「世界の中心で、愛をさけぶ」ロケ地 F 禅海寺
第1話サクがアキに傘を差しかけたお寺です。
村田先生のお葬式に遅れてきたサクは慌てて自転車を止めます。読経が響いています。
ボウズ(中川顕良)は「よう!」とサクの頭を叩いて声をかけます。
サク:「痛て!」
ボウズ:「あ、サクボタン」
サク:「さすがボウズ細かいね」
ボウズ:「ボウズって言うな」
サク:「おお、やってるね。おやじさん」
ボウズ:「今日は喉締まっているよ〜」
サク:「あれ?スケちゃんは?」
ボウズ:「お前、人の話聞いて無いだろ」
トモヨ:「うるさい!」
谷田部先生:「これより弔辞を拝辞いたします。まず初めに、ご生前村田先生に学年主任をしていただきました2年生を代表しまして廣瀬亜紀」
アキは「はい」と言って手を上げ前に進みます。
ボウズ「すっげえな廣瀬、生徒代表かよ」
アキ:「村田先生、生物がご専門の先生に私達は多くの事を教えていただきました。」
サクが自転車の鍵を探すのにモゾモゾしているとトモヨが「何やってるの」と気になります。
サク:「自転車の鍵…」
サクが門の外に出ると雨が降り出しました。
アキは雨を気にしながらも弔辞を読み続けます。
アキ:「生命の誕生、植物を育てる意味、食物連鎖の仕組み、生物の授業を通し、この世に存在するものに何一つ無駄なものは無いと教えていただいたような気がします。言葉がありません。私にはこの気持ちを伝える言葉がありません。だから今日は先生に詩を送りたいと思います。」
雨の降りが激しくなり他の生徒達は雨宿りをしますが、アキは弔辞を読み続けました。
サク:「その時の気持ちは言葉にならない、ただ廣瀬亜紀の声がするほうに自然に足が…」
他の生徒が注目する中サクは歩いていきます。
アキ:「もしも、お前が枯れ葉って何の役に立つのって聞いたなら。私は答えるだろう。病んだ土を肥やすのだと。お前は聞く、冬はなぜ必要なの?すると私は答えるだろう」
サクはアキに傘を差しかけます。
アキがびっくりして振り向くと、そこにはサクがいました。アキはそのまま読み続けます。
アキ:「答えるだろう。新しい葉を生み出すためだ」

このお寺はボウズ(中川顕良)の実家でもあります。ここまでは宮浦高校(松崎高校)に車を止めて、歩いて来ました。道が狭くて車は進入できません。