ライオンフィッシュ
| 大きさ 15〜20cm | |
| 性格 比較的大人しい | |
| 行動範囲 物陰などに身を潜める | |
| 環境 十分な広さと身を隠す場所が必要 | |
| 餌 ほぼ生餌しか食べない | |
| 混泳 生活エリアの被らないものなら可 | |
| 飼育 やや手間が掛かる | |
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| 体のわりには大人しい性格 | |
| ライオンフィッシュは20cm程にまでなる中型魚で、大きくなると体格も立派で顔つきにも迫力が出てきます。 しかしその割にはけっこう大人しい魚で、普段はジッとして動かない事が殆どのようです。 水換え用のホースが目の前に下りてきても、こちらが水槽を覗いても、これといったリアクションを見せてくれません。 隠れている土管ごと水槽から取り出しても微動だにしない事もあるそうです。 実は頑固な性格なのかもしれません。 しかしもちろん外敵に対しては威嚇行動を取ります。 有名なのは『グゥグゥ』と鳴く事ですね。 ちょっかいを出されたりすると、まずこの声で相手を威嚇するようです。 それでも相手が向かってくると、ものすごいスピードで逃げるので注意が必要です。 大きな魚が水槽内で暴れまわるのは、危険以外のなにものでもありませんからね。 ただし基本的に生餌を好む魚なので、口に入る大きさのものが近寄ると食べられてしまいます。 ジッとしているのは獲物を待ち構えているわけでもあるので、他者に無関心なわけではありません。 小型魚やエビなどは丁度イイ餌になるので、混泳は無理でしょう。 同程度の大きさの魚なら混泳させることも可能ですが、なるべく生活圏が重ならないものが良いでしょうね。 あまり近くをウロウロされると、さすがのライオンフィッシュもストレスが溜まるかもしれません。 最悪噛み付かれて大怪我をする事態になる可能性もあるでしょう。 とは言え基本的に大人しい事には変わりないので、変にちょっかいを出さなければ悩まされる事もないでしょう。 |
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| 身を潜め、微動だにせず… | |
| 上でも書いたとおり、普段は特定の場所でジッとしています。 それもどこでも良いわけではなく、石や流木や土管など、とにかくレイアウトしてあるものの陰に入ろうとします。 場合によっては床材を掘り返して窪みを作る事もあるようです。 どうも明かりを避けて隠れようとするらしく、レイアウトの仕方によってはすっぽり隠れてしまう事もあるでしょう。 もしかすると、こういう場所に小魚などが入ってくるのを待ち構えているのかもしれません。 ジッと動かないでいるのなら、流れも緩やかな方が良いでしょうね。 逆に考えれば、ライオンフィッシュはその様な隠れ家がないと落ち着かないという考え方も出来ます。 20cm程にまでなる魚がすっぽり体を収められるには、かなり大きなスペースが必要です。 簡単なものとしては土管などがありますが、大きい分力もあるので自力で動かしてしまうかもしれません。 可能なら大きな石等で固定したいところですが、引っ掛けて怪我をしないように角のないものを選んだほうが良いでしょうね。 ただそうなると、ますます広いスペースが必要になってしまいますが…。 とにかく隠れ家を意識してレイアウトすれば、あとはライオンフィッシュが自分で良い場所を探すでしょう。 どこかに腰を据えたら、それからはそこが定位置となると思います。 |
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| 土管と流木の間に隠れてしまった…。 | |
| しかし夜間は多少動き回るらしく、真っ暗になると隠れ家からのそのそ出てくる事もあります。 餌を求めているのか、排泄するためなのか、それとも他に理由があるのか…。 普段あまり動かない分、別の姿を観察できる時間でもあります。 どちらかと言うと、夜行性の魚なのかもしれませんね。 ただ夜中に部屋の明かりなどをつけると驚いて暴れる事もあるかもしれません。 その点は注意したいですね。 |
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| 待ち構える捕食者 | |
