カルド   (Kard)
 
短剣
全長・25〜34センチ,重量・0.3〜0.4キログラム
カルドは、包丁のような形状をした短剣です。

カルドはペルシア固有の短剣で、一見すると包丁のような形状をしています。
片刃で鋭い切先を持っています。
この切先には特徴があり、槍状に尖らせる事で突き刺した際に欠ける事を防止していました。

カルドは16世紀にムガール帝国に伝えられ、その後帝国において最も知られた短剣となりました。

 

 

パチパチと炭火のはぜる音が心地よい、今日は庵の一同庭でバーベキューのようだ。

「さぁ、もうすぐ焼けるからね♪」
「ンニャ♪」

「っと…その前に追加の分の野菜を切っておかないと♪」

あれ〜?おっかしいな〜?

「あっ!師匠!そろそろバーベキュー始めますよ♪」
(ざくざくざく)
ん?あぁ〜…。

「?どうかしたんですか?」
(タンタンタン♪)
うん?いやな…倉庫に置いてあったはずのカルドが見当たらないんだよ〜。

「また変な所にしまったんじゃないですか?」
(さくっ♪さくっ♪)
いや、あれは確かに他の短剣類と一緒に棚に仕舞ったはずなんだよ〜。

「う〜ん……それは変ですね…。」

は〜…どこいったんだろ…?

「お昼食べたらボクも一緒に探しますから。」

うむ〜…。

「ささ♪バーベキュー始めちゃいましょ♪」

そだな〜。

「ンニャ♪」

…そそくさとテーブルにつく主…。
………いや…あのさ…さっきから弟子が使ってるの…包丁じゃないから…。
尚、カルドが無事に発見されたのはそれから3日後、主がハムを摘み食いしようとしていた時だったそうな…。
当然、主が摘み食いの咎でボロボロに成ったのは言うまでも無い…。

「武器と防具 西洋編」 新紀元社
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