北欧出張記

初めての海外出張(初めての海外渡航でもあったりする)に真冬の北欧に行ってきました。
ここでは、その出張が決まるまでから、帰国するまでの体験記を記します。
[1999.01.12]
上司(部長と課長)の今月の予定を確認していたところ、1月下旬から北欧出張する事を発見。サインしてもらわなければならない書類などが有るので、昼飯のときに確認の意味で、以下のような会話をしたのでした。

私:「1月下旬から北欧出張ですよね?」
上司(課長):「そうそう、行くよ。そう言えば、海外って行った事無いよね。一緒に行こう。部長と二人だけだと行きつまりだし。」
私:「へ?」

とまぁ、こんな感じの軽いのり(?)で、私の初めての海外出張(&初めての海外渡航)が決まったのでした。
[1999.01.21]
予定が決まる。以下の通り。(時間は現地時間)
1/26 NRT 12:20 JL411
     AMS 16:35
         19:05 KL1183
     MMX 21:00
1/27     SURFACE TRANSPORT・・・MMXとCPH間を船で移動
     CPH 22:15 SK716
1/28 HEL 00:50
1/29     17:05 AY825
     FRA 18:40
         20:50 JL408
1/30 NRT 16:05
(略字は、勝手に調べてください。)
とまぁ、結構ハードなスケジュール。
AMSとFRAなんかトランジットのためだけに、なぜか逆方向になったりするにもかかわらず行っていたりもするし、1/28にHELに着くのが、夜中の12時を過ぎていたりもします。(じつは、これが後に重大な結果を招くのですが・・・。)
[1999.01.26]
10:30 NRT着の目標で、エアポート成田に乗って出発。
津田沼からなのですが、結構時間かかりますね。小一時間かかりました。

一応、出発の2時間前に着いたのですが、飛行機のcheck in、銀行での両替、などしているうちに、結構時間を取り、そうこうしているうちに、いつのまにか、boading時間。うーん、結構時間の余裕はないものです。

と言う事で、やっと搭乗。今回はラッキーな事に搭乗クラスはCクラス。いわゆる、ビジネスクラスです。シートはゆったりで、広く、前後の幅がちゃんと有って結構快適なシート。シートに座って、荷物を(前の)シートの下に入れて、ベルトを締めて・・・、そのうち、離陸時間になり離陸。国内便より離陸のときのGは緩く感じたのですが、気のせいでしょうか?

水平飛行に移ったら夕食です。Cクラスと言う事で、結構ちゃんとしたメニューが配られます。和食、洋食(メインは肉or魚のチョイス)、デザート、コーヒーです。(詳しいメニューは持ってかえって帰るのを忘れてしましました。帰国便は持ってきました。)私は洋食(魚)をチョイス。結構いいですね。器が小さくて少々食べにくいですけど。デザートは、フルーツをもらい、コーヒーを飲んで夕食は終了。飛行時間残り、10時間少々。

・・・、寝ようと思うのですが、体はまだ日本時間(つまり夕方)+やや高揚した気持ち=寝れないですよね。TVでディープインパクトをやっていたので、それを見て、そのうち、映画(7Days6Nights、GOZILAの豪華2本立て)が始まってので映画を見て(勝手に映画評で報告します)、シベリア(?)の大地を見て・・・、時間はゆったり流れるのでした。

AMS着陸の3時間ぐらい前、朝食です、って夕食、朝食ってどこの時間での事を言っているんでしょうね? 先に食べた”夕食”の時、日本はまだ昼(100歩譲っても夕方ぐらい)だし、いまはどこが朝だって言うねん?>航空業界関係者の回答お待ちします。朝食も和食、洋食のチョイス。ただ、夕食よりは簡略化されておりメインのチョイスは無し。食べ終わって、下を見てみると、何やら明かりが。まさに?翼よあれがヨーロッパの灯だ、です。多分、後に行く事になるCPHあたりだと思います。とまぁ、何事も無くAMS到着。強いて有った事を言えば、パーサーのおっチャンが慇懃無礼だったという事か?(うーん、素人だと見破られたか?)