| 体の大きさからも想像できますが、餌は小魚やエビなどを主食としているようです。 ヒメダカはもちろん、小赤やヌマエビなども食べます。 ヤマトヌマエビなどをコケ対策などで混泳させる事はよくありますが、これも格好の餌になってしまいます。 口に入る大きさの生き物は全て捕食対象になると考えた方が良いでしょうね。 しかし自分から餌を探しに行くのではなく、隠れ家に身を潜め、獲物が目の前を通るのをジッと待ち構えているようです。 そのため水槽に入っている餌魚が少ないと、場合によってはなかなか食事にありつけない事もあるでしょう。 飼育者が食べさせようと思って魚を入れても、思い通りライオンフィッシュのもとまで行くかどうかは分かりません。 それを考えると日頃からある程度小魚を泳がせておいて、減ったら補充するというようなやり方が良いと思います。 食べるペースは遅い方なので、飼育者も気長に待って問題ないでしょう。 ただなかなか食べないからといって、沢山入れるのは良くありません。 食べ過ぎればフンも多くなるでしょうし、餌魚がいればそのフンも出てきます。 それでは水質の悪化を招く原因にもなりかねません。 水槽の大きさによっても変わってきますが、小魚やエビなどが5匹程度いれば十分でしょう。 捕食の瞬間を見るのは難しいですが、気がつくといつの間にか食べていたりします。 |
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| 汽水魚? 淡水魚? それとも…? | |
| ライオンフィッシュの仲間は基本的に汽水域〜海水域に暮らしているそうです。 しかし、うちで飼っていたライオンフィッシュは何故か淡水魚として売られていました。 淡水での飼育は皮膚の病気になりやすいそうですが、特にそういう事もなかったようです。 買った時点では携帯電話よりも小さいサイズだったので、お店で慣らしていたという事はないでしょう。 ライオンフィッシュの仲間は数十種類いるそうなので、中には淡水域で暮らすものもいるのかもしれません。 それでも基本的には汽水魚の仲間なので、売られているものも殆どがその様に扱われているでしょう。 無理矢理淡水に慣れさせるような事はしないで、そのまま汽水で飼育するのがベストですね。 ここでひとつ気になるのが、日本産淡水魚の《ドンコ》という魚。 日本の各地に生息している魚で、生息地によって見た目も変わっているようです。 ネットでいくつか写真を見てみると、けっこうライオンフィッシュに似ていると思います。 またグゥグゥと鳴く習性も持っているようです。 この魚がライオンフィッシュの仲間である可能性は高いのではないでしょうか。 もしかしたら、うちで飼っていたのはこの《ドンコ》がライオンフィッシュとして売られていたものなのかもしれません。 |
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| どっしり構えた存在感 | |
| 大きくなり生餌しか食べない事もあり、飼育にはちょっと手間が掛かります。 水槽は60cmサイズがあれば十分ですが、生餌を入れる事や水の管理を考えると、もう少し大きいものが良いかもしれません。 出来れば餌は専用の水槽でストックしたいところですね。 またフンも大きいのでろ過装置は能力の高いものを使い、水換えもこまめにやった方が良いでしょう。 ライオンフィッシュは皮膚が弱いと言われているので、水質の管理には特に気を使う必要があります。 その点を考えると床材は砂等を使用し、レイアウトするものも角のない丸い石等を使うのが良いでしょうね。 これらを上手く使って、住みやすい隠れ家を作ってやりたいものです。 ただその性格から、混泳は向いていないと考えるべきでしょうね。 うちではスネークヘッド等と混泳させていましたが、やはり安全面や水質管理の面から考えて、単独飼育するのがベストです。 またこの手の魚は同種間では激しく争う可能性もあるので、その点からも単独が良いでしょう。 生活域が重ならないタイプのものでも、万が一の事を考えて同居は避けた方が無難です。 |
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