韓国編

第八話 変態彼氏

登場人物紹介 首都高速用語解説

前回までのあらすじ…。
居酒屋を改築した僕は、その居酒屋で働くことになりました。
泥棒に入られたり、好きだったむつみさんが自殺未遂したり…。
いろいろなことがありました。
そんな中、店長代理を任された夜に韓国からの留学生、玉ちゃんと仲良くなり好きになってしまいます。何度かデートをして義兄妹の契りをして、恋人になりますが玉ちゃんは居酒屋を辞め、韓国へ妹のお見舞いのために帰ることに…。
そして日本に戻ったら湯河原で生活することになっています。
もう会えないかもしれない?不安な日々を送る僕です。
そして僕は、玉ちゃんの住む湯河原へ行くことになり、そこでは新しい物語が始まろうとしていました。

韓国編とは?
韓国へ旅行に行ったときのお話しです。読んで字の如し…ですね。

2000年4月15日(土)

僕はヤオハンでアイスクリームを食べ始めた玉ちゃんにびっくり。
だけど、その姿がかわいいので、なかなか注意できない。
僕は玉ちゃんの手を引いて急いでお店を出た。

かず:「そのアイス僕も食べたいなあ」
玉ちゃんの食べかけのアイスを見て、間接キッスのチャンス到来だと思った。
玉ちゃん:「だ〜め!」
ガ〜ン!
心の中を読まれた?
でも玉ちゃんはタダの食いしん坊だったのである。
かず:「ねえ、俺が買ったんだからさあ」
玉ちゃん:「たく〜しょうがないなあ」
僕は玉ちゃんからアイスクリームを受け取り、ペロリとなめた。
あ〜やっぱりいいなあ間接キッス。
このまま昇天しそうだよ〜。
玉ちゃんがこちらをジッと見ているので、慌てて僕はアイスを返した。
玉ちゃんは何も言わずに受け取りペロリとなめた。
オッケ〜。
う〜ん相思相愛ってやつ?
玉ちゃん好きだよ〜。

その後僕らは代わりばんこにアイスをナメナメ…。
このアイスはお金じゃ買えないなあ。
あ〜夢じゃなかろうか?
幸せだ〜。
あっという間に玉ちゃんの寮に着いてしまった。

寮といっても見かけは普通のアパートで、玉ちゃんが働いているホテルが所有しているのだそうだ。
ドキドキ…。
これから僕は独り暮らしの女性の家に生まれて初めて入る。
緊張で汗が…。
ドキドキドキ…。
あ〜もう中に入ったらベッドに玉ちゃんを押し倒して…。
あんなことやこんなことを…。
ああ玉ちゃん!
僕の頭の中は妄想ではちきれそうになった。
教会で神聖な気持ちになったのはどこへ行ってしまったのだろう?
玉ちゃんは「どうぞ」と言って扉を開けた。

スーハースーハー。
玄関に入り僕は、大きく深呼吸。
玉ちゃんの生活のにほいが〜。
なんていい香りなんだろう。
ああ、もうだめ。
理性が吹っ飛ぶ〜。
台所の右手に風呂場とトイレがあり、もう一つ扉を開けると、そこはリビング。

!!!

ベッドが無い。
さっきまで彼女が寝ていたと思われる。
しわくちゃのタオルケットが一枚とバスタオルを重ねたものが敷布団の代わりにあるだけだった。

かず:「あれ?ベッドとか布団は無いの?」
玉ちゃん:「ないんだよ〜」
かず:「え?寒くない?」
玉ちゃん:「寒いよ」
かず:「そりゃあなんとかしないとなあ」
玉ちゃん:「私、シャワー浴びるからちょっと待っててね」

え?シャワー?
今この部屋の中には若い男女が二人だけ。
これはOKってことなのか?
いやいやそんなことしたら、玉ちゃんの両親に怒られるよ。
それに神様だって許しちゃくれない。
僕は大好きな人の部屋にポツンと取り残されてしまった。
ふと手元を見ると、玉ちゃんがさっきまで寝ていたタオルケットが…。

ダメダ、お前人間じゃなくなるぞ!
理性との戦いは熾烈を極めた。
人間か?獣か?
どちらかに決断しなければならなかった。

…。
…。
…。

…僕は我慢できなかった…。
欲望のままにタオルケットをつかむと、それを抱いてゴロゴロ転がった。
ああ玉ちゃん好きだよ〜。
タオルケットのにほいを嗅ぐと彼女の甘い香りがした。
ああもう脳みそがトロトロにとろけそう。
僕は、完全な変態か変質者になっていた。
その時、カチャリと音がして、僕はハッと我に返った。
危うし!俺…。
ソウルの旅写真集その1
成田空港(新東京国際空港)
日本航空は第二旅客ターミナルから
カクテルを作ろう! その25 オペレーター
トールグラスを用意します。
氷を適量入れ、白ワインをグラスの半分、ジンジャーエールをさらに半分入れステアします。
グラスにギリギリまで注ぐわけにはいかないので、あらかじめ八分目の量を確認しておく必要があります。

「ナツメ社 カクテル300」には載っていませんでした。

次回予告
絶体絶命の大ピンチが訪れようとしていました。どうなる俺?
(前回お知らせした「二人で作った餃子」はしばらく後になります)
第九話 お色気大賞