マサン  (Masan)
 
モンスター  アンデット
マサンは、インドに伝わる悪霊の一種です。

マサンは「火葬場」という意味を持ち、火葬されたばかりの灰の中から出現するとされています。
黒い人の形をしているとされ、吸血の性質を持っています。
料理で使った火を何時までも消さずにいたりすると出現し、女性が衣服を引きずっていると後をつけてくるとも言われています。

マサンは特に子供を苦しめる悪霊とされています。
マサンにとりつかれた子供は痩せ衰え、やがて死に至ります。

 

 

ポルターガイストのおかげで随分と片付いた庵の中…。
ふと、暖炉を見つめる主の姿が…何が気になるのやら。

ふむぅ…そういえば…。
暖炉の中も、もう随分と掃除してなかったな〜。
此処はひとつ、灰を取り除き、綺麗に掃除してやろうでは無いか〜。

「師匠〜って何やってるんです?
 暖炉の火なんか消して珍しい。」

ちゃんと種火はとってあるから大丈夫〜♪
なに、この灰をいい加減掃除しないとなと思ってな〜。

「なるほど。確かにもう随分と溜まってますもんね。」

だろ〜?
それじゃサクサクッとその灰を…。

「…どうしました?」

………。

「……にゃぁぁぁ!!ははははははは!灰の中から!!」

…あ…また気絶した…。

???「う〜ん…五月蝿いなぁ…。」

ん?もしかして…マサンか〜?

マサン「ん?そうだよぉ?」

いや、そうだよぉじゃないから…。
なんでこんな所から出てくるかね、お前さんは〜。

マサン「いいじゃないの。
     灰有る所にマサン有りって言うし。」

言わない言わない〜。
勝手な造語はヤメイ〜。
だいたい、お前さんは火葬場の灰の中から出てくるモンだろうが〜。
何で暖炉の灰の中から出てくるかな〜?

マサン「何言ってるの?この暖炉の中で色んなモノが火葬されてるのさ。」

…へ…?

マサン「家畜の肉に魚や野菜、これだって皆、生きていた存在じゃないか。」

あぁ…なるほど…そうくるか〜。

マサン「ましてや此処は不思議がいっぱいの場所。
     暖炉から何が発生しても不思議じゃないだろ?」

まぁの〜…って納得してどうする自分〜!
あ〜とりあえず…このままだと灰がこぼれて困るから〜。

マサン「はいはい。出来れば丁寧に扱ってね。
     まだ出来ていないパーツとかも有るから。」

…面倒なやっちゃな〜。

ブチブチ文句を言いながら、灰から半分身を乗り出したマサンを運ぶ主。
普通はそんなところから出て来はしないのだが…まぁ庵だし。
尚、弟子は未だに気を失ったままである。

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