初めての外国の地に足をつけるです。まぁ、入国はしていないので、正確にはまだ外国の地に入った事にはなりませんが。
2時間ほど、AMSの空港内をぶらぶらして時間潰しです。結構日本人が多いですね。まぁ、ヨーロッパのHUB空港の一つですから、トランジットの客とかも多いんでしょうね。ぼーっとしていたので、写真や記念品の一つも買っていません。空港内のファーストフード?の店で、ミネラルウォーターを飲んだくらいです。しかも、米$で。どうも、AMSの空港は、改築中のようでいたるところを工事していました。つまらん。

そうこうしているうちに、乗り継ぎ便のboading時間です。ここからは、この旅唯一のYクラスの飛行機なのですが、KLMのcityhopper(要するに、コミューター便のようです)で、フォッカーのターボプロップ機。しかも、高翼機なので、座席からギアが丸見え。離着陸のときに車輪を見たのは始めてです。ターボプロップでコミューター便、しかもYなので、機内食はないだろうと油断していたら、スチュワーデスが怪しい(笑)トレイを配り出しました。・・・、機内食です。JLの夕食、朝食で結構おなかが膨れていたのですが、ここでも機内食。トランジットで航空機を乗り継ぐときは、食事に気を付けた方が良いですね。量に気をつけるという意味で。(この問題は、帰りの便でも発生しました。)サンドイッチみたいなのと、なんかの前菜、ケーキぐらいでした。もうたくさん。

そんなこんなで、MMXにやっと到着。1/26の6:00(JPN)に起きてから、30時間近くかかったような気がします。MMXの空港からTAXIでホテルに行って、check in。結構いいホテルです。(資料で調べたら、一応、高級ホテルの分野に分類されるホテルのようです。)シングルなのに、部屋が、日本のホテルの二部屋分は軽くある部屋です。右に写真を掲載します。 左が入り口から奥を見たところで、何やら、応接セット的なソファーが有り、そのソファーのところから入り口方向(ベッド方向)を見たのが左です。(今度来る事が有ったら、このホテルにしようと思いました。) hotelその1 hotelその2

この日は、シャワーを浴びて、これでやっと就寝です。
写真は、クリックすると大きくなります。
[1999.01.27]
この日は、打ち合わせです。
(というか、その為に来たんですけどね :-p)

午前から、午後3時ごろまでメーカさんで打ち合わせ。
英語が飛び交い(当たり前(^_^;;))、半分理解できて、半分チンプンカンプン(?_?)
もっと、英語を勉強せねば・・・。

さて、打ち合わせも終わり、午後3時からいよいよ移動です。

まず、左側の写真ですが、こちらはMALMOの中央郵便局。ヨーロッパに有りがちな歴史ありげな建物です。

右側の写真、こちらはMALMO中央駅の外観。
Malmo post office Malmo central station1

こちらの2段もMALMO中央駅。
左は、中央玄関??、右は駅の中です。こじんまりとした駅で、まさに地方の駅と言う感じ。

実は、右側の写真は2回目の撮影で、1回目の撮影のときに、ちょうど、おじさんがカメラの前を通り掛かり、おじさんの頭が大写し。取り直したのが、右の一枚です。
Malmo central station2 Malmo central station3

で、街の案内看板が、左の写真。
そういう名前の街での出来事です。

右は、MALMOからCPH=Copenhagenへ、フェリーでわたる際のバルト海の光景
それっぽく見える様に敢えてそらはどんよりとしていて、船が無い方向を撮りましたが、実際のバルト海は結構船の行き来が多いところで、しかも遠景には工場が見えたりもするところです。しかも、途中にはお台場を思わせる島?が有ったりもします。(写真は無し)
バルト海は結構フェリーによる交通が頻繁で、しかも、非常に大きい船が就航したりしています。ヨーロッパの交流の一端を見た感じがします。
Malmo city map Baltic sea

着いた先のCopenhagenの案内図が左です。
4時を回っていたぐらいなのですが、結構空は暗くなりかけていました。ちなみにここは、Strogetと言われるCopenhagenのお買い物ストリート??で、たしかに、いろいろなお店が並んでいて、人通りも多いところです。
どこにでもあるベネトンなんかももちろん有ったりします。

