韓国編

第十話 二人で作った餃子(その1)

登場人物紹介 首都高速用語解説

前回までのあらすじ…。
居酒屋を改築した僕は、その居酒屋で働くことになりました。
泥棒に入られたり、好きだったむつみさんが自殺未遂したり…。
いろいろなことがありました。
そんな中、店長代理を任された夜に韓国からの留学生、玉ちゃんと仲良くなり好きになってしまいます。何度かデートをして義兄妹の契りをして、恋人になりますが玉ちゃんは居酒屋を辞め、韓国へ妹のお見舞いのために帰ることに…。
そして日本に戻ったら湯河原で生活することになっています。
もう会えないかもしれない?不安な日々を送る僕です。
そして僕は、玉ちゃんの住む湯河原へ行くことになり、そこでは新しい物語が始まろうとしていました。

韓国編とは?
韓国へ旅行に行ったときのお話しです。読んで字の如し…ですね。

2000年4月15日(土)

(僕は持ってきたビデオカメラをスタートさせる)
ラブラブ撮影大会の始まりだ〜。

音声再生その1MP3ファイル

かず:「玉ちゃんは今タマネギのみじん切りをしていま〜す」
玉ちゃん:「これがミジンギリか良くわかりませんけど〜」
玉ちゃん:「これミジンギリ?」
玉ちゃんはまな板をこちらに見せて笑った。
かず:「全然みじん切りになっていませ〜ん。もっと細かく、もっと細かく…」
玉ちゃん:「もっと細かく?」
かず:「隣ではご飯が小さいお鍋でできています」
玉ちゃん:「アハハハ、これドキュメンタリーです」
かず:「そうです。玉ちゃんの家に食器はこれしかありません」
玉ちゃん:「何にもない」
かず:「まな板はベニヤ板です」
玉ちゃん:「これ元々は本棚で〜す」
アハハハ…。

音声再生その2MP3ファイル

かず:「今僕はダンボールのテーブルで餃子を作っています」
玉ちゃん:「まだ作ってないで〜す」(玉ちゃんのつっこみ)
かず:「テーブルが無いのでダンボール箱です」
(カメラマンが玉ちゃんに変わる)

玉ちゃん:「今はイケダさんの…」
かず:「そんなにアップで映さないでください」
玉ちゃん:「はい?ちょっとでっか〜い頭が見えてま〜す」
かず:「もうちょっと離れてこっちを…。メインのほうを映してください」
玉ちゃん:「は〜い」
かず:「今玉ちゃんが…。みじん切りになっていないみじん切りを…」
玉ちゃん「ミジンギリ、完璧なミジンギリで〜す」
かず:「こんなのも入ってますけど…。こんな長いのは除きましょうね」
玉ちゃん:「アハハハ、食べてもいいんじゃないですか?」
玉ちゃん:「あ〜壁を映りましょう」
かず:「壁映してどうすんの?」
玉ちゃん:「私の部屋で〜す。大きいですね〜ウオオオオ」
かず:「壁映してどうすんの?俺の料理してるとこを映してよ」
かず:「さあこの失敗作は…」
玉ちゃん:「失敗作じゃない…。完璧な作品を…」
かず:「取り除いて」
玉ちゃん:「完璧な作品が無視されてますね〜」
かず:「後は手で…」
僕は挽肉とタマネギを混ぜ始める。
玉ちゃん:「手は洗いましたか?」
かず:「洗いました」
玉ちゃん:「ちょっと臭いですけど…」
かず:「なんで手が臭いんだよ、手はちゃんと洗いました」
玉ちゃん:「この様子を見ているとですねえ、食べたくないですねえ」
かず:「じゃ、見ないでください」
玉ちゃん:「でも撮るしかないから〜しょうがないですねえ」
アハハハ
ソウルの旅写真集その3
僕がソウルで泊まったホテル
豊田(プンジョン)ホテルの部屋
カクテルを作ろう! その27
カクテルグラスを用意します。
シェーカーに氷、ホワイトキュラソー20ml、オレンジジュース40ml、グレナデンシロップ1tsp、レモン果汁2tspを入れてシェイクします。
カクテルグラスに注いでできあがり。
お店では一度も作らなかったカクテルの一つです。

「ナツメ社 カクテル300」には載っていませんでした。

次回予告
挽肉に塩を入れすぎてしまいました。漫才のような会話?
第十一話 二人で作った餃子(その2)