クファンジャル   (Khanjar)
キンジャル   (Kinjal
短剣
全長・30〜40センチ,重量・0.2〜0.3キログラム
クファンジャルは、「肉きりナイフ」という意味を持つ短剣です。

クファンジャルはトルコを起源とする短剣です。
細くて鋭い切先を持っており、突き刺すにも切り裂くにも適していました。
S字型に湾曲した刀身を持ち、装飾的な象眼を施された物もあります。
18世紀より、より細かな装飾が施されるようになり、一般人よりも王侯貴族が懐に忍ばせているようになりました。

クファンジャルの起源はトルコからユーゴスラビア一帯とされています。
ペルシアとインドでは、初期に作られたモノは湾曲しておらず、直身になっていました。
ロシアではキンジャル
(Kinjal)と呼ばれ、一般的な短剣とされていました。

 

 

庵の裏で大きな鍋がグツグツと…。
その前に鎮座する主。
ひたすら怪しいが…何やってるんだ…?

にゅふふふふふふ………。
あとはこれをこうして…。

「…何やってるんですか…。」

にょうわ〜!?
いっいきなり声をかけるな!ビックリするじゃないか〜!

「はぁ…っていうか!師匠!
 それ!倉庫に有ったはずの!」

うむ、そうだが〜?

「そうだが〜?って…。
 何時もボクには『倉庫にあるモノは武器であって、こういう事に使うものじゃ〜!』
 って怒ってるくせに!自分はなんなんですか!」

まぁまて…これはクファンジャルといってな〜。
別名『肉切り包丁』…じゃなくて!『肉きりナイフ』という意味を持っているのだよ〜。

「はぁ…。」

この湾曲した刃が切り裂くのに適しているのだよ〜。
だからこうして…スパパッ♪と肉の固まりもサイコロ状に〜♪

「何処見て話しているんですか…。」

気にするな〜。
まっそういう訳でだ〜。

「なるほど納得しました。」

納得したか〜。

「じゃ、そういう事で…。」

ちょっと待てぇ〜!!
納得したと言いながら、その煮えたぎった鍋をどうするつもりだ〜。

「ん!だって結局のところそのナイフは戦闘用なんですよね?
 こういうお料理とかに使っちゃいけないんですよね?」

うっ…そっそれはだな…。

「という訳で♪お仕置きってヤツです♪」

ちょっ!まて!それは本気で…にょうわぁ〜〜〜〜〜!!

もうもうと立ち込める湯気。
あたりにぶちまけられたパッションピンクの液体。
…本当に、一体何を作っていたんだ?主よ…。

「武器と防具 西洋編」 新紀元社
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