森の空き地に木霊する掛け声…。
どうやら弟子が刀剣の訓練をしているようだが…。「でぇい!せぇい!はぁ!!」
おう!せいが出るの〜。
「あっ!師匠!」
茶を持ってきてやったぞ〜感謝するように〜。
「はいはい…それじゃもうちょっとやってから頂きますね。」
うむ〜。
「でぇりゃ!はぁ!!せぇぃ!」
………お〜い……。
「はっ!せぃっ!とりゃっ!!」
おいってば〜!!
「…?何ですか?」
いや…お前さっきから何をやっている…?
「なにをって…素振りを…。」
…あのな…お前が今持っているパラッシュは刺突向きの刀剣だぞ〜?
「え?そうなんですか?でもなんだか普通の刀剣に…。」
いや、まぁ一応騎兵達が使用していた刀剣だしの〜。
「騎兵が使っていたんですか?」
そだよ〜。
「じゃ…騎兵は刺突しか攻撃手段が…。」
いやいや、ちゃんと切り裂くタイプの刀剣も持っていたから〜。
「それじゃ切り合う時はそっちを使ったんですね?」
おそらくな〜。
「でも…そんな頻繁に使い分けていられるんでしょうか…?」
うむ…恐らくは敵に突撃をかける時はパラッシュを前面に突き出し、その後の乱戦ではもう一方の刀剣を用いたんじゃなかろうかの〜。
「なるほど…。」
まっ、先に敵に突っ込まれ、乱戦にでもなっている時や、切り裂くタイプの刀剣が折れてしまった時は、パラッシュを使って切り合いもしたと思われるけどな〜。
「なるほど…という事は…。」
ん〜?
「別にコレで切り合いしても良いんじゃないですか!!」(ずばしゅっっっ!!)
ぎょぇあぁぁぁぁぁぁ!!
「ふぅ…さてそれじゃお茶にしよ♪」
だっだからといって…パラッシュで切りかかるな…ぐふっ……。
無言で赤い液体に沈む主…。
木陰に腰を下ろし、のんびりティータイムの弟子…。
辺りには茶葉のよい香りに混じって、微妙にアルコール臭が……。
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