ショテル   (Shotel)
 
刀剣
全長・75〜100センチ,身幅・1.5センチ,重量・1.4〜1.6キログラム
ショテルは、S字に湾曲したエチオピアの刀剣です。

ショテルは、S字や、鍵爪状に極端に湾曲した剣身を持っており、両刃です。
柄は木製で、簡素な作りをしており、これといって手を護る工夫はされていません。
ショテルの全長は、柄から切先までの長さは75センチ程ですが、曲がった剣身を伸ばして考えると1メートル程に成ります。

ショテルのこの湾曲した剣身は非常に現実的な考えから生まれたもので、盾を構えた相手に対し、その盾を避けて相手傷つける事が出来るようになっています。
また、両刃で湾曲した形状から、通常の刀剣のように斬撃等にも向いています。

ショテルの独特の形状から生み出される攻撃手段は非常に効果的でしたが、その反面、独創過ぎる形状のため、鞘に収める事が出来ず、これを装備する者は、そのまま腰に吊るしたりベルトに挟んだりして持ち歩いていました。
その為、相手に気づかれ、効果の方も半減してしまったと言えます。

 

 

今日も響く剣撃の音…。
カンッ!カンッ!カンッ!
……剣撃……?

「でぇぇいっ!!」(カンッ!)
ふおっふおっふおっ〜♪
この盾は鉄壁の守りよ〜♪

「それって縦なんですか!!」

ふっ…360度包囲型の盾〜!通称『怒棺』〜!

「うわ…『ド○ン』って…。」

刀剣類でこの盾の守りを崩すことの出来るモノなど存在しない〜♪

「刀剣類じゃなければ…。」

コラコラ…刀剣類のみ仕様の約束だろうに〜。

「…むぅ…とすると…ん?」

考えても無駄さね〜、諦めて降伏しなさい〜。

「…その状態の人に降伏しろとか言われたくないです。
 それに…攻略法は見付かりました♪」

にゃに〜!?はったりを〜。

「はったりなんかじゃ無いです!
 せぇいっ!!!」
(ザシュッ!)
ぐはぁっ!!なっ地面から刃が〜!?

「確かにその盾、周りからは守られてますけど、上下は無防備でしたね♪」

はぁぅ!しまったぁ〜〜!

「この剣ならば難なく盾を迂回して攻撃できます!」

んぎゃぁぁぁぁっっっ!!

木霊する主の叫び…上下より来る刃の猛襲にズタボロである。
360度包囲型と言う事は、裏を返せば逃げ場がないと言う事…。
それに気付かなかった主の負け。

「武器と防具 西洋編」 新紀元社
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