| 339 | 大菩薩嶺5 | 2005年2月11日(金) | 大菩薩 | 管理人の記録 |
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| コースタイム | 丸川峠入口→2:00→丸川峠→1:20→大菩薩嶺→0:10→ 雷岩→0:35→賽ノ河原→0:10→大菩薩峠→0:30→ 石丸峠→1:15→上日川峠→1:20→丸川峠入口 |
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| 合計歩行時間 | 7:20 |
| 往路時刻 | 車 高井戸⇒勝沼 2時間半 |
| 復路時刻 | 車 勝沼⇒高井戸 2時間半 |
| 名 山 | 日本百名山 甲信越百名山 山梨百名山 日本千名山 |
| 交通費 | 合計4,800円 高井戸⇒勝沼2,400円 勝沼⇒高井戸2,400円 |
| ガイドブック | なし |

| ネット仲間のHgさんの掲示板カキコしてたら、いつの間にか一緒に山に行こうということになっていた。 「連休明けたら行きましょう」なんてカキコしたのだが、善は急げで建国記念の日の連休に行きたくなってしまった。メールしたら、11日の金曜日に大菩薩嶺に行こうということになった。 ん?今年の僕は中央線沿線の山を歩いているから気を遣ってくれたのかな? 久しぶりの大菩薩嶺は楽しみだ〜。 奥多摩駅で待ち合わせ、車で柳沢峠を越えると富士山が見えてきた。 車を止めて、僕とHgさんは撮影タイム。 うう〜さび〜。 帽子持ってくれば良かったな〜。 裂石を過ぎて、丸川峠入口の駐車場へ。 駐車場は連休のせいで、満車に近かった。 あと3台程度しか停車できない。 大きなザックを車から出している人や、準備体操をしている人たちで賑わう。 僕はここから4本爪アイゼンを付け、おにぎりを食べる。 Hgさんはスノーシューを持って行くことにしたようだ。 それをザックの両脇にかけるが、それほど雪が積もっているのだろうか? 2千m級の山は正月の金峰山以来久しぶりだ。 |
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| 国道411号線から見た富士山 | 丸川峠入口はかなりの混雑 |
| ところどころ凍った急坂をジグザグに登って行く。 時々滑りながらも、アイゼン無しのHgさんの足取りはしっかりしている。 凍った場所は歩かないようにしているらしく、そのせいでかなり大股で歩いている。 僕の体からはすぐに大量の汗が噴出し始めた。 考えてみればHgさんと2人だけで歩くのは、去年歩いた(地獄の)三頭〜陣馬縦走以来久しぶりだ。 Hgさんは最近体力が衰えたというが、そんなことは微塵も感じさせない。 むしろ僕のほうが衰えている気がする。 今日一日付いていけるのだろうか? |
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| 丸川峠へ良く踏まれた雪道を歩く | |
| 傾斜が緩やかになると丸川峠は近い。 写真撮影をしているHgさんを追い越し、僕がトップを取る。 お!今日は行けそうじゃん。 違う、違う、平地と下りだから速いんだよ。 丸川峠に着くと、相変わらず青い小さな、まるかわ荘が建っていた。 いつか泊まってみたいなあ。 柳沢峠への道はどうなってるかな? と覗いてみると、入り込んだら帰って来れそうに無いほど多量の雪で埋まっていた。 一昨年ワカンで歩いたことを思い出し、身震いしてしまう。 ブルルル…。 |
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| 丸川峠から見た富士山 | 丸川峠のまるかわ荘 |
| 丸川峠は風の通り道なので、長い時間休んでいられない。 2,3分で風の無い場所を求めて歩き出す。 さっきまで汗がダラダラだったのに、今はその汗が凍りつきそうに寒い。 我慢できず、僕は上着をザックから取り出し着用した。 Hgさんは長袖のまんま。寒くないのかな? |
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| 柳沢峠方面は完全に雪に埋まっていた | 丸川峠を見下ろす |
| 明るく風の弱い場所を見つけ休むことにした。 風がある無しだけでこんなに体感温度が違うんだな〜。 |
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| 風をよけて休憩する | 大菩薩嶺が見えてくる |
| 丸川峠までは大勢の人に踏まれたようになっていたが、さっきから新雪を踏んでいるような感じだ。 昨日降った雪か?枝に積もった雪が落ちてきたのか? 色々想像してみた。 いくつもピークを巻くがなかなか大菩薩嶺の山腹には取り付けない。 「あ、あんなとこに林道がある〜」 将来丸川峠まで延びるのだろうか? 想像すると恐ろしい。 僕が先頭で歩くと、動物の足跡が目に付くようになる。 Hgさんに尋ねたらキツネということだった。 キツネも歩きやすいところを歩いてるんだな。 足跡からいろいろ推測すると楽しい。 |
