だ。

[こちら元気組]           [こちらはお疲れ組]     [Hgさんは花の撮影中!]
ここからはええ〜?っていうほどの急登が始まる。
前にHgさんと来たときは直登してしまったが、今回は巻道を使って楽々登る。
moguさんと三千子さんがなかなか来ないので行ってみる。
「スミレが咲いてるよ〜」と言われて近づくと初めて見るスミレが咲いていた。
寄り道したかいがあったってもんだ。

[急斜面を登っていく]
小河内峠へ行く道を進むので、「あれ?水窪山には登らないのかな?」
と思ったら藪の中へ突入しやっぱり水窪山を目指す。
「さあ藪漕ぎだぞ〜」と思ったらすぐに終わってしまった。
ここからは巻道も無いので直登がきつい。ひたすら上を目指して登る。

[ちょっとだけ藪漕ぎ]       [だいぶ上が見えてきた]     [がんばれ〜!]
そしてついに水窪山に到着〜!明るい尾根が御前山へと続いていた。
うわあ新緑の尾根もいいなあ!
急登から開放された他のメンバー達も気持ち良さそうに尾根を歩く。

[水窪山に到着]          [新緑の尾根を歩く]
小河内峠に着いて、石尾根を眺める。
雲取山はあれかな〜?と適当なことを言ったが、Hgさんに聞くと雲取山はもっと左の奥なのだそうだ。今日は展望も良くて山座同定が楽しい。
急坂を登り、平坦な場所で2回目の休憩をする。
「ふう〜疲れた〜」
「かずさんこれ飲んでみて」
「俺が毒味するの?」
三千子さん手作りのハチミツレモンだった。
「すっぱくてうまいね」
「え〜すっぱい?甘いはずなんだけど…」
レモンを食べて疲れが取れた気がする。
残りの汁を全部いただいて、水筒に入れるとレモンウォーターの完成だ。

[小河内峠]             [石尾根]              [レモンで疲れを取る]
いつまでもここで休んでいると日が暮れてしまうので、歩き始める。
少し登ると痩せ尾根のアップダウンで少々緊張する。
急な下りで事件発生!「つった、つった〜」と三千子さんが叫ぶ。
歩けなくなった三千子さんをMACKEYさんがマッサージする。
あ!いいなあ。「俺も足つった〜」と言いたかった。
しばらくMACKEYさんがマッサージするとなんとか歩けるようになったみたい。
心配なので僕のストックを貸してあげた。

[すっぱ〜い!]          [足がつった〜!]         [え〜い!]
さらに痩せ尾根が続き団体さんとすれ違うが思っていたほど大混雑していない。
ということはあんまり咲いてないのかな?
ソーヤの丸デッコの下で巻道と直登コースに別れ、僕はreiさんとTAKASKEさんを追いかけて直登コースを登る。
いや〜何回来てもきつい登りだなあ。
僕は奥多摩三山縦走のとき散々苦労したことを思い出す。

[痩せ尾根を歩く]         [痩せ尾根を歩く]         [巻道と…]
ソーヤの丸デッコにはreiさんが一番に到着。
「富士山が見えるよ〜」というので一気に登って振り返ると三頭山の左に富士山が見えた。
今日はなんていい日だろう。多くの仲間とこんな大展望を楽しめるなんて。

[直登に別れる]          [な、な、なんと富士山が見えた〜!]
「いやあいい眺めだね〜。最高!」
他のメンバーも続々と到着する。

[reiさん]              [TAKASKEさん]         [moguさん]


[三千子さん]            [MACKEYさん][ネイチャーウォークを持って…Hgさん]
僕のお腹が鳴りっぱなしだったがここでやっとランチタイムだ〜。
でも僕のお弁当はなぜか納豆。
moguさんは僕の弁当を見てかなりびっくりしたらしい。
そんな貧しい僕のお弁当にいくつかおかずが増えて嬉しい。
ネイチャーウォークにMACKEYさんが載ったので、その雑誌を持ってきた僕は記念に写真を撮らせてもらう。Hgさんも加わってハイポーズ!

