ランプアイ

大きさ 3〜4cm
性格 温和
行動範囲 中層〜下層
環境 水草等遮蔽物のあるエリアを好む
餌 沈降性のものが○
混泳 温和な小型魚が○
飼育 比較的飼い易い

非常に温和で臆病な魚
性格はとても大人しく、混泳させても他の魚とのトラブルは殆どないと言えるでしょう。
ただ臆病な面もあるので、あまり驚かせるような事が多いと、場合によっては奥へ引っ込んでしまう事もあるようです。
あまり大きな魚と同居させていると、怖がって隅っこに隠れてしまう事もありました。
またせわしなく動き回る魚も苦手なようです。

こうしてみるとかなり臆病なイメージがありますから、扱い方をちょっと考慮した方が良いタイプなのかもしれませんね。
競争力も弱い方なので、全体的にのんびりした水槽が向いているのかもしれません。
その点を考えて付き合えば、特別問題を起こす事もない優等生と言えそうです。

背の高い水草の陰が好き?
他の例に漏れず、ランプアイも水草の茂み等の遮蔽物のあるエリアを好みます
ランプアイは流木や背の低い水草よりも、カモンバなど背の高くなる水草の付近にいる事が多いようです。
そこでも特に中層〜下層付近にかたまり、大人しくしている事が殆ど
餌の時も進んで出て来ようとはしないようですね。

観察してみると、彼らの体はこういうエリアに入ると見えにくくなるのがよく分かります。
下層付近にいくほど光も当たりにくくなるので、隠れ場所には打って付けといった感じです。
カモンバやアナカリス等の柔らかい水草を沢山植えてやれば、彼らにとっては良い棲家となりそうですね。
ただ青白く光る目がよく目立つので、鑑賞するうえでも問題ないと言えるでしょう。
それで隠れられているのか疑問ですが(笑)。

また泳ぐ力もそれ程大きいわけではないので、水流も弱めにしてやるのがベストでしょう。
あまり強い水流があると、押し流されて余計な体力をつかわせてしまいます。

弱い競争力と小さな口が課題
餌は基本的に何でも食べます
ただあまり積極的に餌に向かっていかない傾向があるので、浮上性のものは不向きと考えた方が良さそうです。
また上でも書いたとおり、競争力が弱いのが問題となりそうです。
もちろん単独飼育なら気にする必要はないでしょう。
これが混泳水槽だった場合、同居している魚によっては全く餌にありつけない事になる可能性も出てきます。
そのような魚とは同居させないのがベストですが、もしいた場合は餌の与え方も考える必要があります。
時間差で入れるのも良いですが、彼らの隠れ場所付近に餌を落としてやる工夫も出来ると良さそうですね。

もう一つの問題として、口がけっこう小さいので、餌の大きさも考えなくてはいけません。
基本的にはオーソドックスな人口飼料で平気ですが、フレークやダブレットタイプの食べにくいかもしれません。
小さな顆粒状で沈降性のものを使うのがベストでしょう。
また、食べられる位置に持っていくのが難しいですが、ブラインシュリンプやミジンコなども良く食べます。

これらを考えると、給餌に関してはちょっとテクニックが必要になる可能性があります。
恐らく野生でも茂みの中に隠れながら暮らし、そのいる小さな生き物などを食べているのでしょうね。
上手く水流を調整できれば、その流れに乗せて彼らの棲家に餌を届ける事も出来そうですが…。
向きと強さの調整がちょっと難しそうです。

そっくりな2種が存在?
これはアフリカンランプアイについての未確認情報ですが、見た目が殆ど同じな2種がいるそうです
一般的に初心者向けで飼い易いと言われている魚ですが、水合わせを長くやってもショックを起こしてしまう等、導入時に上手くいかないという話もよく聞きます。
小型魚である事を考えれば体力的な弱さから言っても不思議ではない事ですが、それでも丈夫・飼い易いという意見も多く見られるようです。

ここで見つけたのが、アフリカンラプアイは2種類存在するという話でした。
それによると一方は比較的丈夫で、初心者向けと言われているのはそれらしいです。
もう一方は環境の変化に敏感で、導入に失敗してしまう可能性が高いそうです。
見た目がそっくりなので、お店でも一緒に売られていしまい、見分けるのが困難という事でした。
たしか何かの雑誌か本かで見たと思うんですが、詳しくは忘れてしまいましたが…。
この話が本当だとすれば、恐らく地域による種類の違いなのでしょう。
アフリカ原産の魚のようですが、アフリカと言っても広大な土地ですからね。

実際に飼っていた時の感じとしては、確かに導入時の環境の変化に弱い印象があります
ただ売られている状態を見てみると、かなり小さい時期から店頭にならんでいると思います。
しかもランプアイは小型魚の中でも細いタイプですから、基本的な体力でもハンデがあるのかもしれません。

難しくはないが、単独飼育向き
導入時の水合わせや落ち着ける環境作り等、考えなければならないポイントは他の魚と同じと言えるでしょう。
ただ導入はちょっと長めに水合わせをするなど、手間を多くかける必要があるかもしれません。
そして飼育にも給餌や同居者の存在などを考えなくてはならないでしょう。
大人しい性格から混泳は問題なしと言えるかもしれませんが、その大人しさが混泳を困難にする可能性もあります。
この点から考えると、混泳には不向きの魚として飼った方が良いかもしれませんね。
これらをクリアできれば、比較的飼育は簡単と考えていいでしょう。

上手く飼育する事が出来れば、単独でも綺麗で飼育者を飽きさせません。
体の柄は地味ですが、青く光る目がとても幻想的です。
水草タップリの水槽で、ちょっと照明を控えめにすると良く映えそうですね