青春編
| 第三話 | ニセ手紙 |
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| 登場人物紹介 | 首都高速用語解説 |
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| 前回までのあらすじ…。 日直で最後まで教室に残っていた日にあの子が同じクラスの子だと分かります。 そして、告白をされ頭の中はあの子のことでいっぱいになりました。 青春編とは…? 学生時代のことについて書いていきます。 |
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| 1985年5月 翌朝、下駄箱であの子を待っていたが姿を現さなかった。 「え?どうして挨拶してくれないの?」 僕の頭の中はあの子のことでいっぱいになってしまった。 もしかして嫌われちゃったのかな? 授業が終わって家に帰ると押入れの布団に顔を突っ込んで「明日はあの子が挨拶してくれますように…」と何度もお願いした。 しかし、その日以来あの子から挨拶されることは無かった。 「好きだよ…」僕は何度も心の中で叫んだ。 この思いがあの子に届くように…。 僕は完全にあの子に惚れてしまった。 なんで挨拶してくれないんだ? 黒板に俺のこと好きだって書いたのは嘘だったのか? 頭がだんだん混乱してきた。 ある日机の中に、手紙が入っていた。 ラブレター? 小学生の時以来だな。 差出人の名前が無いが、きっとあの子だろう。 僕は飛び上がるほど喜んだ。 「うわ〜ラブレターだよ〜!」 中には「○日の22時に公園に来てください」と書いてある。 少々女の子にしては字が汚かったが、僕はそれを信じるしか無かった。 約束の日が来て、両親にばれないよう、そっと家を抜け出し自転車を走らせる。 暗い公園で、30分待ったがあの子は来ない。 1時間後僕は諦めて家へ戻った。 こりゃ完全にあの子に嫌われたな…。 ある日、休み時間にプーヤンのノートが目に入った。 「あれ?この筆跡どこかで見たことあるなあ?」 「あ〜〜〜〜!」 そうあの手紙は嫉妬したプーヤンが書いたニセ手紙だったのだ。 ほとんどの女子が丸文字という書体だったので、手紙の汚い字はすぐにプーヤンのものだと分かった。 僕はプーヤンの嫉妬する気持が分かるし、なにより嫉妬されたことが嬉しかったので、怒る気にはなれなかった。 同時に、ニセ手紙(三国志でいう偽書疑心)にころっと騙されるほど舞いあがっていた自分が嫌になった。 俺の青春はもう終わったのか…? |
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| 次回予告 朝の挨拶はあの子の作戦だったのか? 僕は完全にその術中にはまってしまいました。 あの子は僕に意外なアプローチをしてきます。 |
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| 第四話 | 逆走くん |
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