233 金時山 2003年4月13日(日) 箱根 管理人の記録
コースタイム 乙女峠バス停→0:40→乙女峠→0:20→長尾山→0:40→
金時山→0:30→矢倉沢峠→1:00→火打石岳→0:15→
宮城野分岐→0:35→明神ガ岳→0:50→神明水→0:20→
見晴小屋→0:35→道了尊
合計歩行時間 5:45   5時間以上6時間未満の山
往路時刻 池袋5:38→新宿5:46 6:00→新松田7:16 松田7:23→
御殿場7:56 8:15→乙女峠8:29
復路時刻 道了尊(土休)13:25 13:45 14:00 14:20 14:30 14:50
15:20 15:50 16:20 16:46 17:15
名 山 関東百名山 日本千名山
交通費 合計3,440円  池袋⇒新宿150円 新宿⇒新松田750円
松田⇒御殿場480円 御殿場⇒乙女峠530円
道了尊⇒大雄山260円 大雄山⇒小田原270円
小田原⇒新宿850円 新宿⇒池袋150円
ガイドブック

今日の予報は晴れなのに、曇っている。御殿場から仙石行きのバスに乗る。
富士急だと思ったら、箱根登山鉄道だった。うっかり富士急のカードを通してしまい焦る。
乙女峠バス停は霧の中だった。「だめじゃん、予報はずれ」
登山口は?と探すと向かいのふじみ茶屋の左側に登山口があった。
しかし、通行不能の看板があり、どうしようか迷う。
バスで一緒に降りた女性が、迷わず登って行く。
僕は道路を渡り、仙石方向に歩き、駐車場から登ることにした。

[御殿場駅バス乗場]       [乙女峠バス停]          [乙女の鐘登山口]
駐車場は満車状態で、金時山の人気がいかにすごいか分かる。
「でもこんな天気でよう登るなあ」
僕は半分あきらめた感じで登る。
少し登ると、乙女の鐘への道が分かれるが通行止めになっていた。
するとカーンカーンと音がした。さっきに女性が鳴らしているのだろう。戻るしか道はないだろうな。
石のゴロゴロする道をジグザグに上がって行く。今日も足は快調で、スタスタとリズム良く登れる。
沢を渡り、ハコネダケが出てくると乙女峠に着いた。
そこは雲の上で、富士山が雲海の上に浮いていた。

[駐車場]              [乙女峠への道]          [乙女峠]
遮るものがないので、富士山の形がいい。
山梨側からは何度も見ていたが、南から見たのは初めてのような気がする。
なんてかっこいい富士山なんだろう。

[富士山]
乙女峠には茶屋があり少し上に登ってベンチで休む。
神山が見えて、大涌谷からは煙が立ち昇っている。
小さな山々が雲海に浮かぶ、小さな島々に見える。

[乙女茶屋]             [神山]               [明神ガ岳]
乙女峠は右も左も絶景の場所だった。
富士見の三大峠に数えられているのもうなづける。
乙女の鐘に行っていた女性がハアハア言いながら登ってきてテーブルに倒れこむ。
道がなくて、バス停に戻り、慌てて登ってきたという感じだ。
僕は入れ違いに出発する。

[明神ガ岳]             [雲海]                [長尾山への道]
後ろを振り返れば古期外輪山の丸岳が見える。電波塔があるので、すぐに分かる。
長尾山は標識がなければ通り過ぎてしまう平凡な山頂だった。
剥き出しになっている土が痛々しい。

[丸岳]                [長尾山への道]         [長尾山]
アセビのある雰囲気のいい平らな道が終わると急な下りが始まる。
少し濡れていて滑りやすい。

[アセビの道]            [金時山への道]
鎖が出てくるが、それほど危険な場所ではない。
岩場もあって変化に富んでいておもしろい。

[鎖]                 [金時山への道]          [神山]
中猪鼻岳からは神山の眺めがいい。だいぶ霧が晴れてきたみたいだ。
神山をぐるっと囲むように外輪山が連なって見える。
外輪山は、防波堤のように雲を堰き止めて神山がくっきり浮かんでいる。
正面には間近にせまった金時山が丸いドームを現した。

[金時山]              [神山]                [外輪山]
中猪鼻岳を過ぎると、金時山は近かった。
金時茶屋が見えて、たくさんの人が談笑しながら休んでいる。
展望も良さそうだ。ガイドブックで良く目にする天下の秀峰金時山という看板に感動する。
なぜ僕は今まで金時山に登らなかったのだろう。

[丸岳、長尾山]          [金時山]              [金時山々頂]
山頂の展望は、名山に相応しく、富士山や箱根の山々がブワーっと広がる。

[富士山]                                  [丸岳、長尾山]

[仙石原]              [神山]                [金時山々頂]
山頂に着く人が歓声をあげる。富士山が見えて良かった。
軽く食事を済ませ、地蔵堂のバスの時刻を調べに、金時茶屋に行く。
中は金時娘さんのサイン色紙や写真が飾られている。
金時娘さんにそっくりな息子さんに声をかけて、時刻表を出してもらう。
親切な対応が嬉しい。バスは11時半と14時40分のが適当だったが、前者は駆け足で下らねばならず、後者は暇を持て余してしまう時刻だ、12時半くらいが一番ちょうどいいのだが無かった。

