| 2 読み直す際のチェックポイント |
| 文法的なチェック |
| 文体のチェック |
| 勘違いはないか |
| 文法的なチェック |
| <主語・述語の対応に間違いはないか> |
| <「れる・られる」に間違いはないか> |
| 1 命令形が「れ」で終わる言葉に対しては「れる」 帰れ⇒帰れる 走れ⇒走れる |
| 2 命令形が「ろ」で終わる言葉に対しては「られる」 投げろ⇒投げられる 見ろ⇒見られる 変えろ⇒変えられる 教えろ⇒教えられる やめろ⇒やめられる |
| <敬語に間違いはないか> |
| 1 謙譲語 (自分がへりくだって言うときに使う) いただく うかがう 申す 拝見する いたす |
| 2 尊敬語 |
| <重複表現はないか> |
| 骨を骨折する 後で後悔する 今の現状 走れることができる⇒走ることができる 「よく」おへそを出している人を「よく」見かける⇒どちらかの「よく」を消す |
| <表記に間違いはないか> |
| 口語体と文章語体 (赤字が口語体なので、青字の文章語体に直す) ご存知のとうり⇒とおり 間違いだとゆう⇒いう 違かった⇒違っていた 食事とかをしていた⇒食事などをしていた 私だってできる⇒私でもできる すごい楽しい⇒とても楽しい すごく楽しい⇒とても楽しい 私はそれを知らなかった。なので、無駄足だった⇒ 私はそれを知らなかった。だから、無駄足だった 私はそれを知らなかった。したがって、無駄足だった |
| 文体のチェック |
| <「です・ます」と「だ・である」がまじっていないか> |
| 原則として敬体「です・ます」と常体「だ・である」がまじってはならない。 例外として講演や講演を収録した書物はまじっていることが多い。 もしまぜて書くと? 小学生風の幼稚な文章とみなされる。 |
| <読点を正しく打っているか> |
| 日本語の読点(、)には付け方の規則はない。 主な基準は以下のとおり。 主語が長いときは主語のあとに付ける。 (例) これから先にやるべきことは、まだ決まっていない。 文頭の接続詞のあとに付ける。 (例) それゆえ、私は今回の決定に反対である。 重文で、「…だが」「…ので」などのあとに付ける。 (例) そのような態度には賛成できないが、彼の考えは間違っていない。 つづけて書くと、別の言葉と誤解されるときに付ける。 (例) その時、次郎さんがやってきた。 「時次郎」という名前に間違われるのを防ぐ。 |
| <口語調がまじっていないか> |
| 口語体と知ったうえで用いるのならかまわない。 赤字から青字に直す。 私はあまりテレビを見なく、政治の動きを知らない。 私はあまりテレビを見ないので、政治の動きを知らない。 流行語、俗語がまじらないように注意する。 |
| <同じ表現、同じ言葉の多用はないか> |
| 「である」「思う」「にほかならない」が連発されていないか。 |
| <仲間内だけの言葉を使っていないか> |
| 自分の仲間だけにしか通じない言葉を使う人がいる。 それはまるで部外者を排除するような態度だ。 ウェブサイトに文章を載せたりする場合は、多くの人に見てもらう必要がある。 多くの人にわかってもらってこそ、文章の意味がある。 |
| <一文が長すぎないか> |
| 一文が六十字を超えていたら、だらだらしていないか、意味が明確かをチェックするといい。 |
| 勘違いはないか |
| ホームページで脱字などの単純ミスの多い文章を公開してしまうと、そのホームページそのものが信用できないものとみなされてしまう。 自分でチェックし、辞書を引いて完成度を高める。 |
| <ことわざ・表現の勘違いはないか> |
| すべからく 意味:当然のこととして。かならず。 (例) すべからく正直を心がけるべし。 下に「べし」がくることが多い。 「すべて」という意味ではない。 さわり 意味:話しなどのいちばん聞かせたいだいじなところ。聞きどころ。 (例) さわりだけを話す。 「はじめの部分」という意味ではない。 ナイーブ 意味:性格が素直で純真であるようす。素朴。無邪気。 「繊細で感じやすい」という意味ではない。 |
| <変換ミスはないか> |
| 「講義します」と「抗議します」ではまったく意味が異なる。 |
| <誤字脱字はないか> |
| 以下の例文の赤字は間違っています。 正しい漢字はなんでしょう? 問1 その考えには批難の声が大きい 問2 この方法には幣害がある 問3 その考えは絶体間違いだ 問4 その判断は適格だ 問5 みんなで義論をする 問6 抗義行動を呼びかける 問7 錯角に陥るな 問8 社会現象を分析する 問9 出世競走がさかんだ 問10 生態系を守るべきだ 問11 週間誌を読む 問12 彼の存在が不可決だ 問13 普偏的な事実を探る 問14 思考錯誤の果てに成功した 問15 危機一発で危険を逃れた 問16 化学技術の発達 問17 一局集中を解決する 問18 そんなことは言語同断だ 解答 問1 批判または非難 問2 弊害(変換ミスはない) 問3 絶対(変換ミスはない) 問4 的確 適格は資格を満たすという意味 問5 議論(変換ミスはない) 問6 抗議(変換ミスはない) 問7 錯覚 錯角は数学の同位角と同じ意味 問8 現象(変換ミスはない) 問9 競争 競走は走って競う意味 問10 生態系(変換ミスはない) 問11 週刊誌(変換ミスはない) 問12 不可欠(変換ミスはない) 問13 普遍的(変換ミスはない) 問14 試行錯誤(変換ミスはない) 問15 危機一髪(変換ミスはない) 問16 科学技術(変換ミスはない) 問17 一極集中(変換ミスはない) 問18 言語道断(変換ミスはない) |
| <事実誤認はないか> |
| 辞書や事典で調べる。 |
| <文章の書き方のルールに間違いはないか> |
| 書き出しや段落替えのあとは一マスあけるのが原則。 横書きの場合は? |
| 次の行のはじめに句読点や閉じ括弧などがつくときには、前の行の最後に組み込んでしまうのが原則。 禁則処理を行う。 ただし、促音の「っ」や拗音の「ゃゅょ」は行の最初のマス目で一マスを用いてよい。 |
| 句読点「、」「。」や「」()などの括弧は一マスに書く。 ただし、…や−はニマス。横書きの場合は? |
| 数字は漢数字が原則。 ただし、数量の場合は算用数字でいい。 横書きの場合、数字は一マスに二文字入れる。 パソコンなどの場合は半角にする。 |
| ODA、やNHKなどの略語は一マスに一文字入れる。 パソコンなどの場合は全角にする。 英単語の場合は、一マスに二文字入れる。 パソコンなどの場合は半角にする。 |
| 小説、音楽、映画などの作品のタイトルは二重カギ括弧『』を使う。 |
| カギ括弧内の文中にカギ括弧が出てくる場合は二重カギ括弧『』を使う。 |
| 文を引用するときにはカギ括弧「」を使う。 |
| ””(ダブルクォーテーションマーク)は強調の意味で使われる。横書き用。 |
| 単位の記号 横書き⇒「%」「m」 縦書き⇒「パーセント」「メートル」 |
| 閉じ括弧と句点の併用 「…である。」 「…である」。 どちらでも良い。 小説の会話では読点をつけないことも多い。 「…である」。のほうが使いやすい? |
| 引用に出典をつけているか 他人の文章を引用したときには、必ず筆者名、本や雑誌の名称、出版社名を併記するのが原則。 それをしないと無断盗用とみなされても仕方がない。 |