チョコレートグラミー

大きさ  4〜5cm
性格  温和
行動範囲  上層〜下層
環境  暗めのエリアを好む?
餌  人工餌はやや慣れにくい?
混泳  大人しい魚となら○
飼育  比較的飼いやすい

同種との争いも少ない
アナバスは同種間の争いが多いみたいですが、チョコレートグラミーは性格も温和で、比較的争う事が少ないようです。
他の魚にも特にちょっかいを出す事もなく、混泳も問題なく出来るでしょう。
ただ全く争う事がないというわけではないので、場合によっては複数飼育や混泳が上手くいかない事も考えられます。

この問題を除けば、性格も温和で大人しい魚と言えるでしょう。
臆病というわけでもないので、飼育者が水槽に近寄っても逃げ回る事はなさそうです。
その点は鑑賞面でもプラス要素ですね。
ゆったりと水槽内を泳ぐ姿は、渋い模様と同様に落ち着いた雰囲気を醸し出します。

比較的薄暗いところを好む
行動範囲は水槽内のほぼ全域と広く、下層を泳いでいる事もあれば上層付近を泳いでいる事もあります。
水槽の前面に出てくる事も珍しくありません。

しかしどちらかと言うと、流木の陰になっているエリアを好む傾向があるようです。
照明をつけずに薄暗い状態にしているとどこでも気にせず泳いでいますが、明るくなると流木や水草の陰などのやや薄暗い場所に引っ込んでしまう事もありました。
野生ではブラックウォーターの中で生活しているようなので、恐らくそれに近い環境を求めているのでしょう。
彼らの模様も、その中での保護色の役割りをしているのかもしれませんね。

その点から考えると、照明を押さえ気味にした暗めの環境が良いのかもしれません。
また流木や浮き草などを利用して、陰になるエリアを多く作ってやると良いでしょう。
あまり鑑賞には向かないかもしれませんが、彼らのためにブラックウォーターを用意するのも一つの選択肢ですね。

人工飼料はあまり好まない?
餌は特に気を使う事もなく、なんでも食べてくれます。
ただ人工餌はあまり好まないらくし、食べる事は食べますが、イマイチ食いつきがよくない感じです。
アカムシやブラインシュリンプなどを与えると、かなり勢いよく食べていました。
とは言え、バランスを考えると人口飼料を中心に食べさせた方がが良いでしょうね。

ただ口がおちょぼ口のように小さいので、餌の大きさも考える必要があるでしょう。
フレーク上のものは食べにくいかもしえないので、小さい顆粒状の餌が適しているでしょう。
アカムシなどを入れるときも、軽く手で千切っておくと良いかもしれません。
とりあえず口に入る大きさならどんなタイプでも問題はないと思います。
浮いているものでも沈んでいるものでも食べるので、浮上性・沈降性どちらでも平気です。
物陰にいることが多いようなら、沈降性を中心に慣らしていけば良いでしょう。

微妙に違うバリエーション
チョコグラの特徴と言えば、何と言ってもそのシックな模様でしょう
名前の通りチョコレートのような地味な色合いですが、優雅に泳ぐ姿と相まって非常に深い味わいを醸し出しています。
一見どの個体も同じ様な柄をしていますが、実はよく見るとそれぞれの模様には違いがあります
体を縦断するラインの向きやヒレの柄など、一匹一匹を比べて観察すると、その違いがよく分かるでしょう。
また同じチョコグラのなかでもラインの数が多いものや赤みがかったものなど、近縁種によってさらにバリエーションが違うようです。

この様な特徴から、チョコグラ好きの人にとってはコレクション的な楽しみ方もあるようです。
上手くブリーディングできれば、今までにないような模様の個体が誕生するかもしれませんね。
一匹一匹の模様は、よく見ると微妙に違う

どちらかと言えば単独飼育向きか?
一昔前までは飼育は難しく上級者向けと言われていたようですが、実際に飼ってみるとそれ程飼育困難な魚ではないようです。
餌にやや選り好みがあるものの、しっかりと環境に慣らせば丈夫に育ってくれるでしょう。
同じ様に大人しい小型魚となら混泳も可能です。
体も大きくならないので、40cm〜の水槽があれば単独飼育には十分だと思います。
流木や水草を沢山いれて、ゆったりした環境で飼いたいですね。

ただもともと超軟水といわれる環境で暮らす魚なので、それを再現できればベストでしょう。
そうなると混泳魚も同じ地域にくらすものに絞るべきなのかもしれません。
またマウスブリーディングをする事も考えると、同居魚はなるべく少ない方がストレスも少なく飼育できると思います。
同種間の争いも考慮すれば、単独で少数飼育するのが向いていそうです。