エリニュス  (Erinys)
エリュニエス (Erinyes),フリアイ (Furiae),ディーライ (Dirae
神  ギリシア神話  ローマ神話
エリニュスは、ギリシア神話に登場する3人の復讐の女神です。

エリニュスは天空の神ウラノスがその息子であるクロノスにより男根を切り落とされた際、大地ガイアに滴り落ちた血から産まれました。
肉親間、あるいは一般的な殺人、または自然の法に反する行いをした者に復讐あるいは罪の追求をする女神達です。
当初エリニュスは複数いるとされていましたが、後にアレクト(休まぬ女),メガイア(妬む女),ティシポネ(殺人を復讐する女)の3人に定められました。
彼女達は髪の代わりに頭から蛇をはやした恐ろしい形相をしています。
普段は冥界ですごしていますが、背に生えた翼で空を飛び罪人を何処までも追いかけるともされています。
また、一説によればエリニュス達はそのような恐ろしい姿はしていないともされています。

エリニュスの登場する有名な神話に王子オレステスの話が有ります。
ミュケナイの王であったアガメムノンが、その妻であるクリュタイムネストラに殺害されました。
これに対しその息子であるオレステスは父の復讐をせんと、母であるクリュタイムネストラとその愛人で有るアイギストスを倒し復讐を果たしました。
しかし、このような親殺しをエリニュス達は許す事は無く、例えそれがアポロンの神託によるものであろうと構う事無く延々オレステスを追い掛け回し、彼を苦しめました。
それは彼がアテナイのアレオバゴス会議にて裁判を受けるまで続いたのでした。

エリニュスは復讐の女神として恐れられる一方で、大地との関わりから豊穣の女神としても崇拝されていました。
また、ローマではフリアイ、あるいはディーライと呼ばれています。

親…ウラノス,ガイア

 

 

クロノスを倒し、師の仇をとった弟子…。
いや、仇も何もまだ死んでないってね…。

うぅ…結構イタイ…。
「痛いですむんですから丈夫ですよね…。」

いや…そうは言うがな〜。

「大丈夫です!仇は…。」

???「娘よ!」

「!?誰です!?」

???「何時が仇を討ちたいのならば…。」
???「我等がそれに力を貸そう…。」

「あなた方は!?」

エリニュス「我等はエリニュス。復讐を司る3女神。」
エリニュス「さぁ!己の師の敵を打ち果たしに!」

ん〜…とだな…。

エリニュス「…何故お前が此処に?」

いや…あの程度でやられるほどやわな身体をしていないし〜。

「それにもうやっつけちゃいましたし…。」

エリニュス「………。」
(どげし♪)
げふっ!!

エリニュス「さぁ!師は未だ倒されたまま!」
エリニュス「今こそ復讐の時!」
エリニュス「我等の力を!」

「あの…倒されたも何も…いま思いっきり蹴りましたよね?」

エリニュス「……うむ…。」

「そうなると…復讐する相手って…。」

エリニュス「…………。」

「…………。」

エリニュス「……復讐は見事果たされた!」
エリニュス「では、我等は去るとしよう…。」

待てこら〜!!

エリニュス「そっそれではな!」

待てと言うに〜!

「あ〜…もう行っちゃいましたね…。」

うがぁ!追いかけていって復讐してやる〜!!

「……復讐の女神に復讐ですか…。」

ぬがぁ〜!!!

エリニュス達が飛び去った方角に向けて怒りの咆哮を上げる主…。
獣かお前は…。
酸欠になったのか傷に響いたのかそのままばったりと倒れ伏す…。
大人しくしていろ…。

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