韓国編

第十二話 二人で作った餃子(その3)

登場人物紹介 首都高速用語解説

前回までのあらすじ…。
居酒屋を改築した僕は、その居酒屋で働くことになりました。
泥棒に入られたり、好きだったむつみさんが自殺未遂したり…。
いろいろなことがありました。
そんな中、店長代理を任された夜に韓国からの留学生、玉ちゃんと仲良くなり好きになってしまいます。何度かデートをして義兄妹の契りをして、恋人になりますが玉ちゃんは居酒屋を辞め、韓国へ妹のお見舞いのために帰ることに…。
そして日本に戻ったら湯河原で生活することになっています。
もう会えないかもしれない?不安な日々を送る僕です。
そして僕は、玉ちゃんの住む湯河原へ行くことになり、そこでは新しい物語が始まろうとしていました。

韓国編とは?
韓国へ旅行に行ったときのお話しです。読んで字の如し…ですね。

2000年4月15日(土)

音声再生その4MP3ファイル

かず:「玉ちゃんは〜ご飯を作ってます」
玉ちゃん:「傑作品で〜す」
かず:「ちょっと失敗しました〜」
玉ちゃん:「アハ、ヘリクチュで〜す」」
かず:「ご飯の量が多すぎた〜」
玉ちゃん:「それはイケダさんで〜す」
かず:「俺は関係ないよ」
玉ちゃん:「私は火をつけただけで〜す」
かず:「玉ちゃんは言い訳ばっかりします」(もっとやさしい言葉をかけられないのか?俺は…)
玉ちゃん:「でも〜真実ですから」

かず:「はい、餃子を包む…。餃子の皮に挽肉を包む作業です」
玉ちゃんが挽肉を餃子の皮に包んでいく」
かず:「玉ちゃんはヘタクソです」
玉ちゃん:「傑作品を作ります」
かず:「手前のが玉ちゃんので奥のが僕のです。僕のほうがうまいですね。ではヒダの付け方を見てみましょう」
玉ちゃん:「これは作り方を変えてみましょう。今度はですね〜こうやって〜」
かず:「ほんとに言い訳ばっかりしてる」
玉ちゃんは半円の餃子の端と端を折り曲げてくっつけようとする。
しかし、うまくつかずにパックリと割れてしまう。
玉ちゃん:「あ!」
かず:「アハハハ。失敗!失敗です」
玉ちゃん:「そんなこと言うからだよ〜」
かず:「はあ、変わったヒダの付け方ですね〜。これは韓国式ですね。多分」
玉ちゃん:「そう」
かず:「ふ〜んなるほど」
玉ちゃん:「うまそうでしょ?」
かず:「うまそう」
玉ちゃん:「今度はもっと違う」
かず:「もっと違うやり方ですか?」
玉ちゃん:「ここまでは同じですね」
かず:「ちょっと良く見えない」
玉ちゃん:「ヘイ!ジュード♪こうやって、ここをこうやりま〜す」
かず:「はい〜。おお!すごい!すごい!」
玉ちゃん:「でしょ?」
かず:「なんか花みたいですね〜」
玉ちゃん:「そうでしょ?」
かず:「花みたいですよ」
玉ちゃん:「玉ちゃんも花、これも花…」
かず:「あ、病気が始まった。いきなり病気が始まったよ〜」
玉ちゃん:「きれいでしょ〜」
かず:「きれいですね〜」
玉ちゃん:「はい、作ってくだっさ〜い」
かず:「あの〜作ってる人とはまったく関係ないですけどね〜。きれいですね〜」
玉ちゃん:「それは同じですね〜。一応ですね真実は真実としてください」
かず:「はい」
玉ちゃん:「外もきれいらしい」
かず:「そう玉ちゃんはそうでもない」
玉ちゃん:「アハハハ」
かず:「はい、じゃあ以上です」
玉ちゃん:「はい、終わりま〜す」
ズズズ〜。
玉ちゃん:「鼻水でちゃった」
かず:「ハハハ」
(か、かわいい!)

玉ちゃんご飯の味見をする。
かず:「おいしいですか?」
玉ちゃん:「はあ〜〜」
かず:「こっち向いてください」
玉ちゃん:「おっけ!」
かず:「おっけ〜。お〜」

かず:「今、玉ちゃんがお皿から餃子を、キッチンの上に置きました。非常に汚い気がするんですけれども大丈夫なんでしょうか?」
玉ちゃん:「大丈夫です」
かず:「2、3日洗ってないような感じなんですけれども」
玉ちゃん:「アハ、使ってないで〜す」
かず:「まあ消毒するから大丈夫でしょう」
玉ちゃん:「消毒してないで〜す」
かず:「なぜこんな苦労をするかというとですね」
玉ちゃん:「はい」
かず:「お皿と茶碗しかないからこんな苦労をするわけです。
玉ちゃん:「アハハハ、うわ〜これうまそう」
かず:「ほんとに玉ちゃんあの〜フライパンとかいろいろ…」
玉ちゃん:「おこげだ」
かず:「買ってくださいね」
玉ちゃん:「お金ないです」
かず:「お金ないですか?どっかで拾ってきてください」
玉ちゃん:「そうしようと思っています。これおいしそう」
かず:「そうおいしそう」
玉ちゃん:「お水入れて〜これ使えないよ。今すぐどうしよう?」
かず:「うあ〜」
玉ちゃん:「どうしよう?」
かず:「どうしよう?あ〜やっぱフライパン持ってくるべきだったなあ」
鍋にはご飯がこびりついていた。
そこで僕は考える。
かず:「あ〜大丈夫!煮ればいいいんだ。煮れば」
ソウルの旅写真集その5
韓国の公衆電話
テレフォンカードを使いますが、日本と違っていて苦労しました。
カクテルを作ろう! その29
トールグラスを用意します。
グラスに氷、ホワイトキュラソー30ml、生レモン、トニックを適量入れてステアしてできあがり。

「ナツメ社 カクテル300」には載っていませんでした。

次回予告
ご飯を炊いたお鍋にはオコゲがびっしり付いていました。
玉ちゃんはそれであることを思いつきます。
第十三話 二人で作った餃子(その4)