ろくろ首(ロクロクビ)  (Rokurokubi)
 
妖怪
ろくろ首は、長い首をもった日本の妖怪です。

ろくろ首は人と同じ姿をしていますが、首だけが何十メートルにも伸びる妖怪です。
女性である事が多く、男性のろくろ首が出たとする話はあまり伝わっていません。
普段は人と同じ生活を送り、夜中に成ると首だけが蛇のようにのたくり伸び出すという事が多いようで、当のろくろ首本人でさえ、自分が妖怪であるという事に気付いていない事が多いようです。
特に何か人に害を成すという事は無いようですが、自分がろくろ首であると自覚している者の中には、夜中に行灯の灯油を舐めたり、人の精気を吸うなどといった事をする者も居たようです。

 

 

逃げたのっぺら坊を追う主達。
階段の手前まで来たところで…。
見失ってしまった。

むぅ…何処に行きやがった…。
「師匠…そんな無理に追わなくても…。」

何を言う〜!自分から逃れられると思われては…。

???「クスクスクス…。」

ぬぅ!?誰だ〜!?

「師匠!2階です!」

なに〜!?

???「クスクスクス…。」

むっか〜〜〜!!
何か腹立つ〜!!
えぇい!其処を動くな〜!!

「師匠!相手は女性です!
 穏便に!!!」

ドタドタドタ!!!
此処か〜!!
…あれ〜?

「師匠!穏便に!
 って…誰も居ませんね?」

???「クスクスクス…。」

「師匠!下です!」

おのれ!何時の間に〜!

ドタドタドタ!!!
ちょうえいあ〜〜!!

「…ってあれ?誰も居ませんよ??」

???「クスクスクス…。」

おのれ!またも2階か〜!
えぇい!ちょこまかと〜!

「あ!師匠!!!」

???「クスクスクス…。」

フスマのかげから顔を出し、クスクスと笑う女性を追いかける主達。
…その正体は、ろくろ首。
長い首を活かし、あちらこちらから顔を出しているだけなのだが…。
主達がその事に気づくのには…。
まだまだ時間がかかりそうだ。

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