ウォー・ハンマー   (War・hammer)
ベク・ド・コルバン (bec・de・corbin),ベク・ド・フォコン (bec・de・faucon),モール (maul
打撃
全長・50〜200センチ,重量・1.5〜3.5キログラム
ウォー・ハンマーは、金槌の形をした相手を殴打する事を目的とした武器です。
柄と直角にハンマーのように平たい鎚頭と、鈎爪のように尖った2つの頭を備えています。
どちらでも相手を打つことができ、特に頑丈な兜や鎧を着ている相手を、平たい方で殴ることで大きなダメージを与えることが出来ました。

ウォー・ハンマーの起源は古く、旧石器時代に存在したモノも含まれるようです。
それはゲルマン語でハンマー(
hammer)が、「石で作られた武器」と言う意味を持つ事からも言えます。
しかし、実際にウォー・ハンマーと呼ばれるモノは、中世ヨーロッパで使用された金槌状のモノです。
この当時のモノは、歩兵用のモノで2メートルの長さがあり、槍に何本かスパイクが付いたモノでしたが、15世紀には金槌状になりました。
その後時代が下ると柄も次第に短くなり、騎士が下馬して戦う際に用いるようになった頃は80センチに、騎乗した状態でも扱えるように50センチ以内のモノへと変化していきました。

歩兵用のウォー・ハンマーは14世紀〜16世紀に繁栄しましたが、フランスではその形状からベク・ド・コルバンbec・de・corbin:カラスの嘴)、ベク・ド・フォコンbec・de・faucon:鷹の嘴)と呼ばれるモノが有名でした。
しかし、この武器も17世紀を迎える頃には姿を消していきました。

ウォー・ハンマーには鎚頭の形状により、金槌状、鎚状、ピック状の3種類に分けることが出来ます。
金槌状のモノは、鎚頭が平らなモノと、鈎爪のモノとになっている基本的なウォー・ハンマーです。
先端が金属で出来ており小さく、柄を長くすると命中率が落ちるという欠点を持っています。
鎚状のモノは、大木槌といったモノで、武器として用いられたかどうかは不明です。
英名で
モールmaul)と呼ばれています。
ピック状のモノは、いわゆるウォー・ピックの事を指します。

 

 

毎日のお祭り騒ぎ故か、彼方此方ガタがきている庵…。
たまには修理するようである。

この木杭を打ち込んでっと…お〜い何かハンマー無い〜?
「此で良いですか?」
……これ…まぁ、良い、この際贅沢は言わない…。
そもそもお前がまともな道具を持って来ることを期待した自分が馬鹿だった…。

「…どういう意味ですか…。」(ジト目)
そのまんまの意味だ〜!
「折角持ってきたのに!」
何処の世界にハンマー持ってこい言われて、ウォー・ハンマー持ってくるヤツが居る〜!
「むぅ!もう知りません!!」(ぶぉん♪)
ぐふぉあっ!!(メコッ!!)

ウォー・ハンマーの一撃で沈黙する主…。
しかし、殴られるついでにキチンと木杭も打たれているのは流石である。
えっ?どっちが流石なのかは…もちろん……。

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