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257 富士山 2003年8月23日(土) 富士山
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管理人の記録
コースタイム 河口湖五合目→0:40→六合目→1:00→七合目→2:00→
本八合→0:50→九合目→0:30→
富士山頂久須志神社→0:30→八合目→2:00→
六合目→0:30→河口湖五合目
合計歩行時間 8:00
往路時刻 池袋5:10→代々木5:21 5:24→高尾6:22 6:29→
大月7:06 7:23→河口湖8:12 8:30→富士山五合目9:20
復路時刻 富士山五合目(季節運転)14:10 14:15 15:10 15:15 16:10
16:20 17:15 18:25 19:25 20:45 22:10 富士急山梨バス
名 山 日本百名山 甲信越百名山 日本千名山
交通費 合計7,620円  池袋⇒大月1,450円 大月⇒河口湖1,110円
河口湖⇔富士山五合目2,500円(往復割引)
河口湖⇒大月1,110円 大月⇒池袋1,450円
ガイドブック

なんとなく富士山が噴火しそうな気がしたので、今のうちに登ることにした。
(実際に数日後に戦後初めて噴気孔が発見される)
富士急の終点、河口湖駅を出ると目の前にバス乗り場があり分かりやすい。
けっこう行列ができていて、バスの切符売り場もあった。
往復だと2500円で割安だが、1泊したかったので片道1700円の切符を買った。
ところが並んでいると、係りの人が「本日は山小屋に予約の無い方は泊まれません」
と言うので日帰りに変更することにした。
早朝だというのにバスはほぼ満員の状態で出発。富士山人気ぶりがうかがえる。
五合目が近づくと駐車場は満車状態で、マイカー渋滞が発生していた。
また駐車できても、五合目から離れているので、かなり歩かされるようだ。
「バスで来て良かった〜」と思った。
河口湖口(吉田口)五合目はお土産屋さんが並び、かなり賑わっている。

[河口湖駅前バスのりば]           [河口湖口五合目]
小学生のときに来たことがあるはずだがほとんど覚えていなかった。
標識がないので、「登山口はどこだ〜」と迷ってウロウロしてしまう。
お馬さんを発見して聞いてみたが分からない。(当たり前だ)
しかたなく地図を出してみると、林道をしばらく歩くようだ。

[疲れた方は馬へ]               [富士山入口]
道は下りぎみなのでやや不安になる。「ほんとにこの道で合ってるのかな?」
下山してくる人はたくさんいるが、これから登る人は少ない。
分岐は人がたくさん来るほうへ曲がった。ここから登りになる。

[山中湖方面]                  [左:佐藤小屋 右:六合目]
アキノキリンソウなどの花をみつけ、富士山にも花が咲くことに驚く。
そして僕はあることに気がついた。
下ってくる人はみんな、マスクをして疲れきった顔をしている。
かなりやばそうだ。さすが日本一の山。
六合目から下山道が分かれ、登山者が多くなってくる。

[この辺まで花が見られる]          [六合目]
頭上には富士山が見え、「な〜んだすぐ近くじゃん」と油断する。

[富士山頂へ向けて歩く]
緑が少なくなり、痛々しい防壁の道をジグザグに登っていく。
かなり単調なので、スピードアップして、何人も抜かす。

[防壁が痛々しい]               [七合目の小屋が見える]
そろそろ休もうかなと七合目の小屋に寄ると、僕の休むスペースは無い。
トイレの臭いも強烈で、少し離れた岩場に腰を下ろしてそばを作り始める。
ラーメンがウン百円するらしいので、富士山では何も買わないことに決めていた。
水も2Lを自宅から持ってきた。かなり重い。山岳部の合宿か?
ここから道は溶岩がそのまま固まったような岩場になり、足場が不安定になる。

[ここから小屋だらけに]            [岩場を登る]
さらに進むと傾斜が急になり、苦労する。「これじゃ馬は登れないな」

[険しい岩場を登る]
八合目に着くが、本八合目というのがあるらしい。
「なんだよ、ここはニセモノか?」
疲れが出てきて、休みたくなるが、休む場所は無い。
登れば登るほど富士山が遠くなるような雰囲気だ。

[八合目]                    [まだまだ…]
合目ごとの間隔も長いような気がする。
荒涼とした登山道をジグザグにひたすら登る。

[本八合目]                   [かなり登ったぞ]

[赤茶けた斜面]                [もうすぐか?]
須走口からの登山者を合わせると、渋滞が始まる。
そしてあちこちで、休憩する人の姿が見られる。
寝ている子供を起こして、叱咤する親。
登頂をあきらめて寝てしまう人など、様々な人間ドラマが展開される。
山頂まで行くんだ〜と頑張ってきた僕もあと一歩のところで足が動かなくなり、岩の上に腰を下ろした。やはり日本一の山はそう簡単に登れないようだ。

[疲れが出てくる]                [寝る人まで現れる]
再び歩き出すと、見覚えのある風景が見えてくる。
鳥居だ。20年以上たってもここの風景だけは忘れていなかったようだ。
まるでデジャヴュのよう。

[鳥居をくぐればゴール]            [河口湖口山頂]
僕は3757mで日本第二位の白山岳を往復し、剣ガ峰も往復する。
南アルプスが見えたが、富士山が高すぎるので、丘のようにしか見えなかった。
やはり富士山は他から眺める山である。
(次のページに写真があります)
苦労して登った日本一の山は、他の山と違う。
「やった〜ついに日本一だ〜」
ここに来るまで長い道のりだった。そしてここから新たな山登りが始まる気がする?
頂上富士館に「今日泊まれますか?」と一応聞いてみるが、やはり今日は予約の無い人は泊まれないそうだ。まあ今日は天気も良かったし、御来光は次の楽しみにとっておこう。
と結論を出し、下ることにした。
下るとなれば、水は必要ないので捨てる。するとザックが嘘のように軽くなった。
ブルドーザー道という新しく作られた道を下る。
僕が前に来たときは落石があってかなり危ない真っ直ぐな下り坂だった。
通称砂走りと呼ばれていたが昭和55年8月に落石があり12人死亡してから
付け替えられた道だろう。
砂がクッションになって歩きやすい道をザザザ…と下っていくと、伊豆の踊子の格好をした女性に追いつく。「写真撮らせてください」と頼むと快く応じてくれた。

[ブルドーザー道を下る]            [伊豆の踊子さん]
なぜ伊豆の踊子なのだろう?疑問に思いつつ先を急いだ。

[かわいいね]                  [八合目]
間違えて須走口に下らないように、注意していたがデカイ看板があって安心する。

[左:河口湖口 右:須走口]         [単調な道を下る]
落石避けを通り、かなり早く六合目に着いてしまった。

[落石避け]                   [登りの道に合流]
あれだけ苦労して登ったのに下りはあっけなかった。
たくさんの登山者とすれ違うが小屋の予約はしてあるのだろうか?
今から登る人はオーバーナイトで登るのだろう。
僕もいつかやってみたくなった。

[六合目が見える]               [富士登山のなが〜い行列]
登りは4時間もかかったのに荷物の軽い僕は久須志神社から1時間半で五合目まで下ってしまった。まだ16時半なので、自宅には余裕で着けそうだ。

[ここでバスに乗る]              [フジサン特急]
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