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| 新雪を踏んで登る | |
| 大菩薩嶺の山腹に取り付き、ジグザグ登る。 傾斜が緩やかになると、大菩薩嶺に着いた。 相変わらず樹林に囲まれて静かな山頂だ。 僕らは休まず雷岩へと下った。 薄暗い樹林を抜けると、丸川峠以来の富士山と大展望が広がる。 うわほ〜〜! 丸川峠から登ると、苦労した分感動も大きい。 真っ白な北岳、間ノ岳などの南アルプスも良く見える。 |
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| 大菩薩嶺山頂 | 雷岩からの富士山 |
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| 雷岩 | 雷岩からの南アルプス |
| 雷岩からは、あまり踏まれていないようので、唐松尾根経由で往復する人が多いようだ。 でも雷岩から大菩薩峠までを歩かないと楽しさ半減。 石丸峠まで歩けば楽しさ倍増だ。 小金沢山まで連なる尾根を見ながら楽しく下っていく。 |
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| 富士山と上日川ダム | 大菩薩峠へ向かう |
| 標柱の立つ場所は眺めがいいし風もあんまりないので、ここで休む。 Hgさんがスノーシューを貸してくれるというのでおにぎりを食べて遠慮なく初体験することに…。 登山靴に2箇所パチンパチンと留めるだけで、セッティング完了! アイゼンよりも簡単だ。 フカフカの新雪でもスイスイ歩ける。 うわ〜沈まないよ〜。 楽しすぃ〜。 うほほ〜い! 調子に乗ってグルグル歩き回ってみた。 もう病みつき〜。 帰ったら絶対に買いますね。 なんでこんな楽しいものを今まで知らなかったんだろう? |
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| スノーシュー初体験! | |
| 「もうワカンは使えないですよね」 Hgさんもワカンを使う気は無いそうだ。 今度は2人で一緒に歩きましょう。 僕だけ楽しんじゃってすいませ〜ん。 でも手放したく無くなるほど楽しいのだ。 トレースを踏んで歩くHgさんを横目に、僕はトレースの無い新雪の上を、スイスイ〜っとアメンボのように通り抜けて行く。 |
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| 富士山に雲がかかり始める | 賽ノ河原と親不知ノ頭 |
| いや〜楽しいなあ。スノーシュー。 賽ノ河原の避難小屋の脇で休む。 ふとそこから見える山が気になり、Hgさんに尋ねると僕が先週登った権現山だそうだ。 けっこう近くに見えるんだ〜。 |
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| 賽ノ河原の休憩小屋 | 賽ノ河原からの大菩薩嶺が好き |
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| 先週登った権現山 | 親不知ノ頭へ登る |
| ちょっときつい斜面は苦戦したけど、大菩薩ではほとんどの場所がスノーシューのゲレンデだ。 親不知ノ頭からは奥多摩の山々も見える。 やっぱり展望は冬だなあ。 |
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| 風の強い稜線を歩く | 奥多摩方面を望む |
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| 熊沢山と大菩薩峠 | 大菩薩峠に建つ介山荘 |
| 大菩薩峠に着くと、見慣れない真新しい小屋を発見する。 大菩薩峠休憩舎と書いてあり、トイレも併設されている。 あれ〜こんなのいつのまにできたんだ〜? 悪天候のときには特にありがたい。 しかし、そんなのんきなことを言っていられたのもここまで、熊沢山へはトレースが全然無い。 少々ビビルがHgさんが一緒なら大丈夫。 う〜ん、この深雪にスノーシューはきついなあ。 一歩足を上げても、雪が崩れてまた元の場所に落ちてしまうのだ。 これがラッセルってやつ? これも初体験かも? 木につかまりながら、全精力を使って少しずつ登っていく。 後ろを振り向くと、スノーシューの無いHgさんはツボ足状態なので、僕よりさらに大変そうだ。 数週間前にHgさんが行った川乗山はこれより深い雪で、さらにこれが延々と続いたという。 僕は少し顔が青くなった。 熊沢山が遠い…。 無事に辿り着けるんだろうか? Hgさんと二人で遭難!? |
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| 休憩舎とトイレが新設されていた | 熊沢山への道はかなりのラッセル |
| ナイナイ。 危なくなったら来た道を引き返せばいいだけの話。 今はとにかく前進あるのみ。 行けるとこまで行ってみよう! 傾斜が緩やかになると、スノーシューの威力が再び発揮される。 後ろを振り返ると、Hgさんはかなり苦戦している。 「きつい〜」 ついにHgさんの悲鳴?が…。 すいませ〜ん僕だけ楽しちゃって〜。 でもスノーシューが無くなったら身動きできなくなるだろうなあ。 あ〜もう! 帰ったら絶対にスノーシュー買うぞ! どうにか熊沢山に着いて一安心。 それでも、樹林の中の深雪は続く。 |
