ヘカトンケイル   (Hecatoncheir,Hekatoncheir)
ヘカトンケイレス (Hekatoncheires
モンスター  巨人  ギリシャ神話
ヘカトンケイルは、ギリシャ神話に登場する多腕の巨人です。

ヘカトンケイルは100の腕と50の頭を持つとされる巨人です。
彼等は世界創世にのおりにウラノスとガイアの間に産まれ、ブリアレロース(Briareos:活力)、ギュェース(Gyes)あるいはギューゲース(Gyges:大きな手足)、コットス(Kottos:怒り)の3人がいました。
この3人の巨人は見た目の醜さと強大な力から、父であるウラノスに疎まれ、産まれて直にタルタロスへ幽閉されてしまいました。
しかし、その後ティターン神族との戦いの際、ゼウスにより解放されオリュンポス神族の勝利に貢献しました。
戦いを終えた後、コットスとギューゲースの2人のヘカトンケイルは、ティターン神族を幽閉したタルタロスへと続く青銅の門を守る役につきました。

3人のヘカトンケイルのうち、ブリアレロース1人だけは海神ポセイドンの養子となりました。
後にヘラ、ポセイドン、アテネの3神が、陰謀をめぐらせゼウスを捕らえた際、海の妖精であるテティスの願いによりゼウスを解放したのがアイガイオン(Aigaion)というヘカトンケイルでした。
このアイガイオンは実はブリアレロースであったとする説も有ります。

 

 

屋根掃除を頼んだタロスが倒れ、コレの片付けに手間取った主達…。
庵の掃除がまったく進んでいないぞ!!

だぁぁぁぁぁ!!
「師匠が壊れた!?」

掃除がまったく進まない〜〜!!

「そうですね…。」

人手が足りないんだ!人手が〜〜!

「いえ、師匠がサボっているせいだと思います。」

そんな訳で助っ人を呼んでみた〜!

「人の話聞いてませんね…。」

???「ども。」

助っ人のヘカトンケイルだ〜。

「はやっ!?」

そいでは早速掃除を手伝ってもらいたいのだが…。

ヘカトンケイル「了解した。」

「………。」

まずは…そうだな〜。
武具倉庫の整理でもしてもらおうか〜♪

ヘカトンケイル「任せてもらおう。」

「…………あの……。」

?何か〜?

「あの人手って…。」

うむ、いっぱい手があるだろ〜?

「まんまですね…。」

あれだけ手があれば一度に荷物もいっぱい持てて便利だろ〜♪

「そう上手くいくとは思えないんですけど…。」

大丈夫だ…
(ガラガラガラ!!!!)
「………。」

………何事〜!?

ヘカトンケイル「おや?主さんどうしたね?」

…………。

「そういえば…倉庫の入り口って人間サイズでしたっけ…。」

駆けつけた主達の前に、大量の荷物をもったヘカトンケイルの姿が…。
その後ろには、無残にもぶち破られた倉庫の扉が…。
手はいっぱいあって便利でも…巨人ですから、はい。

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「幻想世界の住人達」 新紀元社
「モンスター・コレクション 改訂版(中)」 富士見文庫