ハラハラキャット

大きさ 2〜3cm
性格  非常に大人しい
行動範囲 水底
環境 木の穴や茂みの中を好む
餌 沈降性のものが○
混泳 大人しい魚となら○
飼育 飼いやすい

常にマイペース
大人しい魚ですが、その行動を見ているとなんともマイペースな印象を受けます。
泳ぐスピードもゆっくりで、一度に動く距離もほんのちょっと。
周りにコリドラス等のほかの魚が来てもお構いなしのようです。
飼育者が水槽に近づいても、慣れてくれば逃げもしなくなります
ただ大人しい分、他の同居魚に苛められないよう注意する必要があるでしょうね。

また基本的に夜行性なので、明るいうちは特に大人しい感じです。
物陰に隠れていたり、すぐ身を隠せる場所に陣取っている事が殆どでしょう。
それでも餌の時にはしっかり出てくるので、給餌に困る事もありません。

身を隠す場所を確保したい
上でも書いたとおり基本的に夜行性なので、明るい時間帯はどこかに隠れている事が多いようです。
また活動しているときでも、なるべく身を隠せるエリアから離れないで行動している事が殆ど。
やはり体が小さい分、天敵から身を守るためにこの様な行動をしているのでしょう。
流木や石の陰になる場所はもちろん、時にはウィローモスの茂みの中などに入り込んだりもします。
体の模様は擬態の役割りもしているのでしょうから、同じ様な色合いのものでレイアウトしてやると落ち着くでしょうね。
見にくくなるので鑑賞する点ではマイナスですが…。

また身を隠す場所を確保しておけば、意外と立体的にも活動します
流木や水草に沿って上層付近まで登っていくこともしばしば。
流木等を立体的に組めば、水槽全域が活動範囲になるのかもしれません。
ただ活発に動き回る魚ではないので、身を隠せる場所を用意する事を第一に考えれば良いでしょう。
ウィローモスの中を突き進むハラハラキャット

餌の取り合いに負けないために
体が小さい分餌もそれなりの大きさのものが必要ですが、基本的になんでも食べてくれます
人口飼料でも問題なく食べますが、やはりアカムシなどの生餌を好むようです。
口に入る大きさなら、稚エビなども餌になるかもしれません。
ただアカムシしか食べてくれないといった話もあるので、場合によってはある程度慣れさせる必要があるでしょう。

また口の形状をみると横に広く、顔の前面についています。
この形から考えると、コリドラスの様に底に落ちている餌をついばむようなタイプではないのかもしれません。
小さな生き物にパクッっと食いつくタイプのような感じです。
とはいえ、底に落ちた餌なども積極的に食べるので、特に気を使う必要はないでしょう。

問題はスローペースであるため、どうしても他の魚に先を越されてしまう点でしょう。
水底で活動している以上沈む餌が必要ですが、同居魚によってはハラハラキャットより先に殆ど食べてしまう事もあるでしょう。
かと言ってあまり多く入れすぎては水を汚す原因にもなりかねません。
ハラハラキャットのいるエリアだけ遅れて餌を入れるなどの工夫が必要になるでしょう。
ただ体が小さい分食べる量も少ないので、極端に少ない量出なければ、他の魚と同時に餌をやっても平気かもしれません。
他の魚が食べ終わった頃に残った餌を探していたりもするので、毎日の様子を見ながら調整すれば良いでしょうね。
とにかく食事もマイペースなので、焦らずノンビリ観察するのが一番です。

小さいが結構丈夫な魚
非常に小さく食べる量も少ないですが、意外と丈夫な魚です。
夏場の高水温や病気にも強いらしく、マイペースですくすく育っていきます。
しっかり隠れる場所を確保すれば、すぐに新しい環境にも馴染んでくるでしょう
その点から考えれば、とても飼いやすい魚と言えるかもしれません。
少々給餌がもどかしく感じるかもしれませんが、こちらもスローペースで付き合っていく事が大切です

また混泳させる場合は、苛められないように同居魚の相性をよく考える必要があります
ハラハラキャット自身は大人しいので問題ありませんが、気性の荒い魚には格好の的になってしまうかもしれません。
身を隠そうとする性質から、テリトリー意識のある魚も同居魚としては不向きでしょうね。
もちろん単独飼育できれば一番良いと思いますが、主役として扱われない事が多いようです。

難点と言えば、その習性から隠れて見つからなくなってしまう可能性もあります。
夜行性である以上仕方のない事ではありますが、そういう魚として考えておくべきでしょうね。
場合によっては、いるんだかいないんだか分からない謎の存在になってしまう事もあるかもしれません。
それでも慣れてくれば、明るい時間帯でも顔を出してくれるようになります。
混泳水槽のマスコットでも小型水槽での単独飼育でも、ちょっと変わった存在感を出してくれるでしょう。