000 山登りの始まり 1989年

1989年1月、天皇崩御。昭和から平成へ。
そして春休み、来期から東洋高校3年生となる。
そして受験。この学校には校庭が無いので、
お腹が出てきてしまった。他の奴もそうだった。
高1で始めたテニスは1ヶ月もたなかった。
「運動して痩せないと、暗い青春生活になってしまう。」

当時チャレンジ二万キロ(以下略:二万キロ)
という国鉄主催の全路線乗り潰しをしていた。
それが来年(1990年)の3月14日で
キャンペーンが終わるので、それまでには全線を
踏破する自信があったので、次の目標を考えていた
「全線乗り潰したら、やることが無くなってしまう、
どうしよう。」

そこで考えついたのが、各地の名城を
回るというものだ、二万キロをやっていた際、
友人に城好きな奴がいて、一緒に安土城や
月山富田城を見て回った経験があるので、
それをやろうと思った。
しかし、いざやろうとすると面白みにかけた。
それは城の資料を調べていると、
だいたいどんな感じかわかってしまうからだ。
そこで思いついたのが「戦国前半の城は山城だなあ。
太ってきたし、運動のために城まで歩くのはいいかも、
そうだいっそのこと山に登ってしまおう。
たしか親父の部屋にガイドブックがあったな」
とこんな感じで、山登りを思いついた。
小学生の時にもやっていたので、
この考えに結びつくのは早かった。

「二万キロはすぐ終わっちゃったから、
達成できない目標を掲げよう。
日本の山を全山登頂、そして二万キロのように、
全登山道踏破だ、とりあえずガイドブックに
載っている山から潰していくか、記念すべき一番目は
青春18きっぷが余っているから、千葉の富山にしよう」
前に九州を一周して、盛岡まで行っている分の切符が
余っていたのだ。

こうして山登りは僕の永遠の趣味になった。
しかしこのとき、まさかテントで一人で出かけるように
なるとは夢にも思ってみなかった。