惣岳山の登りになるといよいよ本日のメインのカタクリの登場だ。
TAKASKEさんは必殺技のアングルファインダーでカメラに収めていく。
僕もしゃがんで、カタクリをどんどん撮っていく。
やはり花の時期は終わりみたいで、花の数は少ない。
温暖化の影響で開花時期が早くなっているようだ。

[筍とミニトマトをいただいた]  [バレンタインチョコ?]      [アングルファインダー]
惣岳山の斜面にはカタクリの他にも色々な花が咲いていて、かなり忙しい。
ザックを降ろしてしゃがんで写真を撮っていると、他のメンバーからどんどん遅れてしまう。
「早く行かなきゃ!でも花も撮らないと」
そんなことを考えているとまた別の花を発見する。
御前山はカタクリだけじゃないな…。
惣岳山に着くとmoguさんが双子のカタクリが咲いてるよと教えてくれたので覗いて見るとほんとにかわいらしい。一株が接近しすぎて双子のように見えるそうだがこれは珍しい。

[惣岳山へ向かう]         [撮影に夢中!?]        [惣岳山山頂]
惣岳山を過ぎて、御前山へ向かうとここからカタクリの数がけっこう多くなってくる。
それでもHgさんによると、だいぶ数が減ってしまったそうだ。盗掘されてるのかな?
標高が上がるにつれてカタクリをあちこちに見つけることができ、先程通過した惣岳山の下のほうはもう花期が過ぎていたことが分かる。
そして目的地の御前山に着いた。もうこれで登りが無いと思うとホッとした。
山頂に来た記念にHgさんと僕の二人で「命」ポーズを撮った。
二人並んで撮るのは初めてだ〜。
と思ったらHgさんの命が逆だよ〜。でも左右対称でおもしろい。
二人並んで撮ったのは初めてなので嬉しいな。

[カタクリ撮るぞ〜!]       [御前山山頂]           [御前山の新緑]
下山は避難小屋のほうへは下らずに、少し戻って惣岳山との鞍部から下っていく。
ここからは初めて歩く道だ。
ちょっと急な下りで、Hgさんが駆け下る。はえ〜なあ。改めてHgさんの脚力に驚いてしまう。
シロバナエンレイソウ、ハシリドコロなどの花々が咲いていて、Hgさんに名前を教えてもらい、全部メモしていくが花の種類はここで20種類を越えてしまった。これだけ花があるとメモしてもどれがどれだか分からなくなってしまう。
「花の種類が多いのはすごく嬉しいけど整理が大変だよう」と嬉しい悲鳴をあげる。
ネコノメ関係の花が何種類か出てきて同じような場所に咲いているのにびっくりする。
ネコノメにも色々あるんだなあ。

[あとは下るだけだ〜]      [ここから右へ…]          [橋は慎重に…]
体験の森を歩いているみたいだが、どこにいるのかさっぱり分からない。
静かな道で他のハイカーの姿はない。
御前山にもこんな静かな道があったのか〜。
しかも花の種類はどこよりも多い!
人が来ないだけ、荒らされないので花がたくさん残っているようだ。
小さな花が登山道に咲いているので、危うく踏み潰しそうになるくらい花が多い。
カタクリは少なかったけど、これだけいろんな花が咲いてれば大満足!
最後はTAKASKEさんの図鑑まで出してもらって調べる。
「あーでもない、こーでもない」と言いながら調べてその花がエンレイソウであることがようやく分かってカメラに収めた。
分からない花を図鑑で調べるのも楽しいものだと初めて気がついた。

[また橋が…]            [静かな森の道]
避難小屋らしき建物の下にトイレがあり、みんなはそこで休んでいた。
「アズマイチゲが咲いてるよ」というのでどれどれ…と覗いて見ると。
一輪だけひっそりと咲いていた。
おお〜これは撮るしかないぞ〜!
TAKASKEさんとHgさんはかなり真剣に撮っている。

[避難小屋があった]       [木道?]              [ただいま撮影中!]
一般の登山道と合流して、楽しい花の道も終わり…。
かと思いきや、まだまだ咲いてるぞ〜!
「この花なんですか?」
あ〜今日はこの台詞を何回言っただろう。今日見た花の8割は初めて見るものばかりだ。
三千子さんもかなり興奮している。
ほんとに花の種類が多すぎる。
白い小さな花はさすがのHgさんも悩んでいて、家に帰って図鑑で調べても載ってなかった。
あの花はいったいなんだったのだろう。
車道を下ると、Hgさんがコチャルメルソウが咲いてるよと教えてくれる。
ひょろっとした変わった花だ。最初聞いたときコチャルメソウと聞き間違えてしまったが、「ル」が「ソウ」の前に入るそうだ。面白い名前だなあ。
再び山道に入ると、栃寄大滝が見えてくる。
「え〜?前はこんな滝見えなかったのにおかしいなあ」
と思ったら伐採された樹木が下に散乱していた。
こりゃもうほんとに観光地だね。
僕がここに初めて足を踏み入れた時はまだ工事中だったがこの数十年でほとんど変わってしまった。

