アトラス  (Atlas)
 
ギリシア神話   ローマ神話   巨人
アトラスは、天空を支えているギリシャ神話の神の1人です。

アトラスはティタン神族の1人であり、かつてゼウスを初めとする新しき神々に戦いを挑んだ1人でもありました。
この戦いはゼウス達、新しき神々の勝利に終わり、敗れたアトラスは永遠に天空を支えるという処罰を与えられました。
長きに渡り天空を支えていたアトラスですが、ギリシャ神話の英雄の1人ペルセウスが彼の前に現れた時、その苦しみから解放されました。
アトラスはペルセウスに頼み、彼の持っていたメデューサの首を見せてもらい、その身を石に変えたといわれています。
それが今のアトラス山脈だとされています。
また、別説によるとペルセウスがこの地を訪れた際、一夜の宿を求めたのに対し、アトラスがこれを拒んだ為、怒ったペルセウスにより石化させられたともされています。

また、過去に1度だけアトラスが天空を支える任からとかれた事がありました。
それはギリシャ神話の英雄の1人ヘラクレスが、ヘスペリデスの園になる黄金のリンゴを求めてきた時でした。
彼の地にはアトラスの娘である3人のヘスペリデスがおり、ヘラクレスの代わりに彼が娘達に頼み黄金のリンゴを取ってくる代わりに、その間天空を支えているという条件の下、アトラスは一時的に天空を支える仕事から解放されました。
無事に黄金のリンゴを手に入れたアトラスは、再び天空を支えるという難業にかかるのを拒み、自分がこのリンゴを届けようと申し出ます。
このままでは永遠に天空を支える任を押し付けられると感づいたヘラクレスは、同意したフリをして自分が頭の上に天空を支える為の円座を整える間だけ、もう一度天空を支えてくれと頼み、アトラスが再び天空を支えた隙に黄金のリンゴを持って逃げ出しました。

親…イアペトス,クリュメネ

子…ヘスペリデス・等々

 

 

イリスの虹の橋から転げ落ちた主…。
何か丸い物体にワンバウンドして落下したその場所は…。

いたたたた…。
???「大丈夫か?おぬし?」

ん、まぁなんとか…。

???「よくまぁあの高さから落ちて無事だな…。」

はっはっはっ生半可な鍛え方は…っておや?アトラスじゃないか〜。

アトラス「相変わらずの不死身っぷりじゃな…。」

まぁの〜♪で?お前さんは何やってるの〜?

アトラス「…喧嘩売っておるのか?おぬし…。」

いや冗談だ…だから落ち着け…。

アトラス「自由に動けていたら殴り倒しておるぞ…。」

怖い事言うな〜。
天空支えられるパワーのお前に殴られたらひとたまりも無いぞ〜。

アトラス「…いや、おぬしなら大丈夫そうな気がするんだが…。」

失礼なヤツだな…それはそうと…上に戻りたいんだが良い方法ないかな〜?

アトラス「そうじゃな…おぬしが儂にかわって天空を支えてくれるのなら上に…。」

まてまて…お前に代わって支えていたら、どうやっても無理だろうが〜!

アトラス「ちっ…気付きおったか…。」

当たり前だ…。

アトラス「ではそうじゃな…ではこういうのはどうだ?板の一方にお前が乗り、もう一方に儂が飛び乗るというのは…。」

ふむ、シーソーの要領で上へと」跳ね上げるという寸法か〜。

アトラス「良い案じゃろ?それじゃ儂が丈夫そうな木の板を持って来てやるから、その間天空を支えていてくれ。」

よしきた〜♪って待て〜!そのかわった瞬間に逃げ出すつもりだろうがそうはいかないぞ〜!

アトラス「ち…感の良いヤツじゃな。」

おまえな…。

アトラス「それじゃ…こんなのは…。」

…………
………
……
アトラス「えぇい!面倒じゃ!儂が蹴りとばしてやろう!」

まて!お前に蹴られたりした日には粉々に…!

アトラス「でぃりゃぁぁぁぁ!!!」

どうぎょうえ〜〜〜〜!!!

アトラス「…ふむ…良く飛んだの…。
     結局、天空を担がせる事は出来何だが…多少はウサ晴らしにはなったの。」

アトラスに蹴り飛ばされ遥か上空へと飛んでいく主…。
どうやら、とりあえずは粉々に成るような事は無かったようだ…。
…丈夫な身体しているねぇ…。

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「ギリシア・ローマ神話辞典」 岩波書店
「世界の怪物・神獣事典」 原書房