アンテニー・ダガー   (Antennae・dagger)
 
短剣
全長・30センチ程度,身幅・2センチ,重量・0.25キログラム
アンテニー・ダガーは、13世紀から14世紀までの間、ヨーロッパで最も一般的な短剣として使われていました。

両刃と片刃のモノがあり、両刃の剣身はやや緩やかにカーブしており、刃先に向かい刃圧を厚くしています。
此は切ることを目的に使われていたと考えられています。
戦場で武器とするよりも、日常生活で多目的な形で使用される事が多かったようです。
アンテニーとは、カタツムリの触覚を意味しており、柄頭がカタツムリの触覚のような形状をしていた事からこの名が付いたと言われています。
また、アンテナという言葉がラテン語の「輪」を意味する、アヌルス(
Anulus)から、来ている事から輪状の柄頭という意味も有ったとする説もあります。
このような柄頭の形状は、特に役割はなく何かの象徴とされていると考えられています。

 

 

森を移動中の一行…何か揉めているが…。

だ〜!!何処で落としたんだ〜!
「ははは…何処でしょう?」
だから、ちゃんと紐なり鎖なり付けておけと言ったのに〜!!
「ちゃんと付けていましたよ。」
んじゃ、何で落とす…おんや〜?
「有りましたか!?」
もしかして…これか…?
「そうです!それです!わ〜、良かったぁ♪」
うぉい…まさかこの柄頭に結んだのでは…。
「?そうですけど?」
………。

アンテニー・ダガーの柄頭…輪になっているようで輪になっていない…。
そんな所に結んだら外れるわな、普通…。

「武器と防具 西洋編」 新紀元社
「武器事典」 新紀元社