[車道をのんびり…]        [栃寄大滝]            [沢沿いの道]
沢沿いの道になっても、ラショウモンカズラなどの花が咲いていて、なかなか前に進めない。
MACKEYさんが「蛙いるよ〜」と教えてくれる。
淵に下ってみると、でっかい蛙様がウヨウヨ…。ゲロゲロ鳴いている。そして交尾中…。
あらあらお熱いこと…。
また初めて見る花が登場して、三千子さんに聞くとルイヨウボタンやクワガタソウだった。
「ふわ〜こんなにいろんな花が咲いてるなんてすごいね」
「かずさん、ここにも咲いてる。あ!こっちにも。あ!ここにも」
三千子さんは花を見つけて大喜びしていた。
こっちまで嬉しくなってくるから不思議だ。
沢の中では水着の女性がカメラマンらしき人と一緒にいた。
グラビアの撮影だろうか?
再び車道に出て、ようやくみんなと合流!

道端に咲いていた花をヤマブキソウかクサノオウかで論争する。僕はヤマブキソウだと言い張ったが他の人たちは絶対違うという。
やっぱりまだまだ勉強しないとな。
大笑いしながら歩いていると、橋の上にバスが止まっている。
「あ〜!バス着てるよ!走ろう!」
でもバスは発車してしまった。ホッとしたような残念なような…。
「バスに乗り遅れたのは誰のせいかな〜?」
「え?もしかして俺が悪い?」
冗談を言いながら境橋のバス停に着くと、次のバスまで1時間あるらしい。
こりゃ笑ってる場合じゃないな…。

[トチの木]             [再び車道に出る]         [次のバスまで1時間…]
Hgさんが「むかし道」を行こうというので歩くことになった。
MACKEYさんからお菓子をもらって、食べながらのんびり…。
乗り遅れた責任を感じながら歩くがこれがなかなかいい道で、途中から線路の上を歩きスタンドバイミー状態だ〜。
「やっほ〜」
「これが怪我の功名ってやつだね〜」
と僕はバスに乗り遅れたことを正当化しようとしていた。
もしかして喜んでたのは僕だけ?

廃線跡について…。
首都のみずがめをさらに増やす必要が発生し、1938年11月12年に小河内ダムの建設工事が着工されました。戦争で一時中断したものの工事が再開されます。
ダム工事用の資材輸送の見直しが行われ、1950年5月から東京都水道局小河内線の建設が始められました。建設は旧国鉄が担当し、1952年11月に東京都が旧国鉄から機関車などの車両を借りて、小河内ダム建設のために多くの資材が運ばれました。
1957年5月にその使命を終えて、11月に小河内ダムが完成します。
その後観光鉄道として復活が期待されましたが、東京都⇒西武鉄道⇒奥多摩工業に所有権が移り、廃線ではなく休止線として残されています。
列車の往来がなくなってからもう半世紀…。復活の声も聞かれますが痛みが激しく実現不可能でしょう。 
参考文献:(鉄道廃線跡を歩くV 宮脇俊三 編著 JTB)を要約しました。

電化を予定されていた路線だけあってトンネルはかなり高く作られている。
あんまり喜びすぎると素性がバレるな…。
ちょっとおとなしくしないと…。
でも楽しいなあ。

[お菓子を食べながら歩く]    [おお〜?線路が?]       [スタンドバイミーだね]
崩れかけたトンネルは暗いので独りで歩くのは怖そうだ。
トンネルを抜けても線路は続く。
石尾根からの道に合流してスタンドバイミーは終わってしまった。
あ!ここは見覚えのある景色だぞ!
階段を下ると国道に出て、奥多摩駅は近かった。
17時半にようやく到着して、お疲れさまでした〜。

[トンネルだ〜]           [線路は続くよどこまでも] [やっと奥多摩駅に到着!]
ところがみんなUターンしますよ。
「あれ?どこへ行くの?」
近くのそば屋で宴会じゃ〜。
2階の部屋を借り切って、かんぱ〜い。
酒が入れば話も弾む。久しぶりに飲む酒はうまいなあ。
「今日は花がたくさん咲いてて楽しかったね〜」とHgさんにみんなで感謝した。
僕は素敵な仲間達と一緒に歩けて良かった〜。

[宴会だ〜!]           [ここのカレーうどんはうまかった〜]
家に帰ってから、今日の出来事を思い出していたら、なかなか眠ることができなかった。
今日はほんとに楽しかった〜。

おまけ…。
偶然にも今回の山行でやっと300回目を迎えることができました。
300という大きな区切りに相応しく楽しい山行でした。
500回、目指してがんばるぞ〜!

次頁以降で花の名前が違ってたら掲示板やメールで教えてくださいね。
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