マン・ゴーシュ   (Main・gauche)
 
短剣
全長・30〜40センチ,重量・0.2〜0.4キログラム
マン・ゴーシュは、フランス語「左手用短剣」と言う意味を持つ、相手の攻撃を受け流すための短剣です。

堅い剣身を持ち、刀剣と構造的に統一されたモノが多いようです。
長く真っ直ぐか、柄から刀身に湾曲した鍔を持ち、柄から垂直に突き出し指を守る金具が有ります。
目的が相手の武器を受け流すモノであるため、利き腕とは逆に持って扱い、剣とは反対側に携帯されていました。

 

 

剣による攻撃を短剣で受ける練習中…。

ほぃ!これが左手用短剣の意味を持つマン・ゴーシュだよ〜。
「へぇ、何だか小さな盾みたいになっていますね。」
うみゅ、これで相手の剣から指を守るんだね〜。
「ところで師匠…この短剣、剣を持つ手とは逆の手に持つんですよね?」
うみゅ、そうだよ〜。
「それでは…もしも、利き腕が左手で…。」
………。
「左手に剣を持った場合…。」
……。
「この短剣を逆の手、右手に持ったら『左手用短剣』とは言えないのでは?」
……。
「師匠?」
……。(遠い目)

…空など眺めつつ遠い目をする主、その頬に一筋の汗が流れていたりする…。
…実際のところは、利き腕が左手でも、剣術の訓練等で剣は右手で持つようにされるのででは…?
いや、よくは解らないのだが…。

「武器と防具 西洋編」 新紀元社
「武器事典」 新紀元社