ワイト   (Wight)
塚人,ブロウ・ワイト (Barrow Wight
モンスター  アンデット
J.R.R.トールキンの『指輪物語』、此に塚人Barrow Wight)と言うモンスターが登場します。
此以来、ワイトは恐るべきアンデットモンスターとなります。
それまでワイトと言う単語は「人」と言う意味しか持っていませんでした。

塚人は元は高貴な人間、王や王妃等の遺体に邪悪な霊やデーモンが乗り移ったモノです。
ミイラ化した体を金銀財宝の装飾品で飾っており、塚の中の闇に潜んでいます。
塚人は、人の意志を萎えさせる力を持っており、この力を使い誰かが自分の住処である塚の近くにやってくると、その者を気絶させ塚の中へ引きずり込みます。
そして、豪華な装身具を身につけさせ、剣で殺し自らの仲間を増やそうとします。
また、彼等は日の光を嫌い、日に当たると崩壊してしまいます。
それ故、塚人を殲滅するには塚を暴き、日の光を差し込むようにしてやればよいのです。

他にもワイトの姿には幾つかあります。
RPGに登場するワイトは、ゾンビやグールと違いキチンとした肉体を持っているモノも居ます。
それ故、暗がりなどでは普通の人間と見間違える事も有るようですが、その表情は断末魔の苦痛に歪められています。
また、彼等の肉体は黄色い光に包まれており、実は此がワイトの本体であるとも言われています。
彼等は怨念や妄執で動くのではなく、この光によって操られているただの死体なのです。
ワイトの恐るべき点は彼等に攻撃される度に相手の生命力を奪う事、そして彼等に殺された者はワイトとして蘇るという事です。

 

 

マミィ達を粉砕し突き進んだその先に大きな広間…。
金銀財宝に囲まれた棺が1つ…。

「……此処は…もしかして何かの墳墓だったのかな?
 …あの棺…もう良いです、ごめんなさいお願いだから出ないで…。」
ワイト「…そう言われてもな、此処まで来た客人に、
    挨拶無しというわけにもいかぬだろう?」

「あぁ!!また出たぁ!もう嫌だよぉ、家に帰りたいよぉ…。」
ワイト「折角来たのに何だが、早速儂の仲間に成って貰おうか。」
「遠慮します!力一杯、辞退します!」

ワイト「ふっ遠慮はいらん…さぁガッ!!」(めきっ!)
ふぅ、危ないところだったね〜♪
「あぁ!師匠ぉぉ〜!!」
あ〜よしよし〜。
「でも師匠、よく此処まで来れましたね?」
あ〜、だってお前が邪魔な守護者やら何やら排除してくれたからね〜♪
おかげで無事に此処まで来れたよ〜♪

「えっ…もしかして師匠…ボクを助けに来たんじゃなくて…。」
ん!最初から此処が目的地〜♪
「もしかして…ボクを先に行かせて楽に此処に来ようと…。」
はっ!ちょっと待て!此には深い訳グハァっ!!
「問答無用!!」

…弟子によりボコボコにされる主…当たり前である…。
何かついでにワイトもぼろ雑巾の様にされているが…気付いてないな…。
しかし、主は此処に何しに来たのであろう?

←f3 f4 f5→

「幻想世界の住人達」 新紀元社
「モンスター・コレクション 改訂版(下)」 富士見文庫