ヘリオス  (Helios)
ソール(Sol
ギリシア神話   ローマ神話
ヘリオスは、ギリシア神話に登場する太陽神です。

ヘリオスはティターン神族のヒュペリオンとティアの息子であり、太陽の運行を司る神です。
彼は毎日朝が訪れると、四頭立ての炎の馬車に乗り、天空へと駆け上がります。
こうして地上に光を与えると夕方には西の海へと沈み、オケアノスの水を黄金の杯に乗り渡り東に有る神殿へと戻ります。
この太陽の馬車はヘリオスにしか扱えず、1度だけ彼の息子であるパエトンが乗り込み、天空へと駆け上がりましたが、御する事が出来ずに馬車は暴走し、これを沈める為に投げられたゼウスの雷に打たれ墜落しています。

ヘリオスは時代が下るとアポロンと同一視されています。
また、ローマ神話ではソールと同一視されています。

親…ヒュペリオン,ティア

兄弟…月の女神セレネ,暁の女神エオス

妻…ペルセイス

子…ヘリアス,パエトン,等々

 

 

オケアノスの流れに身を任せ…。
何時の間にやら黄金の杯に乗り込んでいる主達…。

や〜悪いね〜。
ヘリオス「構わんが…本気なのか?」

「そうですよ…もっと別の方法が…。」

何を言うか!ヘリオスの太陽の馬車に乗り込み天を目指す!これ以上の最良の策はなかろう〜?

「最良以前に無茶でしょ…。」

ヘリオス「うむ…大丈夫か…?

…何か問題あるとか〜?

ヘリオス「いや、無いが…。」

それじゃいいじゃん〜♪

「ホントに大丈夫かな…。」

ヘリオス「っとしゃべっている間に到着したぞ。」

おぉ着いたか〜。

「此処から乗り換えですか?」

うむ、此処からが本番だ〜。

ヘリオス「よしよしよし…いい子達だ。」

「この4頭の馬が馬車を引いてくれるんですね?」

そうだぞ〜。

ヘリオス「こいつらは私でないと言う事を聞いてくれないからな。
      くれぐれも気をつけてくれ。」

あいよ〜♪

ヘリオス「それじゃ…行くぞ!」

うぉいしゃ〜♪

「わわわ!!」

ヘリオス「しっかり掴まっていろ!
      振り落とされたら洒落にならないぞ!」

にゅぉ……。

「あっ…。」

ヘリオス「あ…。」

にゅぉぉぉぉぉぉぉぉ〜〜〜〜〜!!!!

「し…師匠ぉぉ!!」

ヘリオス「だからしっかり掴まって!!えぇい!!」

ヘリオスの太陽の馬車から滑り落ちた主…。
ちゃんと掴まっていないから…。
慌てて馬車を戻そうとするも、決まった軌道から逸れられぬヘリオス…。
主は…まぁ大丈夫だろ…。

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「ギリシア・ローマ神話辞典」 岩波書店
「世界の怪物・神獣事典」 原書房