これは珍しい…両刃の斧。
そのわりには柄がかなりいい加減だが…。ぬ〜ん…。
「師匠…そういういかにもしょうも無い品は捨てましょうよ。」
は?
「ですから…その柄が折れたのを無理やり直したような斧ですよ。」
……もしかして此れのことか〜?
「そうです!こんな添え木なんかしないで直すなら直すでちゃんと直しましょうよ。」
あ〜…そうかそう見たか〜。
「?」
あのな、これは別に壊れたのを直してあるわけじゃないんだぞ〜。
これは、こうして木の棒を束ねて重みを増しているんだね〜。
これで叩き付けた時の威力が増すってもんさ〜。
「…そう…なんですか?」
うむ〜♪
他にもこういう両刃の…。
「あの、いいですか?」
はい!質問のあるときは挙手して…。
「はいはい、それでちょっと疑問なんですけど…。」
何だ〜?
「これって、その木の束で重みを増しているわけですよね?」
そうだよ〜?
「でも…威力を増すなら、柄の先、斧頭があるところを重くした方がいいと思うんですけど?」
いや、まぁそうなんだけどね〜。
「でしょう?だったら斧頭を大きくしたほうが…。」
いや、だけどな…頭が重いと振り回すの大変だぞ〜?
むしろ柄の部分を重くした方が扱いやすくはなるもんだ〜。
「そうですか?簡単に扱えると思うんですけど?」
…ほんじゃ、此処にちょっと斧頭を大きくしたのが有るから振るってみ〜。
「あっはい。………重くないですよ?」
………化け物か…。
「師匠にだけは言われたくないです。」
通常の4・5倍の重さを与えたビペンニスを軽々と振り回す弟子…。
だから化け物か…お前は…。
尚、ビペンニスの所有者は指揮官等とされているが…。
あまり格好良くないよね?
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