メイス   (Mace)
ブラワ (bulawa),ブッェディガン (buzdygan)
打撃
全長・30〜80センチ,重量・2〜3キログラム
メイスは、柄頭を持った複合型の棍棒で、その形状は多数あり、一概にまとめる事は出来ませんが、先端が太くなりトゲを持つモノ、同じ形状の破片を放射線状に繋ぎ合わせた出縁付きのモノを言います。

メイスは棍棒の発展上から登場した、殴打を目的とした武器類です。
先端を重くすることでテコの原理を発生させ、破壊力を増すと共に小型にする事が可能でした。
古代エジプトやメソポタミアでは一般的な武器として普及しており、その材質は石、銅、青銅など様々でした。
ドイツやイタリヤで、当時メイスはプレ−ト・アーマーを着て戦う騎士達に対し大きな威力を発揮し、馬上にいる者や鎧を着た兵士に対してダメージを与える為、柄の長いモノ等が登場し歩兵部隊に使用されました。
東欧諸国、特にハンガリーでは「たまねぎ型」(
onion−shaped)と呼ばれるモノが有名で、代表的なモノではブラワ(bulawa)、ブッェディガン(buzdygan)等があります。

 

 

倉庫の奥から古びた兜を取り出してきた主…。
こんなモノ何に使うのやら…。

「師匠、そのボロッちい兜どうするんです?」
ん〜、綺麗に掃除してあげればまだ使えると思ってね〜。
「…絶対使い物になりません!そういうのは捨てて下さい!」
なにおう!まだまだ使えるはずだぞ〜!
「絶対使い物になりません!」
其処まで言うのなら…試してみようではないか〜。
さぁ!かかって来なさい〜!

「…わかりました…ちょっとまって下さい…。」
ふっ、これだけ頑強な兜なら、ナマクラな刃など効かない…。
「お待たせしました♪それじゃ行きますよ♪」
!?ちょっと待て!メイスって!おい〜!
「問答無用♪」
(ごぐぁ!)
ぐふぅっ!!

鈍い音をたてて凹む兜…。
いかに頑強な防具でも、メイスは内部に衝撃を及ぼす…。
弟子の作戦勝(?)である。

「武器と防具 西洋編」 新紀元社
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