クラーケン   (Kraken)
 
モンスター
クラーケンの語源は古代のノルウェー語でクラーク(Kraken:北極)から来ています。
その名の示すように、北極の海付近の冷たい海に潜む、巨大な海の怪物です。

その姿は一般には、巨大なイカやタコの多足類説、大海蛇説、エビやザリガニの甲殻類説、クラゲやヒトデ等とする説、ドラゴンの一種とする説、巨大な島のような肉の塊とする説等、多数の説があり定説はありません。

ペルゲンの司教にして、コペンハーゲン大学の総長代理を務めたエリック・ポントピダンは『ノルウェーの博物誌』の中でクラーケンに関して記しています。
それによると、クラーケンは直径が2.5キロメートルもあり、島と見間違うような巨大な背中を水面に浮かべ、決して全体が目に入る事は無かったと言います。
その周囲には海草や漂流物が揺れ、小魚がはね回っていました。
小魚が寄って来るのは、クラーケンの発する強力な臭いに魚を引き付ける力があり、此により寄ってきた魚達をクラーケンは食べていました。
何ヶ月も食べ続けたかと思うと、何ヶ月も排泄し続けるのですが、この排泄物にも魚が寄ってくるため、クラーケンが食事に困る事は有りませんでした。
クラーケンは海中に中型船のマスト程の太さの触手を何本も持っており、どんな船でも抱き込み沈めてしまう事が出来ます。
また、液体を吐き出して海を真っ黒に染める習性が有ると言われています。
一風変わった説として、全長2.5キロメートル、海草のような髭、大きな島のような甲羅を持っているという説もあります。

クラーケンは大人しい性質をしているとされ、やたらに人や船を襲うことは無いとされています。
アイルランドの聖ブレダンが、クラーケンの背中に上陸し祝福のミサをあげた時、聖人の敬虔さにうたれ、ミサが終わるまで静かにじっとしていたと言われています。

 

 

マーメイドに助けられ、どうにか陸地にたどり着いた主…。
さて、これからどうするのやら…。

うぅぅ…なっ何とか助かっフェックシィ!!!
う〜、寒っ!このままでは風邪をひいてしまう〜。
とっ、とりあえず火を起こして暖をとらねば〜。
薪を集め…ちょうどいい流木が有るね…助かった…。
火を……………気合いだ!気合いで起こせ〜〜!!
ふぬぉぉぉぉぉ!!!
(ガシ!ガシ!ガシ!ガシ!ガシ!ガシ!シュボッ!)
ふぅ…これでやっと落ち着けるよ〜。
はぁ〜…暖かい…こう火を見ると歌いたくなるね〜♪
燃えろ〜♪燃えろ〜♪炎よ燃えろ〜♪
(ゴゴゴ……。)
和むね〜……魚でも焼こうかな〜?(ゴゴゴゴ……。)
焼っけたかな〜♪焼っけたかな〜♪(ゴゴゴゴゴゴ……。)
……さっきから妙な地鳴りがするんだけどぉぉぉおおおぉぉぉぉ!!??
ざばばばばばばばばば!!!
津波ですか〜!?がばがぼ!!
(ごぼごぼ)
ぷはっ!あぁ〜!?自分の焼き魚がぼがぼごぼごぼごぼ……。

主がたどり着いたのは陸地ではなく、クラーケンの背中だったようだ。
焚き火の炎か、それとも主の歌声から逃れるためか海へ潜り始めたクラーケン…。
多分後者だな……ちなみに、主は当然の如く溺れている。
それにしても……自分の身より、焼き魚かい…。

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