森の木を切り倒した一行…。
そのまま持ってかえるような真似はしません。
森のルールに従います。さて、それじゃ枝をはらっていこうか〜。
「はい!でも師匠。何でわざわざ枝を?」
うむ、枝の付いたまま持っていくよりも…此処で枝を落とし、それが腐る事で森の栄養になっていくのだよ〜。
「肥料…ですか?」
そゆことだね〜。
自分等は、その森の風通しを良くし、下草の生長を助ける代わりに、森の持ち物の内、ホンの少しを貰っていく〜。
「なるほど…とりあえず納得しておきます。」
うに、納得したところで枝払い〜。
ナタは持ってきているね〜?
「はいです♪」
ってマテコラ…。
「はい?」
はい?じゃないから…それナタじゃないし…。
「違うんですか…?」
違うわ〜!!それはスクラマサクス!れっきとした刀剣だ〜!
「え〜…こんなしょぼいのに…。」
しょぼいとか言うな〜!
まぁ…確かに元々普通のナイフだったものを、戦闘要員巨大化させたわけだから…。
外見はどう見ても無骨で格好良さの欠片も無いだろうが…。
「そういえば…似た名前の武器が有りますね♪」
あっちは短剣の類だけどな〜。
「ソレはさておき…。
名前が違うっていう事は…性能も違うんですか?」
こっちのほうが大きい〜。
「…それだけですか?」
うむ、それだけ〜。
「…『スクラマ』って…そういう意味なんですか…。」
いんや、『短い』っていう意味〜。
「なのに…元のモノより長いんですか…。」
……そだな…。
「矛盾してません?」
さぁて♪枝払い♪枝払い〜♪
「ごまかし禁止!!」
にょうわぁぁぁぁ〜〜〜!!
弟子により、切り倒した大木で殴り倒される主…。
せっかくなんだからスクラマサクスを使いなさい…。
尚、サクスには『剣』という意味も有ります。
すなわち…『短い』『剣』というわけで…。
別段矛盾もしていないとも考えられます。
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