庵の武具倉庫…。
其処にはひと癖もふた癖も有りそうな武器がゴロゴロしている。ん〜ここがこうなってと…。
「師匠!剣の稽古しましょう♪」
ん?あぁいいぞ〜。
「それじゃ行きます!」
ぬおっ!(ガキンッ!)
「くっ…やりますね…。」
この…いきなり切りかかってくるな〜!とっさにダガーで受けたものの危ないじゃないか〜!
「たまには師匠も全力でやらないと。体鈍っちゃいますよ♪」
まぁ良い…それじゃいこうか…?(ジャキンッ)
「わっ!3枚刃になった!?何ですかそのダガー!?」
ん?此れか?これはパリーイング・ダガーと言ってな〜。
受け専用のダガーだ〜。
「へぇ…よく出来てますね。」
うむ、刃を増やしたぶん、相手の剣を絡め取ることが出来やすくなってるんだね〜。
「ふむふむ、なるほど…。
あっ!でもこれだけ刀身が細くなってしまうと、あまり強力な斬撃には絶えられないんじゃないですか?」
確かに、剣によってはへし折られるだろうね〜。
だけど、此れを使って防ぐのはレイピアなんかの軽めの刀剣だから〜。
受け止めるというよりも、払ったり、絡め取るのが主となってくるだろ〜。
「なるほど…それじゃ続きと行きますか♪」
お〜って!ちょっと待てぇぇぇぇ!!
お前…その全長2メートルを越すような大剣は…。
「いっきま〜す♪」
のわぁぁぁぁ!!!
全長2メートル…いったい何処からそんなモノを持ち出したのか…。
それが繰り出す破壊力は計り知れず…扱うのは弟子だし…。
とうぜん、主の構えたパリーイング・ダガーなんぞ何の役にも立たないわけで…。
えぇと…武器は状況に合わせて使い分けましょうということで…。
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