右は、クリスチャンボー宮殿らしい・・・。らしいというのは、実は、国立劇場を取ったつもりだったのですが、どうやら通りを一本間違えていたようで、違う建物だった様です。まぁ、通りすがりの観光客?には、どちらでも良いのかもしれませんが。
Copenhagen city map palace
この日は結構写真を撮っています。

左は、本物のチボリ公園です。時刻は17時を過ぎていて、結構暗くなっていますが、”TIVOLI”の光る文字が見えると思います。ちなみに、撮影時は、こちらが正面だと思っていたのですが、じつは他に正面入り口が有りました。でも、未撮影。もうこの頃は、気温−2℃。寒さに凍えていました。

で、最後に、右がCopenhagen市役所全景です・・・、と言っても暗くて良く見えませんね。
TIVOLI Copenhagen city hall

じつは、この日は、これからがハイライトのイベントが有ったのでした。
22:15、Copenhagen空港発の飛行機で、一路、次の目的地FinlandはHelsinkiに向かったのでした。Helsinkiに着いたのは、現地時間の00:50。気温は−22℃ぐらい。空港でTAXIを広い、予約してあるホテル(実は前の日に泊まったホテルと同じチェーン)に行ったところ、Receptionが、
「I'm sorry. There is no room.」
へ??? つかれていたせいもあり、私は事体が(なぜか)飲み込めず、ただ呆然。
英語の達者な課長が「Are you kidding?」と聞いても、Receptionは真剣な顔で「No. I'm serious.」
どうも、事体は深刻そう。もう一人のReceptionが出てきて、別のホテルを案内するという事で、それからHelsinki市内のホテルに電話しまくり。私は、その電話の様子から、ようやく「どうも、本気でまずいな」などと思い始めるしまつ。(疲れてたんです)
程なくして別のホテルが見つかり、そちらに行ったのですが、うーん、いろいろ有りますねぇ。まぁ、夜中に移動しているというもの問題ですけどね。あのままホテルが無かったらどうなったのだろうか?
疲れていたので、とらぶるの瞬間の写真は無し。撮っておけば良かった。
[1999.01.28]
午前8時起床。そんなこんなで、前日(いや、もう当日)の就寝時間は、02:30。眠いです。この日は、一日、メーカさんと打ち合わせ。どこにも行かず。よって、写真も無いです。

この日のトピックは、ランチにウサギ、ディナーにトナカイを食べた事。ウサギは、ウサギのパイ包み焼き?で、味は結構淡白で油も少なく、味をつけるためかかえってベーコンが巻いてあったほど。肉質はやや固めですね。でも、結構うまいです。
ディナーのトナカイは、ホテルのレストランで食べました。それも、泊まっているホテルのレストランに行けばいいのに、気温−25℃の中を、歩いて他のホテルへ。(実は、ラップランドでは−50℃!を記録し、日本でもニュースになったらしい?)死にそうになりながら夕食を食べに行ったのは始めて。−25℃の中を歩いたのは、たかが15分程度なのですが、鼻の中が凍り、あと10分も歩いていたら、八甲田山の再現でした。
トナカイの味は、トナカイの肉自体が臭いのか、ソースがワインベースの結構濃厚なソースで味付けがしてあり、肉自体の味は良く分かりません。でも、肉質は、調理方法にも依るのでしょうが、結構柔らかく、おしかったです。
北欧は食事は良いし、いいところですね。これで寒くなければ(?)最高。まぁ、真冬に行くなという意見もあるカモ。

サウナに入ろうと思っていたのですが、ぼーっとしている間にサウナの利用時間が終了してしまい入れず。残念。

この日は無事に??、午後10:30就寝。
[1999.01.29]
この日は、17:05の飛行機まで何も無し=観光です。でも、この日も−20℃。ちょっと外に出るのがおっくう(って程度かい!)だったのですが、ヘルシンキ市内に出てみました。

左は、大聖堂?らしいです。(でも、−20℃で良く写ったなぁ。)何の大聖堂かは不明

右は、お土産を買ったSTOCKMANNデパート。日本のデパートとそんなに変わらないですね。雰囲気は”大沼”と言えば、わかる人にはわかるでしょう。
実は、お土産を買った店のお姉さんがきれいで、写真を撮ろうと思ったのですが、shyな私には出来ませんでした・・。
大聖堂 STOCKMANN