[金太郎茶屋]           [神山]                [富士山]
息子さんに礼を言って、本数の多い仙石に下ることにした。
こっちの道はかなりの急傾斜で、登ってくる人は、みな疲れた顔だ。
振り返れば、登るのをためらうほど、上が高かった。
しかし眺めはバツグンで、神山、丸岳、長尾山がよく見える。

[仙石への道]                               [神山]
金時神社分岐で、どちらに行くか迷うが左に明神ガ岳が見えて、
自然と足がそちらに向って歩いていた。

[丸岳]                [長尾山]              [金時神社分岐]
明神ガ岳まではかなりありそうだったが、気持ちよさそうな道が、スーっと続いている。

[明神ガ岳]             [明神ガ岳]            [矢倉沢峠への道]
急斜面を下って行くと、長尾山の高さがどんどん高くなっていく。
それだけ自分が下っているのだろう。金時山も見上げるほどの高さになっていた。

[金時山]              [丸岳]                [長尾山]
時々ガレた場所を通過するが、木がないので、眺めがいい。

[神山]                [明神ガ岳への道]
下っていくとうぐいす茶屋が見えて来た。
矢倉沢峠はもうすぐ。ほんとに眺めがいい。
矢倉沢峠は大勢の人が休んでいた。

[神山]                [矢倉沢峠]            [この道に入る]
茶屋の脇から、左に進むと、指導標があり右に曲がる。
上から見えた、道を歩くのは気分がいい。

[右折]                [明神ガ岳への道]
しばらく登ると、後ろに金時山が見えて来た。
どこから見ても分かるほど、空に突き出た山容だ。
なかなかかっこいい。火山が作り出した自然の造形美だろう。

[金時山]
ハコネダケの中を進むといくつかピークを越えて行く。
あっというまに金時山は小さくなり、明神ガ岳は大きくなっていた。
少し雲が出てくる。今ごろ金時山に着いた人は富士山が見えないだろうな。

[明神ガ岳への道]        [金時山]               [明神ガ岳]
ボーイスカウトの子供達を追い越し、樹林帯に入るとここら辺が苅川峠らしい。
雰囲気ががらっと変わる。
火打石岳の解説板に着くと、明神ガ岳はかなり大きく、
外輪山として切り立っている様子が良く分かる。
しかし山頂よりも反射板のあるピークのほうが高い気がした。

[明神ガ岳への道]                            [明神ガ岳]
防火帯を見上げると上まで行けそうである。
地図を広げると、火打石岳の三角点は登山道から外れている。
予想通り急斜面を登ると、三角点を発見する。
虫が多いので、記念写真を撮ってすぐに下る。

[三角点]              [火打石岳山頂]          [明星ガ岳]
解説板のところに戻り、歩き出す。防火帯の道は眺めが良く歩きやすい。
今度は明神ガ岳から逆コースを歩きたくなってしまった。
いつのまにかボーイスカウトの子達に抜かされていて、宮城野分岐で追いつく。
ここから急坂が始まる。子供達も疲れが出ていた。

[明神ガ岳への道]        [宮城野分岐]           [火打石岳]
「がんばれー」といいながら追い越す。引率の人も苦しそうだった。

[明神ガ岳への道]
急坂を登り切ると、眺めが良く平坦な道になった。金時山はもう雲の中に隠れていた。
反射板からは意外と距離があり、なかなか山頂に着かなかった。
明神ガ岳山頂は大勢の人がいて、今までどれだけ静かだったか分かる。

[明神ガ岳への道]                             [明神ガ岳山頂]
最後の景色を楽しみ下山にかかる。
僕の足はけっこう疲れていた。指導標から左に曲がり道了尊へ下ることにする。

[明星ガ岳への道]        [左折]                [神山]
滑りやすい道を下って行くと、明神水が流れている。
僕はその水で顔を洗い疲れを癒す。冷たい水が気持ちいい。
防火帯に出ると、正面に小田原市街が見えてくる。
すれ違う人たちは山菜取りに夢中だった。
「そんなことしてたら日が暮れるよー」と心の中で叫んだ。

[明神水]              [防火帯]              [神明水]
見晴小屋では酒盛りをしているグループを発見。
いいなあと思いながら下る。
林道を2回横切ると植林の薄暗い道を歩くようになる。

[見晴小屋]             [林道を横切る]
尾根を外れて左に曲がると、石段が出てくる。「こんなのあったっけなあ?」
と思いながら下ると、やっぱり道を間違えていた。
重い足を引きずりながら、石段を上がり道を探す。
左の道は藪の中に消えていた。
残りは、崩れかけた、木段の道しかなかった。
しかしこれが正解で、和合下駄の前に出た。
道了尊バス停に着くと、暑いのでジュースを一本買って、バスに乗り込んだ。

[和合下駄]             [道了尊]              [道了尊バス停]

トップに戻る