レインボースネークヘッド

大きさ 10〜15cm
性格 比較的飼育者に慣れる
行動範囲 水槽内全域
環境 広いスペースと隠れる場所が必要
餌 生餌を好む
混泳 基本的に単独飼育向け
飼育 比較的易しい

愛嬌もあり、気難しくもあり
魚の中では比較的飼育者に慣れる面があり、堂々としています。
特に神経質な事もないので、接しやすい魚と言えるでしょう。
慣れてくれば餌をねだる様な仕草も見せ、手を入れると寄ってくるようになる場合もあります。
活発に泳ぎ回る事もあまりなく、基本的に大人しい性格と言えるでしょう。
生餌を食べる時も、追っかけ回すのではなく、ソ〜っと近づいて一瞬のうちに飲み込むといった感じです。

ただし同種間ではテリトリー意識があるので、複数飼育は無理でしょう。
また混泳に関しては個体差があり、成功した例もあれば失敗した例もあります
相性を決める要素がイマイチよく分かりませんが、やはり単独飼育すべき魚なのでしょう。
気に入らない相手は噛み殺してしまうくらいですからね。
また小魚やエビは捕食対象としか見ないので、性格以前に混泳は無理です。

活発な面もあり、大きめの水槽が必要
行動範囲は広く、水槽内全体が活動の場と言えるでしょう。
水面近くをウロウロしている時もあれば底でジーっとしている事もありまし、当然水中を泳ぎまわる事もあります。
また他の魚同様シェルター等に身を隠す事もあるので、その様な場所があった方が落ち着くようです。
体が大きく水槽の全域で活動するので、単独飼育であっても存在感がかなりあります。
柔らかい動きで水槽内を泳ぐ姿はとても面白く、見ていて飽きる事はないでしょう。

ただ体が大きい分、やはり瞬発力はかなりのものです。
ジャンプ力もかなりあり、時には水槽の蓋を弾き飛ばしてしまう事もあります。
特に注意したいのが給餌の時。
餌に気付くと蓋越しでも飛びついて食べようとするので、気をつけないと怪我をさせる事になってしまいます。
また驚いた時に水槽内を暴れ回る事もあるので、窮屈な環境だとあちこちに体をぶつけてしまうかもしれません。
普段はそれ程活発に泳ぎ回る魚ではありませんが、力持ちである事を忘れないようにしないといけませんね。

これらを考えると、単独飼育であってもやや大きめの水槽が必要と考えるべきでしょう。
泳ぐスペースも隠れ場所も、体が大きければその分大きいものが必要です。
また排泄量も多いので、水質管理の面からも大きい水槽が適していると言えるでしょうね。
単独飼育をするとして、恐らく60cm水槽以上の大きさなら問題ないでしょう。
土管やモスを巻きつけた流木等を少し入れ、あとは広く開放しておけば十分だと思います。
ジャンプを防ぐために、水面は浮き草で覆うというのもアリかもしれませんね。

食べ過ぎに注意
餌はなんでもよく食べますが、特に小魚やエビなどの生餌を好むようです。
ヒメダカやスジエビ等を水槽に入れてやれば、喜んで食べるでしょう。
そのせいで苔対策も兼ねてヌマエビなどを入れていても、餌として食べられてしまうのは覚悟しなくてはいけません。
貝は食べないようですが、オトシンクルスなども捕食対象になってしまうと考えた方が良いでしょう。
これらの生き物を入れるなら、食べられる事を前提にしておく必要があると言えます。
ただ大食漢なので、あまり沢山入れておくと食べ過ぎになってしまいます。
普段は飼料を食べさせ、たまに生餌を入れてやれば十分でしょう。

上でも書いたように、気をつけなければいけないのが給餌の時のジャンプ
水槽越しに餌を見せるとハッキリと認識し、こちらが入れるのを待ち構える事もあります。
慣れてくると踊るように泳ぎ、餌をねだる様な行動も見せてくれます
ただお構いなしに飛び掛ってくる事もあるので、気付かれないように入れる等の工夫が必要になるかもしれません。
「お腹すいた〜!!」とアピール?
やり方さえ上手く出来れば、餌に困る事はありません。
コリタブや乾燥アカムシやブラインシュリンプやクリル等何でも食べるので、色々なものを食べさせてやりたいところです。
ただし食べるだけ与えるのではなく、毎日少なめの量を食べさせる方が良いでしょう。
食べる時は一気にメダカ10匹くらい食べてしまうので注意が必要です。
食べるだけ食べさせていると、大量のフンや食べ残しが水質悪化の原因にもなりかねません。
ある程度の分量を決めておく必要があるでしょうね。

また生餌を与えてもあまり食べない事もあります。
それでもクリルなどは普段どおり食べたりするので、気分なのか気付いていないのかわかりませんが…。
とりあえず生餌を食べなかった日は普段どおりの餌を与えておけば良いでしょう。
お腹がすけば勝手に食べるので、その日は他の餌を与えないようにすれば平気です。

単独か、混泳か
同種間ではテリトリー意識が強く出るようですが、別種に対してはそうでもない感じもします。
恐らく姿形で判別しているのだと思いますが、全く似ていない魚には無関心なようです。
例えばうちではライオンフィッシュやリーフフィッシュとの混泳は特に問題も起こりませんでした。
しかしバタフライフィッシュに対してはある日突然食い殺してしまうという事態になってしまいました。
ライオンフィッシュには終始無関心で、ちょっかいを出す事もなく平穏な様子でした。
リーフフィッシュは擬態で上手く誤魔化しいたと考えれば良いでしょうね。
そしてバタフライフィッシュですが、もしかしたら同種であると判断されたのかもしれません。
よく見ると口や目の形状が似ている感じもします。

ただ他魚に対する行動は個体差があるようです。
うちのように魚によっては混泳出来る場合もありますが、これは例外と見た方が良いかもしれません。
基本的には混泳不可と考えて飼うべきでしょうね。

愛嬌たっぷりペットフィッシュ
丈夫で餌にも困らない点は、非常に飼育しやすい魚と言えるでしょう。
性格上沢山飼いたいという人には向きませんが、1匹と長く付き合うスタイルの人にはオススメです。
スネークヘッドの中では最小の部類ですから、大型に手が出なかった人でも飼えるでしょう。
愛嬌もあり、こちらの動作に反応する姿は一見の価値アリです。

もちろん大きい分管理にかかる手間やお金も必要になるので、その点は覚悟しておかなければなりませんね。
またジャンプした時の事を考えて、蓋はガラスよりもプラスチック製の物の方が安全かもしれません。
軽いですが、何かの拍子に割れてしまうという事もないでしょう。
またフンも多いので、水質の悪化にも注意する必要があります
定期的に水換え等のメンテナンスをしていれば平気ですが、水量が少ない場合は特に注意した方が良いでしょう。
まあ何にしてもジャンプ対策だけは必須ですね。

少々厄介な点もありますが、しっかりと飼育すれば、愛嬌ある姿でこちらを楽しませてくれるでしょう。