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| ようやくたどり着いた熊沢山 | まだまだラッセルは続く |
| 石丸峠が見えてくると、ようやくトレースを見つけることができた。 あまりの深い雪で、上日川峠から来た人はここで引き返してしまったらしい。 「お疲れ様です」 Hgさんはほっとした様子。 額からはキラリと光る汗が流れ落ちていた。 石丸峠、天狗棚山、雁ヶ腹摺山、小金沢山の雄大な展望を楽しみながら、お弁当を食べる。 苦労して越えた末の展望は今までに無いほど嬉しい。 |
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| 石丸峠と天狗棚山 | スノーシューの足跡を振り返る |
| 下りは真っ白で真っ平な雪原を駆け下りていく。 やっぱりスノーシューは楽しいなあ。 |
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| 雁ヶ腹摺山 | 雪原を歩くHgさん |
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| 奥多摩の山々と管理人のかず | 天狗棚山と石丸峠を見ながら下る |
| 雷岩から石丸峠までは縦横無尽に雪の上を歩ける冬のほうがいいと思った。 なにより景色が素晴らしい。 石丸峠で右に折れて、トレースを辿りながら歩く。 |
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| 小金沢山 | 雪に埋もれた指導標と石丸峠 |
| 午後になり、気温が上昇したせいか、雪が柔らかくなっている。 スノーシューでも時々ズッポリはまってしまう。 |
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| ポツポツとトレースがあった | 石丸峠を振り返る |
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| まだまだ雪は深い | 小金沢山 |
| 樹林の中を下り、林道が見えてくるとちょっと遊びたくなってきた。 トレースのあるえぐれた道を歩かずに、雪原を歩いていく。 やっぱり楽しいなあ。 ふと後ろを振り返ると、Hgさんも僕の後をついてきていて、苦しそうだ。 やっぱり、早く買わないと二人で楽しめないぞ〜。 これから、石丸峠経由で介山荘まで行くという男性とすれ違う。 かなり苦労して登っている感じだ。 僕らが林道に出ても、その人はあまり動いていない。 林道と登山道のどちらを歩くか迷い、林道を歩くとズッポリはまってしまい、それなら登山道のほうが近いというわけで登山道を下ることにした。 ラッセル役で僕が先頭なのだが、スノーシューの性能が良すぎて、あまり沈まないので、Hgさんの役には立っていなかった。なんだか余計に疲れさせてる気がする…。 また林道を横切り、沢に出ると道が狭く良く踏まれた道になったので、スノーシューをはずすことにした。 結局、山頂まで持ち上げたのはHgさんなのに、使ったのは僕だけだった〜。 ありがとうございます。 僕は心の中でHgさんに、深く感謝するのだった。 スノーシューをはずすと足がめっちゃ軽い。 ザックにくくりつけてもそれほど重さが気にならない。 これならテント山行でも使えそうだ。 いや〜それにしても思わぬ積雪で予想以上に疲れた〜。 でも楽しかったからいいか。 上日川峠手前の登りがきつく、僕らは無言で登った。 峠からはようやく登山者の姿が見え、休まずに丸川峠入口へ下る。 |
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| 上日川峠とロッヂ長兵衛 | 丸川峠入口へ下る |
| 僕は下りではアイゼンが無いと、テンポ良く下ることができないので、途中で再びアイゼンを付けた。 良く踏まれた道は、雪が緩んでちょうどいいクッションになっていて歩きやすい。 Hgさんは「生き返った〜」と水を得た魚のようにかなり嬉しそう。 ラッセルは一度経験すれば十分だね〜。 帰りの車の中では奥多摩駅までたっぷり時間があるので、次のスノーシュー山行予定を相談した。 雪がとけないうちに2度目のスノーシュー体験をするのだ〜。 奥秩父のあの山が楽しいらしい。 5月には毎年恒例の超ロングコースも企画。 今年はどこかな〜? いろいろと楽しいHgさんとの山行予定に夢が膨らむ〜。 あそうだ、今月はスゴ録とプリンター買ったから、サイフが超ピンチだったんだ〜。 どうしよう? 「でも雪があるのは今のうちだし…。」 と心の中の悪魔が小声で囁いた。 |
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| 丸川峠入口のゲート | |
| 今回同行してくださったHgさんのHPです。 楽しい思い出をありがとう。 |
奥多摩の山と自然 |