左はヘルシンキの市内図です。ヘルシンキって海に突き出した形になっているんです。

右は、ヘルシンキ中央駅
午前11時ごろなんですが、空は何となく暗いですね。
雪混じりの天気でした。
Helsinki city map Helsinki central station
最後にフィンランド大統領官邸です。こちらも”ホワイトハウス”でした。
(逮捕されるとまずかったので遠景です。)
president's residense

驚いたのが、バキュームカーが臭いの何の。すごかったです。死にそうになりました。日本の技術を輸出したら売れるかも。

写真を見るとわかるかもしれませんが、みんなけっこういい車にしか乗っていません。これだけ寒いところだと、車が人気の無いところで止まる=死を意味しますから、信頼性の高い車を使っているのでしょうか?(ちなみに、TAXIもベンツとかボルボとかです。)

この後は、ヘルシンキ空港に向かったのですが、空港に行くときのTAXIのお兄ちゃんがまたすごい。(ちなみに、北欧のTAXIは雪が有ろうが無かろうが、平気で100km/hは出します。結構恐い。)空港の位置口付近が混んでいたのですが、ちょいと迂回をして、カーブを曲がるときに、AT車(VOLVO)ですが、サイドを引いていました。さすがフライングフィン?!

成田には、なぜかフランクフルト経由で帰ってきたのですが、そのフランクフルトに向かうFINAIRの機内食が、もう食べる事がないだろうと思っていたトナカイ。さすがに昨日のディナーほどではないですが、Cクラスだけ有り、結構良い機内食。2回もトナカイを食べられるとは思っていませんでした。メニューは右です。
2時間ぐらいの、日本の国内線ぐらいの時間なのですが、結構ちゃんとした食事です。このほかに、当然、アルコール類もオーダー可能でした。スチュワーデスから、「何か飲み物はいるか?」と聞かれて、思わず「Beer please!」といってしまいました。(結構、お腹いっぱいだったんですけどね。弱い。)
その後に、免税品の販売になったのですが、ヨーロッパ、特に北欧は税金が高いせいか、免税品販売には力を入れている印象です。帰国の便が2〜3日あとなら、今注文すれば帰りのときには席に商品を準備しておくと言っていました。
SALMON TARTAR WRAPPED IN SMOKED SALMON
ACCOMPANIED WITH CAVIAR
PAN-FRIED FILLET OF ROE DEER ROSEMARY SAUCE
RED ONION RELISH AND CREAMED SLICED POTATOES
CHEESE
CREPE FILLED WITH ARCTIC BRAMBLE JAM
COFFEE TEA
トランジットでの立ちよりはフランクフルト。フランクフルト空港は、やはり、いかにもドイツ的な雰囲気を感じ、いかにも”機能的”と言う感じです。
フランクフルトから成田も、JLのCクラス。離陸して1時間ぐらい経ってから、”夕食”です。夕食は洋食と和食のチョイス。ちなみに私は洋食を選びました。メニューは右です。

帰国便の映画は”アルマゲドン”。日本語吹き替え版でしたが、声優いま一。でも、やっぱり泣かされそうになってしまいました。淡々と進むディープインパクトよりは、アルマゲドンの方が印象深いかもね。

あとは、日本に近づくのを待つだけ・・・。
アミューズ ギュール
牛肉のマヨネーズ和え
オードブル
スモークサーモンと平目のハーブクリーム添え
サラダ
季節のフレッシュサラダ / ハーブドレッシング
メインディッシュ
JALヘルシーメニューセレクション

ポークの詰め物 ワインソース
パン
デザート
コーヒー 紅茶 緑茶

[1999.01.30]
16:00、着かれきって成田到着。お疲れ様でした。
降りるときに、「気温は7℃。寒いので気をつけてください。」とかパーサーが言っていましたが、-20℃の世界を体験した私にはむしろ暑いぐらい。慣れは恐ろしい?

今回の海外出張の教訓。
ホテルのブッキングと、機内食の食いすぎに気をつけろ。以上。

最後に。やっぱり外国のトイレは高くて使いにくかったです。はい。
Last Update: 99/02/06
別冊:旅行記へ
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