ああ、やっちゃった……
グループリーグ第2戦、アメリカ-韓国戦で同点ゴールを決めたアン・ジョンファンは、ソルトレークオリンピック・スピードスケートの誤審に抗議する“スケートパフォーマンス”を披露した。
◆スピードスケートの誤審問題とは
ソルトレーク冬季オリンピックのショートトラック男子1500メートル決勝で、韓国の金東聖が1位でゴールしたにもかかわらず、2位のアポロ・アントン・オーノ(アメリカ)の走路を妨害したということで失格となり、金メダルを失ったというもの。
韓国選手団は国際スケート連盟、国際オリンピック委員会、スポーツ仲裁裁判所に抗議したが認められず、不満を爆発させた韓国が、閉会式をボイコットする動きを見せるという騒ぎになっていた(結局閉会式には出ましたが)。
判定そのものが微妙だった上に、進路をふさがれた時のオーノのリアクションが大袈裟だったため、韓国のみならず各国のメディアから判定についての疑問が噴出した。
韓国の金明奎監督は「こんなオリンピックはいらない」と発言。韓国のマスコミも「アメリカのスポーツテロだ」「アメリカはスポーツ界の悪の枢軸だ」と激しく批判した。
ちなみに、日本の寺尾悟もショートトラック男子1000メートル準決勝で、カナダ・中国の選手の転倒に関与したという判定で失格となっている。
◆オリンピック後の韓国
ソルトレークオリンピックが閉幕しても、韓国でこの誤審問題が忘れられることはなく、国全体がアメリカ&オーノ選手に対して怒りを燃やしていました。
そしてグループリーグでアメリカと対戦することになった韓国チームは、チーム内で試合前に打ち合わせをして、アン・ジョンファンの同点ゴール時にスケートパフォーマンスを行いました。

なぜ?なぜサッカーの試合でスケートの誤審に抗議??この人たちは一体何を考えているのでしょうか…。
しかし、、、
その後、韓国の怪しい快進撃が始まりました。ポルトガル戦・イタリア戦・スペイン戦と、偏った判定のおかげで韓国チームはベスト4まで進出します。それにより、いままでアメリカ&オーノの誤審を叩く側だった韓国は、逆にサッカーの誤審問題で世界のメディアから叩かれることになりました。
これまでオーノの誤審問題を叩いてた韓国メディアは、サッカーの誤審については一斉に否定、逆に韓国の勝利を誤審のおかげだと報道したイタリアやスペインのメディアを批判しました(誤審があったということはFIFAも認めているのですが…)。
そんな中、韓国のMF李天秀は、韓国に対する誤審報道について、以下のようにコメントしました。
「負けたチームは言い訳をして自分たちのプレーを正当化しようとする。負けたことを審判のせいにするのはサッカー選手として恥ずかしいこと。恥を知るべきだ。PK戦の前に決められなかったのは我々に力がなかったからで、PKで勝ったのも実力」
李天秀も、韓国チームがスケートパフォーマンスをしたことなんて、もうすっかり忘れてるようです…