ポルターガイストのおかげで随分と片付いた庵の中…。
ふと、暖炉を見つめる主の姿が…何が気になるのやら。ふむぅ…そういえば…。
暖炉の中も、もう随分と掃除してなかったな〜。
此処はひとつ、灰を取り除き、綺麗に掃除してやろうでは無いか〜。
「師匠〜って何やってるんです?
暖炉の火なんか消して珍しい。」
ちゃんと種火はとってあるから大丈夫〜♪
なに、この灰をいい加減掃除しないとなと思ってな〜。
「なるほど。確かにもう随分と溜まってますもんね。」
だろ〜?
それじゃサクサクッとその灰を…。
「…どうしました?」
………。
「……にゃぁぁぁ!!ははははははは!灰の中から!!」
…あ…また気絶した…。
???「う〜ん…五月蝿いなぁ…。」
ん?もしかして…マサンか〜?
マサン「ん?そうだよぉ?」
いや、そうだよぉじゃないから…。
なんでこんな所から出てくるかね、お前さんは〜。
マサン「いいじゃないの。
灰有る所にマサン有りって言うし。」
言わない言わない〜。
勝手な造語はヤメイ〜。
だいたい、お前さんは火葬場の灰の中から出てくるモンだろうが〜。
何で暖炉の灰の中から出てくるかな〜?
マサン「何言ってるの?この暖炉の中で色んなモノが火葬されてるのさ。」
…へ…?
マサン「家畜の肉に魚や野菜、これだって皆、生きていた存在じゃないか。」
あぁ…なるほど…そうくるか〜。
マサン「ましてや此処は不思議がいっぱいの場所。
暖炉から何が発生しても不思議じゃないだろ?」
まぁの〜…って納得してどうする自分〜!
あ〜とりあえず…このままだと灰がこぼれて困るから〜。
マサン「はいはい。出来れば丁寧に扱ってね。
まだ出来ていないパーツとかも有るから。」
…面倒なやっちゃな〜。
ブチブチ文句を言いながら、灰から半分身を乗り出したマサンを運ぶ主。
普通はそんなところから出て来はしないのだが…まぁ庵だし。
尚、弟子は未だに気を失ったままである。
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