グール   (Ghul)
グーラー (Ghulah)
モンスター  アンデット
食人鬼と訳されている、アラビアのモンスターです。
グールという言葉自体に、元々災厄や恐慌という意味がありました。
此が西洋に渡り、墓地で死んだ人間の肉を食らう食屍鬼として訳されるモンスターとなります。
アラビアのグールは普通の人間と殆ど変わらない姿をしていますが、毛深い黒人で表されることが多いようです。
男性のグールは通常の人間と何処か違うところがあり、耳や顔が長かったり、目が飛び出していたりします。
女性のグールは、グーラーGhulah)と呼ばれており、こちらは美女とされています。

RPG等に登場する、一般的なグールのイメージは地下や墓地の暗闇に潜み、夜が訪れると這い出してきて墓をあばき死体を食らう姿でしょう。
その姿は、腐乱した死体そのものです。
彼等は常に飢え、生有るモノを憎んでいます。
それ故、生きている人間を見つけると、飢えを満たすため、憎しみをぶつけるために問答無用で襲いかかってきます。
また彼等の爪には、相手を麻痺させる毒が有ると言われています。

グールの正体には幾つかの説があり、その1つは、アラビアの魔人ジンの一種であるというモノがあります。
ジンが死者の身体に入り込み、動かしているのだと言うことです。
また、ただの人食い人種の事だという説もあります。
生前、妄執や怨念の強かったモノが、死後も成仏できずに腐敗した肉体に魂を宿し、動き続けているのだとも言われています。
グールは神を嫌っているため、神への祈りの言葉で退散させる事が出来ると言われています。

 

 

ゾンビの元から逃げ出した杏露酒…。
しかし、その前に立ちふさがる影が…。

「はぁはぁはぁ…此処まで来れば…。」
グール「…アァ〜。」
「!!っっきゃ〜〜!!」(ミキッ!)
グール「グギャッ!!」(ぐしゃ♪)
「何なんですか此処はぁ!!こんなのばっかりぃ!!」
グール「…ウゥ…。」
グール「…アァァ…。」

「いやぁ〜!!」(ダダダダダ……)

ダッシュで逃げ出した杏露酒…。
それが正解だ、おかげで嫌な咀嚼音を聞かずにすんだ…。

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「幻想世界の住人達」 新紀元社
「モンスター・コレクション 改訂版(上)」 富士見文庫