カラベラ   (Karabela)
 
刀剣
全長・90〜100センチ,重量・0.8〜1.0キログラム
カラベラは、振り回し相手をかすめ切る事を目的としたトルコの刀剣です。

カラベラは17世紀にオスマン・トルコの勢力拡大と共にペルシア、インド、北アフリカ、東ヨーロッパ等の広い地域で使われました。
柄に特徴があり、小指に向かって緩やかなカーブを描き切刃側に湾曲し、先端は丸まり直角に突き出しています。
このような柄を、「鷲の頭:(
Eagle’s head)」と呼んでいます。
また、中には疑似刃を持った物も有り、この疑似刃をフォールス・エッジと言います。
フォールス・エッジは剣身の4分の1から3分の1を占めており、比較的長めのモノはイェルマンと呼ばれます。

フランスのナポレオンにより、18世紀末に再びヨーロッパで脚光を浴びますが、それは一時的なものでした。
ですが、19世紀にはポーランドを代表する刀剣として知られる事になります。

 

 

何処にでも有りそうな剣を1本腰にぶら下げて登場の主…。
何か変わった剣なのかね?

さて、特に何の変哲も無い剣なんだが…。
「本当に普通の剣ですね…。」

あえて特別といえそうなのは…この柄かな〜?

「?微妙な形ですね。」

うむ、恐らくはこのちょいと突き出した部分に小指を引っ掛けるような役割があったと思われる〜。
この剣は激しく打ち合いをすると言うよりも、振り回してかすめ切るのを目的としているからな〜。

「振り回した際に、手からすっぽ抜けないようにという目的もあるんでしょうね♪」

うむ、そうだろうね〜。
ちなみに此処を『鷹の頭』と呼んでいる〜。

「まぁ…見えなくないという感じですね…。」

さて…実際に使って…。

「あっ♪ボクやります♪」

………大丈夫か〜?

「あの藁束を切ればいいんですよね?」

まぁそうだが……。

「って…何でそんなに逃げているんですか…。」

ん?いや…深い意味は無いぞ〜。

「…どうせボクが手を滑らせてこの剣を投げるとでも思っているんでしょう?」

ははははは〜♪御名答〜♪

「失礼な!そんな事しません!」
(ズバシャシャシャ♪)
ふぎゃぁ〜!!

「わぁ♪本当にかすめ切ってもてから滑り落ちませんね♪」

………。

「あれ?師匠?」

あれ?じゃないって…。
弟子から遥かに離れ、物陰に身を潜めていた主だったが…。
その行為が気に入らなかったか、弟子に滅多切りにされる主…。
木々の良い栄養分と成るだろう、うんうん♪

「武器と防具 西洋編」 新紀元社
「武器辞典」 新紀元社