232 屏風山 2003年4月12日(土) 箱根 管理人の記録
コースタイム 元箱根→0:25→関所跡入口→0:50→屏風山→0:35→
甘酒茶屋→0:50→畑宿
合計歩行時間 2:40   2時間以上3時間未満の山
往路時刻 池袋5:10→新宿5:18 5:31→小田原6:57 7:10→元箱根7:58
復路時刻 畑宿(土休)10:13 10:43 11:13 11:43 12:23 12:43 13:08
13:43 14:13 14:33 15:23 15:53 16:23 以下略
名 山 なし
交通費 合計3,830円  池袋⇒新宿150円 新宿⇒小田原850円
小田原⇒元箱根1,150円 畑宿⇒箱根湯本380円
箱根湯本⇒小田原300円 小田原⇒新宿850円 新宿⇒池袋150円
ガイドブック

小田急に乗っているときは晴れていたが、小田原からバスに乗ると降ってきた。
元箱根に行くのは久しぶりだ。前の会社の社員旅行以来だ。
前に来たときも雨で、屏風山登頂を断念して、箱根神社に行ったことを思い出す。
待合室で身支度を整える。遊覧船乗り場は観光地とは思えないほど静まり返っている。
傘を差して歩き出し、旧東海道の杉並木に入る。太い杉が何本もあり、第二次大戦中に伐採されそうになったこともあるそうだ。江戸時代初期に植えられ、今では国の史跡になっている。
すぐ脇を国道が走っているが、旅人気分を味わう。

[元箱根バス停]          [旧東海道入口]          [杉並木]
一旦国道に出て、そのまま進むと右にカーブするところで、ガソリンスタンドが見えてくる。
この脇の細道が屏風山への道だ。しかし見落として通り過ぎてしまう。
関所跡の資料館を過ぎ、箱根町のバス停まで歩いてしまった。
ガソリンスタンドまで戻るが、三国山と繋ぐために、歩いておいて良かったのかもしれない。
戻ると指導標を発見する。元箱根から歩いてくると死角になっているようだ。

[国道に出る]            [関所跡資料館]         [関所跡入口バス停]
細い道を登って行くと、民家の前ですぐに山道になり、いきなり登りが始まる。
屏風山は新規外輪山だけに、登りが急なようだ。
指導標が良く完備されて歩きやすい道を登る。

[屏風山登山口]          [左上の道]             [左折]
車道に出ると、2、3台は駐車可能なスペースがあった。
ガイドブックには「最初で最後の急登」と書いてあるが、「そんなのどこにもないじゃん、楽勝でしょ」
と言いながら登っていく。しかし目の前に木段がず〜んと現れる。
一番上は霧で見えない。「むむむ…これはやられたなあ」
段差が大きく、ゴアの合羽がどんどん泥だらけになっていく。
後ろを振り返れば、立ちくらみするほど急斜面なのが分かる。
指導標が出てきて左に曲がれば、急登はやっと終わり。

[車道に出る]           [急登]                [左折]
少し下って、ハコネダケの間を登って行く。要害山と思われるピークを過ぎると、道がなだらかになる。アセビやリョウブなどの気持ちいい樹林になると空が明るくなってくる。
ツルツルした樹皮の木があり面白い。
雨で展望は望めそうもないから、手で触ったりして、感触を確かめる。

[屏風山への道]          [気持ちいい樹林]        [リョウブの樹皮]
二又の場所に大きな案内看板があり一休み。二又といっても、左のルートはロープが張られ通行止めになっている。覗いてみるが藪がすごそう。雨の日の藪歩きはやる気がしない。
道が左に折れると、急坂が始まり、崩れているところもあるので、慎重に登る。
ここで転んだら泥だらけだ。

[二又]                [ハコネザサ]           [左折]
古木に寄生するコケは雨に濡れて、生き生きとしていた。
晴れの日は干乾びていると思い、写真を撮っておく。これも雨の日の楽しみ方だ。
樹林に遮られて、展望がない場所が屏風山々頂だった。
雨なので、展望は関係ないが、それでもここまで徹底してると、感心してしまう。
どんな山でも、樹林越しに景色が見えるものだが、ここは山頂が平らなこともあって、ハコネダケや樹林に覆われている。

[コケ]                [屏風山々頂]           [案内看板]
この山はそう何回も来そうにないので、イノチポーズで記念写真。
山頂に誰もいなくて良かった〜。
下り始めると、先ほどと様子が変わりアセビの花が目に付く。
蕾と思ったらこれが花らしい。
雨しずくを見ているとコロボックルの世界にいるようだ。

[命!]                [アセビの花]           [雨滴]
木の根元にはその木の名前を記した札が指してある。
ブナなんてゆっくりと眺めたことは無かったが、樹皮を見ているとおもしろい。
こんなことを気づかせてくれるのも雨天ならではだ。

[ブナ]                [アセビの花]
アセビの花は雨滴で光っていた。なんだか僕は雨が降ってくれたことに感謝してしまった。

[アセビの花]
リョウブの樹皮に水滴が流れて、汗をかいているように見える。
こっちのヒメシャラは少し色が違うなあとブツブツ言いながら歩く。

[アセビの花]            [リョウブ]             [ヒメシャラ]
箱根神社の裏山のヒメシャラはみごとだったが、ここのも負けてない。
ツルツルした樹脂は特徴があり、雨で光っている。
何があったのだろう?と心配したくなるような曲がりくねったアセビを発見する。
色々なドラマを考えるとおもしろい。

[甘酒茶屋への道]        [アセビ]               [ヒメシャラ]

[ヒメシャラ]             [アセビの花]

[アセビの花]                                [甘酒茶屋への道]
ベンチがいくつか置いてあり、休みたくなるほど雰囲気がいい。
沢に下ると、バイケイソウが青々としていた。
グリーンが鮮やかで、普段は見向きもしないのに写真を撮る。

[甘酒茶屋への道]        [バイケイソウ]           [甘酒茶屋への道]
倒木のあるうすぐらい場所で、一組の夫婦とすれ違う。
今日始めて会ったハイカーだ。
橋を渡ると、車道に出て右折する。
5分ほど下ると甘酒茶屋に着いた。
昔からある古い茶屋で、店内は観光客で混んでいた。

[甘酒茶屋への道]        [車道を右折]            [甘酒茶屋]
甘酒茶屋のとなりには旧街道資料館もある。
江戸時代の風俗などを紹介しているらしい。
旧街道の山道に入り、歩いていく。

[甘酒茶屋店内]          [資料館]              [旧街道に入る]
車道に出ると、物々しい歩道を歩く。
車道を越える陸橋は工事中で、足場が組んであり、下におりて車道を横断した。
すると、ここからは石畳が始まり、雰囲気がいい。
気分は、やじさんきたさんである。

[歩道に入る]            [車道を渡る]           [石畳]
今歩いている石畳は、地震で崩壊したものを復元したりコース変更したりして、県がハイキングコースとして整備したものらしい。街道に歴史ありといった感じだ。
やがて雨も上がり小田原市街が見える。
人気のあるコースらしく、ここから何人もの観光客とすれ違う。
茶店のところから車道を歩くようになって味気ないが桜がきれいだ。

[小田原市街]           [右折]                [車道の桜]
箱根新道と、一般道が入り組んでいるので、興ざめしたがまた石畳の道に入った。
円墳のような一里塚を過ぎれば、畑宿だ。
ここには寄木細工の店があり、バス待ちの暇つぶしにはちょうどいい。
バス停は車道を少し下った茶店の前にあった。

[車道を越える]          [一里塚]               [畑宿]

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