カッツバルゲル   (Katzbalger)
 
刀剣
全長・60〜70センチ,重量・1.4〜1.5キログラム
カッツバルゲルは、15世紀から16世紀の間に、ドイツの傭兵達が好んで使用した刀剣です。

カッツバルゲルの切先はさほど鋭くなく、重さで反動を付けて相手を断ち切るタイプの刀剣です。
シンプルな作りの柄と、正面から見ると「S」字に見える鍔を持っています。
この特徴的な「S」字の鍔は、当時の軍人達が良く腰に巻いていた装飾帯に剣を引っかけるためであり、そうした姿を描いた木版画が多く見られます。

カッツバルゲルは時に両手剣とされる事がありますが、これはこの「S」字型鍔を持ったドイツの刀剣全てをカッツバルゲルトとして解釈されたモノと考えられ、実は種類上の類別としては、あまりされていなかったのではないかと考えられます。

カッツバルゲルの語源は、ドイツの俗語で「喧嘩用」という意味からとするもの、この刀剣を好んで使用していたドイツの傭兵ランクツネ達が、鞘の変わりに猫科の動物の毛皮を巻いていた事から、猫科の動物を現すカッツェンフェル(katzenfell)を由来とする2つの説があります。

カッツバルゲルは、両手剣とされる事も有りますが、主にブロード・ソードの一種として扱われています。

 

 

刀剣をかまえて対峙する主と弟子…。
中々緊張感ある雰囲気だが…。

「うふふふふ…師匠〜。」
くっ!血迷ったか!?此処は自分が楽にしてやるのが師としての勤めか〜。

「何を…兎も角、覚悟を決めていただきますよ!」

ふっ…まさかこの剣を持ってお前と戦うことになるとはな〜。

「!?その剣は!?」

これはカッツバルゲル!ドイツの傭兵達が好んで用いた刀剣よ〜!

「……それで?」

それでって…?それだけだが〜?

「何か特別な力があるとか?」

無い無い、何処にでもある普通の刀剣さな〜。

「え〜と…それじゃ由緒正しい歴史が有るとか?」

ん〜…特にコレといって聞いた事は無いな〜。

「え〜…それじゃ何で…。」

いやな、この刀剣の名前の由来の1つが『喧嘩用』って事だから〜。

「なるほど♪それじゃ今の状況にピッタシな訳ですね♪」

うむ、そういう事だね〜♪

「あはははははは♪」

わはははは〜♪

「って、そんな事で誤魔化されませんよ!」

まぁまぁ、ちょっと落ち着け〜。

「焼きたての胡桃入りクッキーの恨み!!」

うぎゃぁぁぁ〜〜〜!!

弟子の振り下ろした刃が、口の周りにクッキーのカスをつけた主の頭上に振り下ろされた…。
って、ただの喧嘩かい!!
いや、そもそもの理由がしょうもない気が…。

「何か?」

いえ、何でもありません…。
いやはや…食い物の恨みは恐ろしい…。

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