クーリーローチ

大きさ 10〜12cm
性格 警戒心が強いが、やや行動的
行動範囲 水底
環境 狭い隙間や穴を好む
餌 沈降性のみ
混泳 小型で縄張り意識のないものが○
飼育 易しい

大人しいが図太い
小型魚としてはやや大きいですが、とても大人しい性格をしています。
普段は穴の中などでジッとしているので、他の魚にちょっかいを出す事もないでしょう。

しかしこの魚は夜行性なので、暗くなってからが本当の活動時間です。
するすると隠れ家から出てくると、水槽内を動き回って餌を探し始めます。
とは言っても暴れまわるわけではないので、当別問題を起こす事も少ないと考えて良いでしょう。
物音などを感じるとすぐに隠れてしまうので、警戒心が強い面もあるようです。

ただ問題なのが、どこにでも入ろうとする事。
柔らかい体で小さな隙間にも入り込めるので、思わぬところを棲家にしていしまう可能性もあります。
また他の魚が棲家にしているような所にも平気で入っていくので、巣や縄張りを持つ魚にとっては迷惑な存在になるかもしれません。

あらゆる場所に入り込む
基本的に夜行性なので、明るい時間は隠れ家に身を潜めています
流木の割れ目や石の隙間など光の当たらない場所を好むので、その様な場所をいくつか用意してあげる必要があるでしょうね。
また砂の中にもぐりこんだりもするようなので、床材は細かい砂を敷いてやるのが良いみたいです。

ただ上でも書いたとおり、入れる場所ならどこにでも入ろうとするのがやっかいなところです。
大きくなれば入れる場所も限られてきますが、小さい時はヒーターカバーの中にまで入ってしまう事もあります。
まあ明るくなれば光が普通に当たってしまう場所ですから、ずっと身を潜めている事は少ないでしょう。
でも運悪く入り込んでいる時にヒーターが稼働するなど、危険な目にあう可能性が高いことも確かです。
小さいクーリーローチでも入れないような目の細かいカバーをつけるか、網状の蓋をかぶせるなどの対策が必要になるかもしれませんね。
場合によっては、排水口からろ過装置の中に入ってしまう事もあるようです。
また砂に潜り込む事もあるようなので、植えるタイプの水草とは相性が悪いでしょうね。

活動時間を考えた給餌が必要
夜行性であり底者である事を考えると、餌の与え方も考えなくてはならないですね。
基本的に何でも食べてくれるので、沈むタイプの餌ならなんでも大丈夫でしょう。
単独飼育なら消灯前に餌を投入してやれば問題なく食べられると思いますが、同居魚がいる場合は食べられないように気をつける必要がありそうです。
しかし食べ物を見つける能力は高いようで、砂利の隙間などに残った餌を探して食べている姿もよく見ます。
残飯処理能力が高いという見方をすれば、同居魚の餌をあまるくらいあげておくというのもアリかもしれませんね。
食欲旺盛なので、与えすぎにならないよう注意したいところです。

また口は小さいですが、顆粒状のものでもダブレット状のものでもどちらでも平気です。
たまに赤虫なども入れてやると良いかもしれません。

マニアックなマスコット
習性に若干クセがありますが、それらを考慮しても飼い易い魚と言えるでしょう。
体も大きく丈夫で、餌の選り好みもないので初心者向けのひとつかもしれません。
ただ体の縞模様は成長と共に色が薄くなっていくので、お店に並んでいる時のような鮮やかな色は長続きしません。
しかも夜行性ですから、水槽を覗けばいつでもいるというタイプでもありません。

そう考えると鑑賞面ではやや劣るかもしれませんね。
しかしとぼけた顔とニョロニョロとした面白い動きは、水槽内のアイドルとして素質十分と言えるでしょう。
そういう動きをする生き物が苦手な人にはウケが悪いと思いますが…。
何にしてもあまりメジャーな部類ではなく、マニアックな存在として水槽内で個性を発揮してくれそうです。