幻想編
| 第十一話 | 泥棒再び |
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| 登場人物紹介 | 首都高速用語解説 |
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| 前回までのあらすじ…。 1999年から2000年へ。店長はミレニアムイベントを企画しましたが、お客は0人でした。友人が5人もミレニアム結婚していて、僕だけ取り残された感じがしました。 幻想編とは…? 居酒屋で働いていたときのことについて書いていきます。 |
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| 2000年1月11日(火) 久々の買出しで7時に起きて東川口へ行く。 角上とスーパーで食料をどっさり買い込んで、チーフの運転で赤羽へ向かう。 ランチメニューを筆ペンで書いて、FAXでコピーしクリアケースに入れて各テーブルに置いて、お茶の用意。 開店前はほんとに忙しい。 外に椅子を出して、サンプルメニューを2種類置いて開店だ〜。 12時になるといつもの常連客で店内はいっぱいになる。 「おかわり〜」 とお客さんの元気な声。 お茶、味噌汁、ご飯はお代わり自由で、定食750円なのだ。 だから利益はあまりない。 夜の居酒屋の宣伝の意味でやっているそうだ。 13時になり、店内が落ちついてくると自宅から電話が入る。 母からの電話で、部屋が荒らされているとのこと。 僕は店長に相談してすぐに家に帰った。 警察が来るらしいので、その前になんとしても家に着かなくては…。 というのも、隠してあるエ○本が散乱してたら、親の顔が見れないし、警察にいろいろ質問されるのも超恥ずかしい。 よりによって、なんで俺の部屋に盗みに入るかな〜? 見られちゃまずいものがいっぱいあるんだよな〜。 階段を駆け上がりドアを開けると…。 遅かったか〜。 警察がすでに来ていて「部屋に入るな!」と言われてしまった。 さすが日本の警察は早いなあ。 警察の検証が終わったところで聞いてみた。 かず:「あ、あの〜通帳が盗まれていないかどうかだけ確認していいですか?」 警察:「どうぞ」 通帳を確かめたいというのは口実で、エ○本が散乱してないか確認したかったのだ。 恐る恐る部屋を覗くと、多少ちらかっていたが、やばいもんは散乱していなかった。 盗まれていたのは、前回30万円を入れておいた引き出しのJTBギフトカード1万5千円。ゲームソフト15本。ゲーム機本体。愛用のザックだ。 どうやら犯人は、前回30万円を盗んで味を占めたらしく、同じ引き出しを探したが現金が無く、あちこち探したようだ。 本棚の下の引き出しは固くて開けにくいのだが、犯人はそこに金目のものがあると思い、開けるのにかなりの時間をかけたようだ。 でもそこにあるのは、昔集めてた駅のスタンプ帳ばかり。 犯人も面食らったに違いない。 仕方なく引き出しのギフトカードをポケットに突っ込み、近くにあったゲームソフトを登山用ザックに入れ、他の部屋を物色したようだ。 まあ犯人にしてみれば、前回易々と奪えた30万円が無く、かなりしょぼい稼ぎだっただろう。 「おんなじ場所に給料置くほど俺はバカじゃないぞ!」 と犯人に言ってやりたい。 警察が調書を取るというので、盗まれたゲームソフト名を全部紙に書いて警察官に渡した。 何が盗まれているかは、領収書を取ってあったので正確に知ることができた。 警察官:「エート、機動戦士ガンダムギレンの野望…、ワールドアドバンスド大戦略…」 警察官は聞きなれない漢字とカタカナを書くのに四苦八苦している様子。 僕は思わず苦笑してしまった。 11月24日に盗まれた30万円も同一犯と思われ、被害届けを出した。 そして不思議なことが分かってきた。 両親の部屋が荒らされ、妹のサイフから僅かなお金が盗まれているのに、弟の部屋は手がつけられていない…。 これはどういうことか? 「弟が犯人では?」と両親に聞いた。 僕はしばらく考える。 もし仮に弟がやったとして、自分がどういうおかえしをされるか、昔の兄弟げんかでわかっているだろうから、やるはず無いと思うなあ。 12歳の妹は自分のお小遣いを盗まれて、かなりショックを受けたようすで、震えていた。鑑識官が来て、指紋の採取を行い。家族の指紋も取らされた。これは調べが終わったら後で廃棄するそうだ。 何もしてないのに前科者になった気分。 そして新たな事実が発覚。 犯人はどうやら通路から弟の部屋に侵入したらしい。 その証拠に足跡が窓の下に複数発見された。 通路の窓には人が入れないように鉄格子があるが、上に隙間があり痩せてる人間なら通り抜けられ、鍵が開いていれば進入可能なのだ。 僕や弟は小中学生の時、家に鍵を忘れた時はその方法で良く帰宅していた。 その方法を知っているのは身内だけなので、ますます弟が怪しい。 弟が帰ってくると…。 な、なんと友人の犯行であるという。 どうやら友人に鍵が無い時、家に入る方法を教えていたらしい。 元々仲の悪かった兄弟だが、この日を境にさらに険悪になってしまった。 僕は怒りの矛先をどこに向けていいのか分からず親に当たった。 「なんで、弟の友人に盗まれなきゃいけないんだ!」 警察は当てに出来ない。 俺が犯人を捕まえてやる…。 僕は犯人が11月24日、1月11日と連休の翌日に侵入していることに着目。 このことは警察も気づいていないだろう。 次の連休翌日に決行することにした。 翌日、仕事帰りに赤羽のモデルガンショップでスコーピオンという一番安いモデルガンを買った。防弾チョッキは売ってないか〜。自分の身は自分で守るしかない。 どうやら2000年も波乱の年になりそうだ…。 ![]() |
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| カクテルを作ろう! | その5 | ジンライム |
| ラージグラスを用意します。 ジンを45入れ氷を入れます。 あらかじめ6等分にして切っておいた生ライムをグラスの縁にひっかけます。 ライムの皮に3分の一程度の切れ込みを入れておくと、引っかかります。 名前のまんまの作り方です。 ジントニックと並んで、人気のあるカクテルでした。 |
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| 泥棒に入られて大ショック! とりあず恋愛度数は変わりません。 ![]() |
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| 次回予告 人見知りする僕がやっと、他の店員とも打ち解けてきました。 ある日、むつみさんがお客として現れましたが…? |
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| 第十二話 | 理解不能 |
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